世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

決算日

2015年03月31日 23時10分23秒 | Weblog
今日も昼休みに公園を徘徊。
だってこんなに綺麗なんだもの・・・桜。





青空と薄紅色の最強コラボ。

勿論、吉熊も一緒。

「綺麗だなあ」


「亮ちゃんに桜のプレゼント。よかったらもらってください」


あら、吉熊。優しいわね。

他部署の方々もみんなお花見をしていた。
「お疲れ様です」
と言い合いながら、スマホで記念撮影。

昨日、喫煙所仲間のN係長に撮影してもらった写真。



今日は決算日で朝からバタバタしていた。
切手、小口現金の締めなど。
そして、明日から始まる新卒研修のシュミレーション。
明日、新卒の前で個人情報保護法について講義をせねばならず、その練習をした。
マイクを通して聞く自分の声はまるで他人の声に聞こえる。
緊張・・・。



そして、今日は心療内科デー。
待ち時間、3時間。
角田光代の「幸福な遊戯」を読み進めた。短編なのだが、表題作の「幸福な遊戯」が切なくて苦しかった。ハルオと立人と私の奇妙な共同生活。家庭の温もりを知らない主人公サトコはその「城」を守ろうと必死なのだが、やがてじんわりと崩壊していく。その過程が辛かった。読み進めていくうちに、いつの間にかサトコに感情移入してしまっていた。遠浅の海に立ってて「動くものか」と思って佇んでいても、やがて気付いたら波に流されてて他の場所に立っていた、という経験を髣髴とさせる。そういう「いつの間にか」マジックをかける、角田光代は。秀逸。

さて診察。
昨今の私を包む状況は極めて穏やかである。仕事も人間関係も良好な方だと言ってもいいだろう。新卒の制服試着の件でイラおこぷんぷん丸が出動しそうになったものの、結果的に自分の好ましい方向に持っていけそうだし、今はただその任務を遂行するのみである。去年のちょうど今日、クマ医師に握手されながら励まされていた自分とは大いに違う。環境も、そして自分自身も。


そのことを主治医クマ医師に言った。
クマ医師は、私が物事をそのまま感情を介入させずに認知できていることを褒めてくれた。

睡眠もマイスリー0.5ミリ/dayで眠れている旨を報告。
「いずれ頓服にしたいんですよね~」
と出来心で言ってみたら、クマ医師はキタコレー!という様相を呈し、
「今は体調的にアレなので、次回から減らしていきましょうっ!!」
と嬉々として減薬モードを提唱。

また始まるのか・・・クマ医師によるドSな減薬・・・。
マイスリー歴10年に幕は下りるのだろうか・・・。
彼の職人ばりの減薬匙加減、すげぇもんなあ・・・。


処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散


さて、明日はいよいよ新卒をお出迎え。
髪を縛って、あのスーツ着て、気合一発。