世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

棚卸し女子会

2015年03月14日 23時59分05秒 | Weblog
元・会社の先輩I江係長と飲んだ@トラベルカフェ(池袋西口店)
I姐さんが退職されたのは2013年の夏。あの夏は悲しかった。
退職されてからも半期に一度の決算期に、こうやってデートをしている。通称:棚卸し女子会。


昼まで眠ってて、夕方、ふらふらと池袋へ。
近所の梅が咲き誇っていた。


駅でI江姐さんと再会!!
おひさです~!!

まずは乾杯~♪


二人ともドラマ「マッサン」の視聴者なのでウイスキーを注文しようとしたのだが、やはり最初はビールで乾杯。


「あ、吉熊くん。久しぶり」
とI江姐さん。


窓際の席だったので、ガールズトークの最中は、吉熊には外の景色を楽しんでもらっていた。





互いに、どばどば出る近況報告。
I江姐さんは現在無職。
読んでいる本の内容などを話してくれた。
やはり角田光代はハズレがないよね、という結論に漂着。

私の近況報告はほぼ会社の話なのだが、彼女の目から見ると「(福利厚生とか環境とか)けっこう良くなっているねんじゃね?」とのこと。・・・そうなのかな。中に居るとよく分からないんだけれども。


場所を移して、北口の喫茶店「伯爵」へ。
赤い絨毯、シャンデリア、生花・・・我々は、このムーディな内装が好きである。
小室哲哉の名曲(迷曲)「OPERA NIGHT」のような貴族ちっくな雰囲気というか、なんだか非日常を醸し出しているのである。

ケーキセットを注文。


マロンケーキなるものを二人でパクパク。ウマウマ。

現役時代、I江姐さんといえばいつも怒っているという印象が強かったが、今ではすっかり菩薩のようである。
煙草もお辞めになったもよう。


話が流れて、夫婦別姓の話になった。
「部屋とYシャツと私」の出だし「♪あなたの苗字になる私」という部分に、この歌を初めて聴いた中学二年生のときから激しく違和感を抱いていた旨をI江姐さんに力説。
「まあ、パスポートとかも変えなくっちゃいけないしねえ。嫌だよねえ」
と実務的なことを言う彼女に
「どんな状況に置かれようが、私は名前を剥奪される覚えはない。私は名前を変えるだなんて嫌なんです!!」
と鼻息荒く熱く語る私。
そんな私に、
「知ってた?パスポートって名前を変えるときにお金がかかるんだよ。嫌すぎるよねえ」
と、ひたすら実務的なことを言うI江姐さん。
・・・若干、話がかみ合っていない。
これはたまに我々に発生する事象である。この空気、懐かしい。


2003年頃、一緒に京都旅行をして、夜、彼女がミッフィーちゃんのパジャマを着ていたことを言うと
「なんで覚えてるの~」
とびっくりしていた。
私は変に記憶力が良い。
あの日は、舞妓変身をしたあと、すき焼きを食べに行き、入浴後はテレビ放送されていた「冷静と情熱のあいだ」を京都センチュリーホテルの部屋で一緒に観たことも、私はまるで昨日の出来事のように思い出せるのだけれども・・・。



そんな思い出話をしていたら23時。
棚卸し女子会、お開き。

今日もよく笑い、よく食べ、よく飲んだ。

そうそう、誕生日プレゼントをいただいた。
シャネルの口紅。
選ぶ際
「ワインレッドが似合う顔立ちが派手なコへのプレゼントです」
と店員さんに相談したそうだ。
私にぴったりの色。
ありがとうございます!!




半年後、またお互いに元気な姿で会うと約束をして駅で別れた。
退職してからもこうして仲良くできる先輩ができ、あの会社に入社して良かったのかもしれないと電車の中で思った。