ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

黒いマナー

2008年02月08日 | 読みました
             チューリップ
        街角にもチューリップが咲き始めた
      公園にチューリップの波が押し寄せるのも
        時間の問題だろう は~やくこい!

風邪の神様又私の背中辺りでウロウロしている気配。寒い中、頑張って唱歌の学校に行ったのが悪かったかしら。明日は「雪」だそうです。何時も「雪だ雪だ」と騙されている。明日は降らないで欲しい、お出かけだから。

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

       黒いマナー     酒井順子     文春

「負け犬の遠吠え」に次いで読むのは2冊目。

「お付き合いのマナー」「季節のマナー」「関係性のマナー」「危険なマナー」に分かれていて、その一つが5つに分かれている。息子達の年代の人なので、私からすれば「???」と思う事もあるが、相対的に「負うた子に教えられ・・・的なな~るほど」と言う感じでした。

そのうちの一つに「携帯電話は積極的にプレゼント」と言うのは・・・。
『携帯電話とかコンピューターとか言う電子機器は子が親にプレゼントすべきなんです。・・・ 親は「携帯は欲しいが自分では買いたくない」と思っていたりするんです。自分で買っても使い方が解らないし、と言う理由のほかに、「私はいらないといったのに、子供達からもたされちゃって」と言うストーリーを、心のどこかで欲している。

携帯やコンピューターといった電子機器には「子供から買ってもらった」と言うポイントのほかに「子供(とか嫁とか婿とか孫とか)から使い方を教えてもらった」と言うポイントも付いてきます。電子機器を所持し、使っているという事は、子供達から大切にされている証左。つまり携帯を持っている老年と持っていない老年の心理の差とは、お母さんが作った手に込んだお弁当を遠足に持ってくる小学生と、コンビニ弁当を持ってくる小学生の違いなのです。

たとえ忙しくても親に携帯の操作法を教える時間が取れなくとも、やはり親にとって「携帯を子供に買ってもらった」と言う事実は大切。操作法を教えるのはドコモ大学に任せるにしても、せめてドコモショップに一緒に行って買ってあげることぐらいは、したほうがいいようです』

「う~ん。全然そんな気は無いわ」とは言い切れないな~と言う感じ。

我家の息子達はそんなに優しくもないし、こんな考えを他の人がしているなんて考えた事もないと思うわ。まだまだ親の私達のほうが上で、構ってあげるほど、年老いていないと思っているとも言えるかな~。

確かに「子供にもたされて・・・」とか「子供に買ってもらって・・・」とかは時々聞きます。でも私の親しい人の間ではあまり聞かない。皆必要と思ったときに自分で調達しているみたい。ましてコンピューターを買ってもらったなんて聞いた事が無い。

携帯を買う時、確かに息子に一緒に行って貰いました。其れは家族割り引きと言う方法を取るほうが安いと知っていたからです。

使い方を聞こうとしても「説明書読んだら解るやろ」とにべも無い。だからよっぽどの事が無い限り、説明書と首っぴきで操作する。説明書に無い時もある、そんな時は2度3度頼んでやっと渋々教えてくれる。表面的にはありがたそうにしているが、心の中では「あんたを産んだんは私やで、偉そうに・・・」と毒づいている。

近頃は私も賢くなって、気分悪い思いをするよりは、一番年若い友、やすこさんにメールで聞く事にしている。親切に教えてもらえるし。持つべきものは若い友なり!
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2 コメント

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Unknown (O-Haru)
2008-02-09 11:19:58
サクラ草、チューリップを見ると春もすぐそこまで来ていますね。今年は雨が多いですが晴れると日差しはきつくなっています。
10日~17日までニュージーランドへ行って来ます。
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Unknown (ちっち)
2008-02-09 23:47:13
O-Haruさん
ニュージーランドですか、あちらは今夏、花盛りです。12年前のやはり2月、マイプランでレンタカーで回りました。なつかしいな~。お気をつけて行っていらっしゃいませ。楽しいお便り待ってま~す。
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