世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

富士山麓にオウム泣く

2015年03月20日 21時12分14秒 | Weblog
防災訓練でいつもより15分早く出勤!!「マッサン」見られず。
訓練は、全体朝礼のように本社社員が一箇所に集合し、選ばれた社員がみんなを代表して実際に119番をして、そのやり取りを聴くというもの。選任された人のドキドキは計り知れない。

これ、「もし○○さんが選任されたら」という妄想話で今日の喫煙所は盛り上がった。

★チョイ悪っぽいKマネージャーだったら・・・
「あ、給湯室が燃えてるんで~。そこんところ夜露死苦ぅ~」

★会長
「あのね~、ちょっとね~、会社が燃えちゃってるんですよ。できればねぇ、ちょっとねぇ、早く来てくださいね~。うぐぐ~」

★社長
「I am president. My company is fire. Please come early」

海外の大学に留学していたもんで・・・。

★副社長(江戸っ子)
「おい、よう。うちが燃えちまったてるんだ。とっとと来やがれ、ばろう、ちくしょう」

★私
「ご報告申し上げたいことがございますが、ただいまお時間よろしゅうございますか?」
・・・しかも前傾姿勢でな。秘書検定1級モード炸裂。火災が広がっちゃうYO!燃え尽きちゃうYO!




昨日、弁当屋が注文をトチり、今日はそのお詫びとして鳥のから揚げを持ってきた。
プリンターの上に置いて・・・みんなで山分け。


居酒屋っぽい雰囲気の昼休み。
吉熊上司が、後輩男子ほっしー君に
「ビール買ってきて」
と冗談で言っててクソワロタ。

私は鶏肉は苦手なのだが、ここのから揚げと母ヨーコたんのから揚げは大丈夫。
ご馳走さま。


後輩男女と一緒に帰った。
ほっしー君は本社に異動してきて1週間。
販売職から事務職への異動でちょっぴりお疲れのもよう。
吉熊上司からエクセルを使った難しい仕事を与えられていて大変そうだ。
電車内でLINEのIDを交換し、後輩女子Cちゃんが経営管理室のグループを作成してくれた。ありがとう。


帰宅後、NHKで地下鉄サリン事件の特集(「未解決事件」)を観る。
地下鉄サリン事件から20年。
当時田舎の高校生(2年生)だった私は、テレビに釘付けになった。
友達のお父さんが東京まで通勤してて、あと1本電車がずれていたら、あの事件に巻き込まれたらしい。
今日の番組(未解決事件)ではオウムの再現ドラマがあり、麻原尊師役の人がめちゃくちゃ本人に似てて、そっちに気を取られてしまった。そして「未解決事件」のメインテーマを久々に聴いてやっぱいい、神曲だなあと思った。くるぞくるぞ感、半端ない。
メインテーマ「ラビリンス」

地下鉄サリン事件で被害に遭われた人の現状も放送されていた。
今もなお後遺症に苦しんでいる人が多くいらっしゃるとのこと。


オウム関連の書籍で唯一読んだのは数年前に読んだ「オウム事件 17年目の告白」(上祐史浩氏)。

教団のスポークスマンだった上祐氏自身のこと、そして両親のことまでが書かれていて、ボリューミーで読みごたえがあった。


オウム真理教というともう一つ。
当時、教団が拠点としていた上九一色村。
強制捜査が入ったときの新聞の見出しが「富士山麓にオウム泣く」というのは本当だろうか。
今日の放送でもやっていたが、強制捜査の作戦名は√5(=2.2360679…)っていうのはマジらしい。





そんなこんなで一週間終了。
今週は濃密だった。
明日はゆっくりしよう・・・。


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菜種梅雨

2015年03月19日 23時37分25秒 | Weblog
菜種梅雨とはよく言ったもので、最近晴れが続かない。
今日は曇り時々雨。


伊勢神宮に行った方より、お守りをいただいた。

吉熊「これ、なぁに?」




開運のお守りとのこと。
ぷっくりしている形、柔らかい感じの色がとても愛らしい。
ご利益ありそう。ありがとうございます!!


鈴が可愛い音を奏でる。




今日は後輩女Cちゃんと退社後、ご飯に行った。
インド料理店のカレー。
窓ガラス越の厨房から陽気なインド人が笑顔で出迎えてくれる。


ナン、大きすぎ!!
もちもちしてて美味しい。

今日もたくさんお喋り。
話が尽きない。


「私、八方美人というか十六方美人なんです」
と笑顔で言うCちゃん、ワロタ。

インドっぽいBGMに体を揺らす私にCちゃん爆笑♪



さて、明日は金曜日。
もう一日、頑張ろう。

防災訓練があり、朝早いので寝坊しないようにしないと。

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はじまりのうたが聴こえる

2015年03月18日 23時53分05秒 | Weblog
華原朋美さんが再び小室哲哉さんとタッグを組み、5月20日に新曲「はじまりのうたが聴こえる」を出すそうだ。
朋ちゃんが小室さんの楽曲で歌を出すのは「daily news」以来、16年半ぶり、1998年10月以来だという。

・・・すっげー。
もうそんなに経ったのか。


「daily news」



1998年、当時大学3年生だった私はこの歌「daily news」をウォークマンで聴きながら実家から隣町の自動車教習所まで通っていた。国道4号線をひたすら南下。乗り越しばかりでバイト代が吹っ飛んだ・・・。
そろそろ始まる就活で履歴書に秘書検定2級しか書けないのはヤバいんじゃないかと悩み、友達も皆通っていたので私もなんとなく通っていた。

教官と車に乗り、田んぼのど真ん中で、
「ライトを点けてください」
と指示され、これだろうか?と思いあたる棒を押したか引いたかしたら、前面の窓に液体が噴射されてびっくりしたことなど、走馬灯のように思い出される。

女性の教官で、華原朋美ファンが居た。色っぽくて美人の彼女に教わるときは嬉しかった。
ある日、彼女から、
「今度結婚するの。結婚式で朋ちゃんの曲を流したいと思ってるのだけれども、何の曲がいいかな?」
という相談をされたこともある。良き思い出である。



その年の紅白で、「daily news」を歌った朋ちゃんを見て
「あ、これは小室さんと別れたな」
と直感で思った。
左手薬指のリングが消えていたからである。髪も短くなっていた。
それに紅白に出場の際には必ず小室さんが一緒だったのに、このときはバックダンサーと一緒だったのである。表情も若干やつれていて、とても心配した。


あれから16年。
私は宇都宮の実家を出て上京。
年に一回の夏旅には必ずこのバケーションちっくなこの歌「daily news」をお供にしている。
レゲエ調なサウンド、開放的な歌詞、「その日のニュースなんて知ったこっちゃねぇんだよ!」と夏休みの海に浮かぶワクワク感が夏旅にぴったり・・・。
でも、必ずあの不穏な紅白、そしてその後の朋ちゃん&小室さんの破局報道、「もう小室さんの曲で歌う朋ちゃんはないんだ」という絶望感をも思い起こさせ、一抹の物悲しさを感じさせる曲でもあった。

しかし「daily news」はその役割を終える。

先述のとおり、5月20日に「はじまりのうたが聴こえる」がリリースされる!
「daily news」は華原&小室の最後の曲ではなくなるのである!!

賛否両論あるのだが、今の朋ちゃんだったら大丈夫だと信じたい。
16年という月日を、耳で感じたい。
頑張れ、朋ちゃん、小室さん。


そして、16年前に予想していた通り、私はペーパードライバーになった。




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下から押されつつ・・・

2015年03月17日 22時58分17秒 | Weblog
吉熊上司が出張のため、朝礼の仕切りを行う。
後輩女子Cちゃん、後輩男子ほっしーの予定を聞く。

その後、社長に呼ばれ、新卒の制服の件を話し合う。
けれども一向に進捗が見えない。
どう転ぶのかは分からぬが、どう転んでもいいように水面下で準備をしておこう・・・。


夕方、吉熊上司が出張からご帰還!!
顔を見た瞬間、嬉しかったのだが、顔色が超悪くてびっくりした。
相当お疲れのもよう。
色々聞きたいこと、報告したいことがあったのだが、忙しそうにしていたのでやめた。

そんな吉熊上司から出張のお土産をいただいた。
宇治抹茶のキットカット!わ~い!!
吉熊も食べていいけど、歯をちゃんとみがくのですよ。


経費分析を終え、定時後、非常階段への喫煙所へ。
雲が筋状に流れていて綺麗。


それにしても今日はあたたかいというか・・・微妙に蒸し暑い。
顔がテカってしまう。

残業を追え、ほっしーと一緒に帰った。
彼の話を聞き、今の若い子ってこういうことを考えているのかと勉強になった。
私も14年前の今頃、店舗から本社(総務部)に配属になった。
10個上の吉熊上司はこういう気持ちで店舗から本社にやって来た私を見ていたのかな、と思った。
下からやってくる新人類に押されつつ、ここまでやってはきたものの、まだまだあの頃の吉熊上司のようにはなれていないよなあ・・・。

日々、修行である。





新人君いらっしゃ~い

2015年03月16日 22時43分35秒 | Weblog
店舗から後輩男子がやってきた。
事前情報で彼が宇宙好きだと知っていたので今朝はワクワクしていつもより10分ほど早めに出勤(←「マッサン」殆ど観ていない)。新人男子は、小惑星探査機はやぶさ、好きかなー?

「おはようございます!」
と経営管理室に近づくと、さっそく新人男子が椅子から立ち上がって挨拶してきた!

わー!

「はじめまして。宜しくお願いいたします」
と挨拶を交わしたあと、吉熊上司が、
「あれ?○○さん(私)、前髪というか横髪切った?」
と私に言った。

・・・鋭い!

恥ずかしかったので、
「そうですかね。・・・変わってないよね?」
と新人男子に話を振ると、彼は・・・うっすらとはにかむではないか。

何?この可愛い生物!

後輩女子Cちゃんは
「新人なんですから分かるわけないじゃないですかー?」
と呆れ顔で私に突っ込む。


正午前、吉熊上司が出張に旅立った。
「新幹線のきっぷは持ちましたか?」
と聞くと、吉熊上司は
「持ったよ!」
と満面の笑みで答えた。

Cちゃんが新人男子に、良いお姉ちゃんとして色々教えてくれていた。
その間、私は制服業務を遂行。

昼休みになり、新人男子に
「煙草は吸う?吸うのであればこっちにおいで」
と言うと、彼はニコニコしながら非常階段まで着いて来た。

ようこそ地下組織へ!ウェルカム!!
喫煙所デビューおめ!
祝・経営管理室喫煙率50%達成!

喫煙所仲間に新人男子を紹介したら、みんなから
「弟ができてよかったねー!」
と言われた。

新人男子にさっそく、
「私、はやぶさが好きなんだけど」
と突如として前触れも無く言ってみた(唐突過ぎ)。
彼ははやぶさも好きだが、宇宙というか星が好きらしい。
天文台の望遠鏡を動かす資格を持っているとのこと!すげー。

命名、ほっしー君に決定。
よろしくね、ほっしー君。

午後、経費分析の引継ぎをする。
私の担っている販売管理費の科目の幾つかを彼に贈呈する。
予め作っておいたレジュメを渡し、経費分析をする意味、方法などを伝授した。
その後は、彼が眠くなるといけないと思って、各部の場所を教えるべく社内散歩に連れて行った(←ペットかよ)。

後輩女子Cちゃんにバトンタッチをし、夕方からは私が経費分析を進めた。
見事なチームワークである。





今日は心療内科デー。
Cちゃんに退社の仕方をほっしーに教えてあげるように言い、私はダッシュで退社。

今日の待ち時間は2時間弱。快挙である。持参した小説「サリシノハラ/47」を読む暇がなかった。残念。

クマ医師、髪が短くなってて仰天。全体のフォルムが軽く変わっている。通院歴8年にして初である。
先述の吉熊上司ではないが、「どうしたの?」と聞きたい私は、逆に彼に「最近どうでしたか?」と尋問される。

生理前はちらりほらりと不眠な日もあったが、マイスリーの量も増やさず、精神状態もまあまあだった。
新卒の制服配布の件はクマ医師も私と同じ意見だった。
その件は吉熊上司を通してみたほうが、と具体的なアドバイスをいただいた。
心療内科というかもはやコンサルである。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散


さてと。
明日の夕方には吉熊上司が帰還する。
それまで気が抜けない。

経営管理室三兄弟の長女、頑張る!!



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さらさらヘア☆アイドルと一般人との恋

2015年03月15日 23時08分20秒 | Weblog
昼過ぎまで惰眠。二日酔い。
夕方、縮毛矯正をかけに、池袋の美容院(キャラ池袋)へ。

縮毛矯正といえど多種多様あるのだが、半年に一度私がかけるのはMr.ハビットという泣く子も黙る強烈な薬剤を用いる。いわば縮毛強制界のドンである。私の弟(美容師/店長)なんぞ、あまりにも強すぎるその作用に絶句し、ただ一言、「あ、あれは凄いよね・・・」とドン引きするありさまである。

私は生まれつき強烈なクセ毛で、このぐらいしないとダメなのである。縮毛矯正をかけた部分は未来永劫まっすぐなのだが、根元がチリチリうねうねしててその部分だけ麻原尊師ちっくな髪がモリモリ生えてくる。いつか空中浮遊できっかもというレベルだ。兎に角、ポアぐらい余裕でできるんじゃね?っつー勢いなのである。
同じくクセ毛保持者の妹・芋子は最終解脱をしたらしく、縮毛矯正にかかる費用は「税金」と割り切っているそうだ。

今日も美容師さん(Oさん)に4時間半ほどお世話になった。Oさんは同じ年代なので話しが合う。今日もずっと話していた。
彼女が好きなミスチルの話、漫画NANAの話など。

髪を塗らす→1液を塗る→放置→流す→真っ直ぐにブロー・アイロン(2人がかりで1時間半)→2液を塗る→放置→流す→マッサージ→乾かす→散髪・・・という行程。
どんだけ手を煩わせるんだ、私の髪・・・。

伸びた分の毛先5センチを切ってもらい(重めの毛先が好きなのでレイヤー入れず。毛先ぱっつん)、今回は前髪というか横の髪をすいてもらった。最後に表面に出ている枝毛も切ってもらった。さっぱり!!


これで朝のブローの呪縛から逃れられるぜ!ひゃっほー。



お店を出たあと、一服し、ジュンク堂へ。
嶽本野ばら先生の新刊「サリシノハラ / 47」を出されたというので買いに行く。



ボカロやアイドルに本当に疎い私が読める作品なのか・・・?
っていうか、「サリシノハラ」って何だ?と思い、ググってみたら動画が出てきた。



何これ!!いいじゃまいか!!
メガネ男子萌え。

アイドルと一般人との恋ということなのだろうか。

そう思えば思うほど「サリシノハラ」の世界に引き込まれていく。
やばい。これ泣ける・・・!!

ジュンク堂の文芸コーナーに行ったのだが、なぜだか置いていない。
店員に聞いたら地下1階のボカロ小説コーナーにあってビックリ。
嶽本先生、振り幅大きい。

「この小説が余り好きじゃないなという人とはきっと友達になれない気がします。」と嶽本先生がブログでそう仰るので頑張ってみる。惚れた弱みというか、(文体に)恋をすると女子って一気に弱るよな。
でも頑張らなくても、これ、相当面白い。
帰宅後、一気に半分読んでしまった・・・。
「通り魔」のようなネットカフェ難民の話を書いたかと思えばアイドルの話も書く。嶽本先生の力量に改めて感服。
明日は心療内科デーなので、待ち時間に一気に読んでしまいそうな予感。

そうそう、明日は新人男子が来るんだっけ。
さらさらヘアを振り乱して、経費分析の方法を教えてあげよう。

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棚卸し女子会

2015年03月14日 23時59分05秒 | Weblog
元・会社の先輩I江係長と飲んだ@トラベルカフェ(池袋西口店)
I姐さんが退職されたのは2013年の夏。あの夏は悲しかった。
退職されてからも半期に一度の決算期に、こうやってデートをしている。通称:棚卸し女子会。


昼まで眠ってて、夕方、ふらふらと池袋へ。
近所の梅が咲き誇っていた。


駅でI江姐さんと再会!!
おひさです~!!

まずは乾杯~♪


二人ともドラマ「マッサン」の視聴者なのでウイスキーを注文しようとしたのだが、やはり最初はビールで乾杯。


「あ、吉熊くん。久しぶり」
とI江姐さん。


窓際の席だったので、ガールズトークの最中は、吉熊には外の景色を楽しんでもらっていた。





互いに、どばどば出る近況報告。
I江姐さんは現在無職。
読んでいる本の内容などを話してくれた。
やはり角田光代はハズレがないよね、という結論に漂着。

私の近況報告はほぼ会社の話なのだが、彼女の目から見ると「(福利厚生とか環境とか)けっこう良くなっているねんじゃね?」とのこと。・・・そうなのかな。中に居るとよく分からないんだけれども。


場所を移して、北口の喫茶店「伯爵」へ。
赤い絨毯、シャンデリア、生花・・・我々は、このムーディな内装が好きである。
小室哲哉の名曲(迷曲)「OPERA NIGHT」のような貴族ちっくな雰囲気というか、なんだか非日常を醸し出しているのである。

ケーキセットを注文。


マロンケーキなるものを二人でパクパク。ウマウマ。

現役時代、I江姐さんといえばいつも怒っているという印象が強かったが、今ではすっかり菩薩のようである。
煙草もお辞めになったもよう。


話が流れて、夫婦別姓の話になった。
「部屋とYシャツと私」の出だし「♪あなたの苗字になる私」という部分に、この歌を初めて聴いた中学二年生のときから激しく違和感を抱いていた旨をI江姐さんに力説。
「まあ、パスポートとかも変えなくっちゃいけないしねえ。嫌だよねえ」
と実務的なことを言う彼女に
「どんな状況に置かれようが、私は名前を剥奪される覚えはない。私は名前を変えるだなんて嫌なんです!!」
と鼻息荒く熱く語る私。
そんな私に、
「知ってた?パスポートって名前を変えるときにお金がかかるんだよ。嫌すぎるよねえ」
と、ひたすら実務的なことを言うI江姐さん。
・・・若干、話がかみ合っていない。
これはたまに我々に発生する事象である。この空気、懐かしい。


2003年頃、一緒に京都旅行をして、夜、彼女がミッフィーちゃんのパジャマを着ていたことを言うと
「なんで覚えてるの~」
とびっくりしていた。
私は変に記憶力が良い。
あの日は、舞妓変身をしたあと、すき焼きを食べに行き、入浴後はテレビ放送されていた「冷静と情熱のあいだ」を京都センチュリーホテルの部屋で一緒に観たことも、私はまるで昨日の出来事のように思い出せるのだけれども・・・。



そんな思い出話をしていたら23時。
棚卸し女子会、お開き。

今日もよく笑い、よく食べ、よく飲んだ。

そうそう、誕生日プレゼントをいただいた。
シャネルの口紅。
選ぶ際
「ワインレッドが似合う顔立ちが派手なコへのプレゼントです」
と店員さんに相談したそうだ。
私にぴったりの色。
ありがとうございます!!




半年後、またお互いに元気な姿で会うと約束をして駅で別れた。
退職してからもこうして仲良くできる先輩ができ、あの会社に入社して良かったのかもしれないと電車の中で思った。



巻き髪のかぐや姫

2015年03月13日 23時59分37秒 | Weblog
久々に巻き髪でご出勤。
巻きが取れやすいので、低温で乾燥している日にしかできない。
巻く際は、母ヨーコたんが独身時代に使っていたホットカーラーを使用している。


巻いたせいか、今日は何だかハイテンションで仕事ができた。
我ながら単純な性格だと思う。

今日の仕事のメインディッシュは、2件。
いずれも制服関連。
一つは現在ある規則を根底から変えるプロジェクト。
もう一つは新卒の制服配布の件。

前者は吉熊上司からの宿題で、後者は社長からの依頼。
特に頭を悩ませているのは後者。
ギリギリまで新卒の配属店舗を外部(私)に教えたくないっぽくて、でも配属日には制服を届けてほしいという難題を突きつけられる。いずれにせよ、試着会は実施予定なので、その準備も平行して行う。

来週から経営管理室に来る後輩男子の文具を揃えたり、彼に引き継ぐ経費分析のやり方をシュミレーションしたりしていたらあっという間に定時になった。

今日は「かぐや姫の物語」がテレビで放送されるというので真っ直ぐ帰宅。
巻き髪で出勤したので「今日は合コン?」と同僚に聞かれたのだが、まさかのかぐや姫ですからね。
本作品は去年映画館で2回観て、DVDまで所持しているぐらい大好きな作品だ。




当時の感想。

2014年01月13日 「かぐや姫の物語」

2014年01月18日 再び「かぐや姫の物語」


今日の放送を観て思ったことは2つ。

私にもかぐや姫のように、周囲から結婚を推奨された時代があった。
私は独身主義者である。
誰とも結婚したくないというかぐや姫の肩にそっと手を置き、全力で「うんうん。分かるよ」と言って差し上げたい。
そりゃあ、あんだけ毒親や教育係や女性を物のようにしか見られない殿方たちに価値観を押し付けられたら、アイデンティティが崩壊して月に帰りたくなるよね。(そもそも捨丸兄ちゃんのことも好きだったんだろうし。)

私も、そうだった。
年齢を味方に付けた今でこそ誰も結婚を推奨してこなくなったが、28歳頃は、結婚を推奨してくる人種の存在が精神を磨耗するぐらい辛かった。
自由をこよなく愛するB型水瓶座に生き方を押し付けるだなんて無粋だっつーの。
あんな過酷な状態にいながらもブレることなく、そして月に帰ることもなく、独身を貫いている自分を褒めてあげたい。あの時折れないで本当に良かった。私、今、幸せだもの。


もう一つは、月の使者のお迎えのシーンの無情さ。
いずれ私にもあれが来るんだろうけれども、そのときまで、かぐや姫のように精一杯生きたいと思った。
特に去年は親戚が亡くなり、そのこともあって、今日の放送を観て強く思った。
BGM「天人の音楽」は去年一番聴いた曲。
透明感があって美しいのだが、恐怖も感じさせる不思議なメロディー(和風エレクトリカルパレード)の中毒になった。



観てから一年間は悶々と考えさせられた本作品だが、今はだいぶ精神状態が安定しているので落ち着いて観ることができた。
真っ直ぐ帰宅した甲斐があった。




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ビジネスマナー講座(実践編)

2015年03月12日 23時40分59秒 | Weblog
退社後、会社近くの公民館で行われている「ビジネスマナー講座(実践編)」を受けた。
先日の基礎編の続きである。

駅まで経理部O主任と一緒。
彼女はこれからジムに行くらしい。
アラフォーのアフタースクール(スクール?)は忙しいのである。


前回やったマナー5原則
・挨拶
・表情
・言葉遣い
・身だしなみ
・態度

今日は「身だしなみ」と「態度」について学んだ。
内容的にはほぼ面接対策だった。

●身だしなみ・・・私の場合、爪だけはネック。爪なのに手じゃなくて首。
色も派手だし、長いので。
でも長い方がつい爪を守ろうとして動作が緩慢になって優雅ではなかろうか。
ドアを押す際も、爪を庇って指の腹の部分を使用することにより、見た目がエレガントになるんじゃないかと個人的には思っている。面接には不適切なのだろうが、今後、面接を受けることは・・・恐らくない・・・はず。


●態度
・お辞儀の種類(会釈、敬礼、最敬礼)・・・上体を傾ける角度によって異なる。
それぞれ用途があるので使い分けなければならない。また、言葉を発しながら礼をする同時礼(カジュアル)、言葉を発した後に礼をする分離礼(かしこまった際)があるので気をつける。
・立ち方のポイント・・・足のかかとをつける、頭の先に糸をつけられている気持ちになる、背筋を伸ばす


●話し方と聞き方
・正確に、分かりやすく、感じ良く ※面接等では略語は使用しない(×コンビニ   ○コンビニエンスストア)


●模擬面接
・入退室、着席離席、その他

「ドアノックは何回叩けばいいのか?分かる人はいますか?」
と先生。
手を上げて
「3回です」
と私。
・・・やった!正解!これはたしか秘書検定で学んだ気がする。・・・確か3回。2回はトイレノックで失礼に当たるんだっけ。

ポイントとして、集団面接で他の人が答えているとき、その人の方を見て頷くことで協調性を見られていると先生。
今日はリクルートスーツの人が3人ほどいた。みんな大学3年生だという。就職活動対策でこの講座を受けに来たらしく、3人とも超必死だった。
私にもあんな時代があったっけ。大学の就職課主催のセミナーで面接対策セミナーがあり(3年生の4月から)、就職氷河期の荒波を潜り抜ける秘策を伝授された。たとえばマスコミ受験向けの口紅の色、金融業界向けのワイシャツの色、など。懐かしい。とりあえずこの難関を潜り抜ければ晴れてOLとなり、派手なネイルもできるんだ!と自分を奮起させた。



今日の講義で、椅子の横から前へ移動する際、カニさん歩きはタブーだと言われた。
秘書検定の面接試験でもカニさん歩きはご法度で、講座でこれをやると、講師から超厳しく指摘されたことを思い出した。
今日言われなければ一生忘れていたかもしれぬ。


面接官の前に立つと、つい前景姿勢になり
「ご報告申し上げたいことがございますが、ただいまお時間よろしいでしょうか」
という文言がつい口に出そうになる。
それだけあの秘書検定の講義(早稲田ワーキングスクール)は強烈だったのだと今更思う。

2013年8月3日 秘書検定1級面接講座に行ってきた


2012年7月21日 心の鏡みがいて 誇らしく微笑みを






最後に名刺交換のやり方を教わった。
実は、これ苦手。
名刺ケースを名刺の座布団だと思いながら受け取ることなど、今日知った。目から鱗だった。


帰るとき、先生とマジで名刺交換をした。
先生はプライベート用の名刺、仕事用の名刺の二種類をお持ちだそうだ。
かっこいいなあ、先生。

マナーとは相手を不快にさせないことだと先生が言っていた。
その気持ちさえあれば、多少のミスはほほえましさの範疇を逸脱しないので大丈夫だと、これから面接を受ける学生たちを励ましていた。

2回にわたり受講したビジネスマナー講座。
前回受けた後、たしかに自分自身の身のこなしが変わったと思う。
たとえば社長から書類を受け取る際、社長の目を見て(アイコンタクト)、笑顔で受け取るように心がけたこと、など。
大変ためになった。また機会があったら受講したい。

いくつになっても、己のブラッシュアップは必要だと思う。


静かに驚愕

2015年03月12日 00時07分44秒 | Weblog
母って凄いよなって思う。
電話でどんなに不機嫌な私にさえも
「今日はどうだった?」
「変わりないけ?」
と労わってくれる。

改めて、静かに驚愕なう。

いつもありがとう。

あれから4年

2015年03月11日 22時08分08秒 | Weblog
やはり今日は社内でも震災の話がそこらかしこでなされていた。
4年前の3月11日。
あの日、私は有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた東証IRフェスタに外出していた。
2011年03月12日 「昨日から今日まで」

そして帰宅困難のまさに難民になり、銀座を無駄に銀ブラした。
夜、国際フォーラムの地下に誂られた避難所で夜を越す覚悟で座っていたのだが、場内アナウンスで地下鉄は動いていることを知り、何とか自宅から近い地下鉄の駅まで帰ることができた。
実家も本棚が倒れたぐらいで済んだ。

震災後も暫くは非日常が続き、不安な日を送っていた。社内が停電になり、暗いオフィスで悴む手を擦り合わせながら仕事をしたこと、スーパーで食料品が品薄状態だったことなど、昨日のことのように思い出す。

その年の10月には被災地に行き、現場の惨状を目の当たりにした。
2011年10月09日 「この目で見た津波の爪痕」


14:46、仕事中だったが、心の中で黙祷を捧げた。


午後、来週から経営管理室に来る後輩男子が挨拶に来た。
素直そうな男子である。なんでも彼は宇宙好きらしい。

来週から、どんな経営管理室になるのだろうか。ワクワクである。

吉熊上司(10歳差)私(6歳差)後輩女子Cちゃん(6歳差)後輩男子
という年齢構成。

吉熊上司は私を自分の領域(ジジババグループ)に入れたがる。
私と後輩女子Cちゃんの間に線引きをしたがっているのである。
「○○さんはこっちのグループだろ!」
と必死なんである。その様子に大爆笑。


後輩女子Cちゃんと退社。
「あの日も寒かったよねえ」
と、やはり震災が起こったときの話になってしまう。


帰宅後は、先日、妹と婚約者の顔合わせで先方からいただいたお菓子をモリモリと食した。
滋賀県大津市の「叶匠壽庵」のお菓子(葉守)。
品のある甘さがたまらない。栗が入っていた。


6年半前、京都旅行でここの茶室棟に入ったことがある。(2008年08月14日 「ねぇ君。愛は痛いのです。」


震災が起きた日以降、必ず思うことがある。
日常こそ、かけがえのないものだということ。
同僚と笑ったり、美味しいものを食べて「ウマウマ」と思えるこんな日常は、実は物凄くありがたいことなんである。きっと。
あの日の震災で、多くの人の多くの日常が奪われた。その悲しみは計り知れない。


明日は退社後、ビジネスマナー講座の2部を受講予定。
今日は早く寝よう。


若人

2015年03月10日 23時25分30秒 | Weblog
春めいてきたので、パールでコーディネートををしてみた。
花珠のパールチョーカーとクマさんのパールブローチ。



クマといえば、最近いただいたくましゃん(LEDのライト)。
くましゃんを散歩させる吉熊@昼休み。


吉熊のこのセーターは母ヨーコたんの手編みである。
お腹の「K」の文字は、「くま」のK(母談)。
BEARの「B」でもなく、吉熊の「Y」でもない、「K」。

吉熊、このセーターを着せると笑顔になるよね。
最初に着せた衣類だからだろうか。一番しっくりくる。


今日は、請求書のチェックを終えた後、来週からやってくる後輩男子への引継ぎをまとめた。
どんな子が来るのだろうか。エクセルをどのぐらい理解している子なのだろうか。
様々なシチュエーションを考えて、レジュメをせっせとまとめた。


また、午後一番で制服関連の売り込み業者の対応。
営業マンは、私よりも一回り若い男子(犬っぽい)である。
尼崎出身というので「X JAPANのHEATHの故郷じゃないですか」とダメ元で言ってみたら、分かってくれた。というか、彼はXファンらしい。ドラムを演奏するのだそうだ。
まだ若いので、一度話が脱線するとそっちのほうへズルズルと話がズレてしまう彼。
都度、補正。
君、営業に来たんだよね?みたいな。
仕方がないので、
「カタログなどありますか?」
と聞くと、彼は忠実な犬のように目を輝かせて「はい!」とようやくカタログを提示してきた。
商品の説明がたどたどしく、また、なぜか「・・・もうダメっす」と言葉の端々に滲ませる彼。
これはOJTのし甲斐がありそう・・・って、私は彼の上司ではないのだが。

今度来る後輩男子がこんなんだったらどうしよう。
優しく教えられるのだろうか。


そんなこんなで今日も終了。
朝は晴れていて、昼に雹が降り、夕方は晴れたが強風という目まぐるしい天候の一日。
定時後の喫煙所から見た風景は久しぶりに透明感溢れるもので、つい嬉しくて激写。・・・最近ずっと曇天だったので。



吉熊上司から、制服の件で課題をいただいた。
ちょっとした改革である。
明日はそれに取り掛かる予定。
頑張ろう~。


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「I'm proud」強化月間

2015年03月09日 23時37分49秒 | Weblog
3月6日は華原朋美の「I'm proud」の発売日である。



1996年3月1日の石橋高校の卒業式の5日後に、この歌は発売された。
「なんて良い歌なんだ!!」
そう思った私はCDをヘビロテし、大学の入学式までの一ヶ月弱のあいだ、自身が華原朋美になりきって部屋で歌いまくっていた。
両手とか軽く広げながら歌っていたからね、マジで。ジャイアンと化した私を、家族はもう誰も止められなかった。

そして喉を傷め、風邪を引き、3月9日、Katzちゃんたちと宇都宮で遊ぶ約束をキャンセルしたのだった。


「I'm proud いつからか自分を誇れる様になってきたのはきっと あなたに会えた夜から」

この歌を歌う時々で、「あなた」の部分に該当する殿方はいろいろと変化していった。
37年も生きれば・・・ねぇ。
しかし、今になって考えると、どれも誇りに思える恋愛だったと思う。
全力で相手をリサーチし、全力で恋心をあたため、全力で愛し、全力で傷ついて、全力で散った数々の恋愛。
嗚呼、本当にこの歌には様々な自分を投影してきた。


リリースから19年。何時まで経っても色あせない名曲。37歳の私は、この歌同様、色あせないように頑張ろうと思うのだった。
誇りを持てる自分であり続けたい。

ということで、今月は「I'm proud」強化月間。
一人カラオケ行こうかな。♪I'm proud~


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ビニール傘の一生

2015年03月09日 23時14分54秒 | Weblog
天気予報では「午後から雨」って言っていた。
会社に置き傘があるなあと思って、今朝、傘を持っていかなかった。
会社の最寄り駅に到着したら、・・・雨降ってるじゃんか!

タクシーで会社に行くか、傘を買うかで数秒迷って、傘を購入することにした。
ビニール傘ほど、一人暮らしの部屋に溜まるものはない。
知人に20本ほど溜めた人がいたが、我が家にも既に3本ほどある。
やがて玄関の隅で埃を被って、また部屋から漏れ出るヤニを纏い、最初透明だったビニールの傘が終盤はセピア色になって捨てられる過程をこの15年、何本見たことか。嗚呼、無駄な出費だと思いながら会社に向った。

今日は予算会議だ。
吉熊上司から依頼され、予算会議出席者に資料を配布&他の建物にある会議室の会場設営をする。
午後も勿論雨が降っていたので、今朝購入したビニール傘を使用。
他の建物の傘立てに入れ、資料を配布し、会場設営を終え、ロビーに戻ってきたら・・・傘、消えてる!!

何この治安の悪さ!!
スラム街?

同じ社内の人を疑いたくないけど、疑ってしまう。
まだ総合計時間1時間も使用していないのに・・・。
盗まれる前に名前も貼っておいたのに、盗むだなんて。
やるせない。

自席に戻ってことのあらましを吉熊上司に報告。


「なんだよ。それ。ひっでーな」
と彼も憤慨していた。

嫌なことは水に流そうと書類作成を進めた。

夕方、予算会議会場へと向った吉熊上司から、内線電話がかかってきた。

「○○さん(私)の傘あったよ!」
と。

わ~!!!
よかった~!!

けっこう目立つ場所に置いてあったらしく、吉熊上司と一緒にいた後輩男子タイスケに「○○さん(私)の目はフシアナなんじゃないですかね」という疑惑まで持たれた。

でも本当、見つかってよかった。


また盗まれちゃ大変、と結局その傘をさして帰宅。

で、また玄関の片隅に溜まる・・・と。

最近、雨ばかりで嫌。


梅は咲いたか 桜はまだかいな

2015年03月08日 22時57分51秒 | Weblog
昼過ぎ、湯島天神の梅まつりへ行ってきた。


天気は少し悪いけれども、花は待ってはくれぬ。





僅かに花の香りがする境内。
吉熊も私もうっとり。



北回廊にて和紙人形展が開催されていた。
くまモン発見だモン。


湯島天神といえば学業の神様。
絵馬の多さにいつもビックリする。


みっちー(菅原道真)の可愛がっていた牛くん。



泉鏡花の「筆塚」



おしべ、わっさわっさ。





桜の花もいいけれども、梅の清楚な佇まいも素敵。


境内にいる獅子舞のおみくじ。
予想外の動きをするので、吉熊、びっくりしていた。



花を撮影しているときが一番リフレッシュできる。息を凝らしながら、花が一番綺麗に見える角度・一瞬を永遠の中に収める。まるで自己満足の範疇を逸脱していないド素人の腕前だが、後から見返して懐かしめればOKなのでいいとしよう。


歩き疲れたのでお茶。
今日、嶽本野ばら先生の「純愛」を読み終えた。(感想は後日)。暫くは野ばらワールドに浸っていたく、「カフェー小品集」を読み返そうかと思う。花を撮影しているときと同様、この作品を読んでいると時間を忘れてしまう。
「眠りの国、青い屋根の人の家」で京都の哲学の道へ、
「モンチッチの誇り」で小樽へ
・・・脳内トラベル。


上野を徘徊し、帰宅。

さて、明日からまた仕事である。
そろそろ新卒研修の準備に取り掛からないと。
その頃にはきっと桜も咲くのだろう。

頑張ろう!!