ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

医療報酬改定(1)

2008年02月27日 | 気にかかる
             サクラ草
          (武庫之荘 08-2-7)

今月初めて「フラの教室」に出ました。風邪やら腰痛やらでお休み続き、今様浦島の感じでした。人気は衰えず教室一杯の人です。40人以上だと思います。教室の定員は40人ですから、下手に動くとぶつかりそうになります。

しかし1/4位は全然知らない人でした。相変わらず入れ替わりが激しいという事です。授業内容も変わっていました。ストレッチ、基本動作の時間が増えているようです。

やめる理由で一番多いのは「覚えられない」と言う事のようです。私は初めからその気がありませんので、その時間が楽しめればと通っています。「覚えなければ!」と思う人は私の様に1ヶ月も休んでひょっこり現れたりしません。さっさと諦めて止めるようです。

「覚えよう」と努力しなくても、繰り返しているうちに、何となく覚えてしまう部分があるのです。私にとっては始めてのステップが2.3あって慌てましたが、どうにか間違いながらも付いていけました。「覚えなければ!」と思う人は「間違う事が恥かしくて、耐えられない」のでしょうね。さて、どちらが70代の手習いには必要でしょうか?

≪医療の質を評価して≫

『医療を取り巻く本質的の問題は、開業医と病院の診療報酬制度が異なる点です・・・中略・・・今月中旬、二年に一度の診療報酬改定が行われました。焦点は開業医の再診料の見直し。これまでは病院と開業医では、初診料は同額の2700円だが、再診料は病院が570円、開業医が710円と140円の開きがあった。

改定では、開業医を一律優遇するこうした制度を見直し、慢性的に不足する勤務医対策を進める狙いがあったが、日本医師会の強硬な反対で病院側の再診料を30円上げるだけの結果になった。

つまり、開業医は患者数が少なくても一人当たりの診察料が高く、病院は患者数が多くても診察料が安いため、勤務医の労働条件が改善されないというわけだ』

これを読んで私は「えっ!」と思った。私は2週間ごとに血圧のお薬を貰いに通っているわけです。今「診察料」を調べてみて、月初めと2度目で「診察料」が違う事に気が付いた。そして今月は風邪の為に通院した。1回目は違う病名の為か今月初の診察ではないけれど高い方が付いていた。2回目には安い方が付いていた。
2.3日後に血圧のお薬を貰いに行くが、2度目だから安い方だと思う。今まで領収書を貰っても見る事は無かった。でもこれからは見ようと思った。

私の感覚ではむしろ病院の方が高いと思っていた。何故なら、ホームドクターに見てもらうのは慢性疾患か風邪ぐらいだから。病院は開業医の手に負えない病人を診察するのだから、当然診療費も開業医より高いと思っていた。事実は逆で、開業医の方が高く、同額にと願う病院の意見は退けられ、30円の値上りに留まり、依然として開業医の方が110円高い。何故なんだろう?

寝たきりの人でも4ヶ月もすれば、病院からの「退院勧告」があるのは周知の事実、報酬が減額されるからだそうですが、この4月からは「癌患者」までもがその対象になると聞きました。その反面、命に関わりのない、本人も気休めに過ぎないと整形外科に通っている人に制限がなく、生きるのも苦しい「癌患者」を追い出そうというのは納得が行きません。

又精神科の患者も退院さそうとしています。受け入れ先もないまま50年も入院していたというのも驚きですが、この度の「医療報酬改定」は誰の為のものなのでしょう。
                          (640回)
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