世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はじまりのうたが聴こえる

2015年03月18日 23時53分05秒 | Weblog
華原朋美さんが再び小室哲哉さんとタッグを組み、5月20日に新曲「はじまりのうたが聴こえる」を出すそうだ。
朋ちゃんが小室さんの楽曲で歌を出すのは「daily news」以来、16年半ぶり、1998年10月以来だという。

・・・すっげー。
もうそんなに経ったのか。


「daily news」



1998年、当時大学3年生だった私はこの歌「daily news」をウォークマンで聴きながら実家から隣町の自動車教習所まで通っていた。国道4号線をひたすら南下。乗り越しばかりでバイト代が吹っ飛んだ・・・。
そろそろ始まる就活で履歴書に秘書検定2級しか書けないのはヤバいんじゃないかと悩み、友達も皆通っていたので私もなんとなく通っていた。

教官と車に乗り、田んぼのど真ん中で、
「ライトを点けてください」
と指示され、これだろうか?と思いあたる棒を押したか引いたかしたら、前面の窓に液体が噴射されてびっくりしたことなど、走馬灯のように思い出される。

女性の教官で、華原朋美ファンが居た。色っぽくて美人の彼女に教わるときは嬉しかった。
ある日、彼女から、
「今度結婚するの。結婚式で朋ちゃんの曲を流したいと思ってるのだけれども、何の曲がいいかな?」
という相談をされたこともある。良き思い出である。



その年の紅白で、「daily news」を歌った朋ちゃんを見て
「あ、これは小室さんと別れたな」
と直感で思った。
左手薬指のリングが消えていたからである。髪も短くなっていた。
それに紅白に出場の際には必ず小室さんが一緒だったのに、このときはバックダンサーと一緒だったのである。表情も若干やつれていて、とても心配した。


あれから16年。
私は宇都宮の実家を出て上京。
年に一回の夏旅には必ずこのバケーションちっくなこの歌「daily news」をお供にしている。
レゲエ調なサウンド、開放的な歌詞、「その日のニュースなんて知ったこっちゃねぇんだよ!」と夏休みの海に浮かぶワクワク感が夏旅にぴったり・・・。
でも、必ずあの不穏な紅白、そしてその後の朋ちゃん&小室さんの破局報道、「もう小室さんの曲で歌う朋ちゃんはないんだ」という絶望感をも思い起こさせ、一抹の物悲しさを感じさせる曲でもあった。

しかし「daily news」はその役割を終える。

先述のとおり、5月20日に「はじまりのうたが聴こえる」がリリースされる!
「daily news」は華原&小室の最後の曲ではなくなるのである!!

賛否両論あるのだが、今の朋ちゃんだったら大丈夫だと信じたい。
16年という月日を、耳で感じたい。
頑張れ、朋ちゃん、小室さん。


そして、16年前に予想していた通り、私はペーパードライバーになった。




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