2014.5.21. Wed. いつの間にやら銀婚式。
朝:
お茶漬け
「おらがむら」と
こぱんちゃんの午前の仕事が終わってから、父を交え近くでカフェ・ランチ&お買物。
サンドイッチ
カプチーノ
夜: いつものフレンチ・レストランにワインを持ち込ませてもらって。 お料理はフル・コースで。
Pol Roger Brut 1999 (シャンパーニュ) ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%
「ポル・ロジェ社は1849年に設立された家族経営のシャンパン・ハウスです。 「気品と優美」を哲学とし、格調高いシャンパーニュを造り続けています。
木樽を一切使用せずステンレス・タンクで発酵させることによって、ブドウ本来の繊細な味わいを引き出します。
またルミュアージュを重視し、今でも職人によって手作業で行う数少ないハウスの一つです。地下に広がるセラーはエペルネで最も深く、そこでゆっくりと熟成させることによって極上の泡を伴うシャンパーニュが生まれます。
その品質は元イギリス首相チャーチル氏をも虜にし、2004年には英国王室御用達に任命されるなど、国際的に高い評価を得ています。
ポル・ロジェ社の伝統的なブレンドによるもので、モンターニュ・ド・ランス、グラン・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランにある20のグラン・クリュとプルミエ・クリュのブドウを使用しています。
■ 醸造と熟成
基本的にラ・キュヴェ(一番絞り)のみを使用します。マストを清澄した後、厳密に温度管理をしたステンレス・タンクにて発酵させます。それによって果実味とアロマが保たれるのです。その後、エペルネで最も深く温度が低い地下セラーで最低3年間熟成させます。専門の職人による手作業でのルミュアージュを行い、ドザージュ(リットル当たり11グラム)後は馴染むまで落ち着かせてから出荷します。
■ テイスティングノート
外観:輝きのある黄金色で繊細な泡が立ち昇ります。
アロマ:フレッシュですっきりとした魅力的な香りは、熟したフルーツ、水仙やアヤメの花、またドライ・アプリコットや煮込んだ桃、ハチミツのニュアンスも感じます。
味わい:香りから感じる特徴が同じように口の中にも広がります。丸みがありつつも、引き締まった骨格がワインに凝縮感を与えています。グラスの中で温めると、フルーティーなアロマがより厚みを増します。力強さとフィネスを備えており、エレガントで調和の取れた深みのあるシャンパーニュです。」
あっという間に空っぽで、こぱんちゃんが連れにブーイングすることしきり。
フィリップ・コラン シャサーニュ・モンラッシェ・1er・レ・ヴェルジェ Chassagne-Montrachet Premier Cru ' Vergers' 2010 Philippe Colin
「ピュリ二―・モンラッシェ寄りに位置するシャサーニュ・モンラッシェの1級畑のひとつ。標高が高いため、表土は浅く、すぐに岩盤にあたる。したがって、シャサーニュ・モンラッシェでもとりわけ白向きの畑である。ミネラルのしっかりしたタイトなボディを持ち、絶妙なバランス。」
Critic | Score |
Stephen Tanzer | 92/100 |
Wine Spectator | 91/100 |
前回違う1級畑を頂いて、とても美味しかったのでチョイスしてみたが、こちらはちょっと…
他のワインに負けていたからかもしれないが、青臭くシャバシャバ感がぬぐえない。 時間をおいても前回ほどにまったり開くことは無かった。
それでも、若いからこその魅力もあるのだが、今日のお料理には◎は無かった。
ドメーヌ・ジャン・ミシュロ ポマール・1er・レ・シャルモ 1986
「ジャン・ミシュロは、日本にはあまり流通しておらず、知名度はそれほど高くない生産者です。
当主であったミシュロ氏は、昔ながらの栽培・醸造方法を守り、ポマールを拠点として素晴らしいワインを造り続けてきました。フランス国内で付き合いのあるレストランさんを大事にされており、ワインショップにはほとんど卸さないという姿勢を取っています。地元レストランの為に、全部を売らず一定の量の古酒をカーヴにて熟成させていました。
2011年の夏に、ショッキングなニュースがブルゴーニュを駆け巡りました。
73歳まだまだ現役として畑で作業をしていたジャン氏が不慮の事故で他界。その後、カーヴに保存していた古酒をご家族の方がリリースされ、こうして日本でもご紹介できるようになったという経緯があります。
現地フランスでも、オールドヴィンテージのコンディションには定評があったジャン・ミシュロ。
最後まで現役で畑仕事に力を注いでいたミシュロ氏の気持ちを考えると、ぜひとも、オールドワインを愛する方へ手に取って頂きたいものです。」
超オフ・ヴィンテージの古酒、びくびくしての抜栓。 栓からはカビの臭い… これはブショネ?と思いきや、ソムリエールが「大丈夫、生きてます」と笑顔。 良かった~
枯れた薄いレンガ色。 タバコ、腐葉土のアロマ。 いかにも古酒 中にはちゃんと赤い果実や赤いお花のアロマも。
酸もちゃんとまろやかに残っていて、こぱんちゃん、「これはいい」とうっとり。 古酒ならではのまろやかさが確かに美味しい。
Chateau Pichon Longueville Baron 2003 (Pauillac 2級) カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ35%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%
「ピション=バロンの偉業といえる1990年をしのばせる。2003年はボルドーのクリュ・クラッセとしては力強い、アルコール度の高い(13.46%)ワインで、pHは高く(3.85)、酸は弱い(3.1)。31hl/haという収量でつくられており、ブレンド比率はカベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ35%。 予想される飲み頃:2009~2025年。92~94点+
インクのような紫色をしており、大柄な、厚みのある、ジューシーなノーズは醤油、ブラックベリー、クレーム・ド・カシス、ミネラル、花を思わせる。フルボディで、力強く、果実味の純粋さや深みがすごい。
この美酒は、樽で成長していくうちにどんどん輪郭のはっきりしたものになっていくことだろう。フィニッシュは45秒強も持ちこたえる。
『シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ララドンと区別するために、ボルドーでは親しみを込めて「バロン」の愛称で呼ばれている。ブドウ畑の半分弱はシャトー・ラトゥールと向かい合わせに位置し、深い色調と気品のあるアロマ、密度の高い酒質のワインを引き出す第1級のテロワールになっている。』
ワインの品質は、アクサとジャン・ミシェル・カーズ(シャトー・ランシュ・バージュの所有者)の作業チームが加わってから非常に向上した。1989年と1990年は純粋なポイヤックのスタイルで頂点を極めている。』」
Critic | Score | When to drink |
Wine Spectator | 95/100 | |
CellarTracker | 93/100 (112 notes from 92 users ) | |
Stephen Tanzer | 93/100 | |
Jamie Goode | 92/100 | |
Jean-Marc Quarin | 92/100 | 2012 to 2025 |
Bettane et Desseauve | 18/20 | 2015 to 2025 |
Decanter | 18/20 | 2009 to 2021 |
La Revue du Vin de France | 17.5/20 | |
Vinum Wine Magazine | 17/20 | 2010 to 2025 |
Jancis Robinson | 16/20 |
黒い果実のアロマと強いアルコール臭。 やはり若い。 暫くグラスで開かせてから頂くと、濃厚なポイヤックらしいクラシカル・ボルドー。
1時間もして、ようよう好みのお味に。 やっぱりステーキに◎。 ソースにもバロンを使って下さったのでましてや、である。
うさぎも肝やズリに◎。
幸せな一時に感謝です。
ありがとう。
流石に金婚式は…だけど、取り敢えず30年、目指してみます。
>もちゃん
一同飲んだり食べるのが大好きなので、すぐ何かにつけ食べる会です。
昨日はしゃぎ過ぎたせいか、今日は…
食べるのにも体力がいると感じる今日この頃…
お互い金婚式までがんばろう。