豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

行列ができた店

2017-09-16 21:10:57 | ケアンズ
9月16日(土)晴
 
ケアンズに5店舗展開する寿司トレインが本日全店で全皿$2.5(200円)のキャンペーンを実施。ちなみに普段は$2.5-$5.0だから日本より少し高めの価格設定。味は悪くはない。空いている時間を狙って午前11時に行ったら20人が並んでいた。行列に並んでまで食べ物にありつきたいとは思わないがスミスフィールドのモールの寿司トレインには顔見知りの店員も多く義理もある。30分並んで待って入店。日本では食べ物屋の行列をよく見かけるが、ケアンズでは初めて。

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ケアンズの100年記念公園

2017-09-15 17:36:53 | ケアンズ
9月15日(金)晴
 
「津軽百年食堂」は 青森県が観光の目玉に、三代続く大衆食堂につけた名前で、実際に100年続いているわけではない。豪州の大きな町には必ず「100年記念公園」がある。英国から最初の船団が到着した1788年からなのか、1900年の独立からなのかは各町ばらばら。ケアンズにも広大な100年記念公園があり、園内の塩水湖と淡水湖は野鳥観察に最適だ。植物も豊富で、塩水湖の案内板の後ろにパパイヤが実をつけている。豪州ではパパイヤを「ポーポー」と呼ぶ。

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田舎町への逃走

2017-09-14 22:23:55 | 芸術
9月14日(木)快晴
 
本日オープンのシネマに一番乗り。1本目は「Rip Tide」。都会の生活に浸かれたNYの売れっ子モデルが豪州の海辺の田舎町に逃走。彼女を温かく迎えた叔母もサーファーの夫を亡くした身。シドニー映画祭で大喝采を浴びたというが、若者向けのストーリーが陳腐な映画。昼食後は「Victoria & Abdul」。英国女王と回教徒のインド人執事の実話に基づく友情の物語。82歳のジュディー・デンチが熱演しているが、「またインド物?」と食傷気味。

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逃走の勧め

2017-09-13 17:16:33 | 動物
9月13日(水)晴
 
山鳩が巣を放棄したようだ。マウンテンバイクの世界大会でアパートに大勢の選手や応援団が宿泊。通りがかりに植え込みの巣を覗き込む。プライバシーの侵害も甚だしい。山鳩にしても当然の選択だ。卵と巣を捨てたことを親の責任放棄と非難してはいけない。野鳥は人間ほど愚かではない。天災・人災が頻発している。目に見えない放射能も健康を蝕んでいる。被災者は安全な地に移転すべきだ。絆なんでどうでも良い。故郷や先祖の地を守ることを他人に強制をしてはいけない。

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ロール・スクリーン?

2017-09-12 12:18:28 | 住まい
9月12日(火)快晴
 
居間のスクリーン・カーテンの歯車が壊れた。2枚あるあるカーテンの左側の1枚が動かなくなった。今の家は築9年。部品を探すのは大変だから2枚とも交換することにした。5日前に建材店、カーテン屋、窓専門店などを訪れたが話が通じない。やっと正式な英語名は「ロール・ブラインズ」と判明。今日やっと店員が家に来てサイズを測定したが、仕事が立て込んでいるので工事は6週間後!とのこと。見積もりだけは早くて、55,000円也。

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エネルギーは経済問題

2017-09-11 17:55:00 | 原発
9月11日(月)快晴
 
原発を推進するか凍結するかはイデオロギー上の論争ではなく、純粋に経済的・技術的な問題だ。昨年太陽光発電の費用が原発より安くなった。テクノロジーの進歩で今後も環境に優しい再生可能エネルギーがますます安くなるのは確実だ。しかし政府や電力企業は原発建設に投じた費用を回収したいので原発を再稼働させたい。原発を推進して来た責任も回避したいし、原発利権も放棄したくはない。それは電力系労組も野党も同じだ。

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ヘラクレス・オオヤママユ

2017-09-10 23:13:14 | 動物
9月10日(日)快晴
 
ポートダグラスのマーケットで大山繭の標本を売っていた。世界最大の蛾で両翼を広げると27cmになる。豪州北部とパプアニューギニアに生息。ケアンズでは珍しい蛾ではない。日本最大の蛾はヨナグニサン(与那国蚕)で両翼の長さは20cm。どちらもオスの後翼に長い突起がある。外形は似ているが同じ仲間ではない。東南アジアやインドでは養蚕が盛んでヤママユもたくさん飼っている。街灯にヤママユが群がっているのを見るとギョッとする。
 
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トイレで手を洗わない日本人

2017-09-09 22:30:25 | 健康 
9月9日(土)快晴
 
日本に行って驚くのは、ほとんどの人がトイレで手を洗わないこと。女子トイレの事は知らないが…。理由は手を洗っても拭く紙や乾かす装置がないかららしい。これではまるで手を洗うなと言っているのと同じだ。豪州では手洗い石鹸と手の乾燥装置設置は法律で義務付けられている。1964年東京五輪で日本から立小便が追放された。2020年東京五輪までにトイレでの手洗いを定着させて欲しい。公衆の場での禁酒と禁煙も徹底すべきだ。

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針治療は死を招く

2017-09-08 21:24:14 | 医療業務
9月8日(金)快晴
 
豪研究チームが医学誌「Medical Journal of Australia」に発表した論文は数千種類もの医療行為を検証。効果がなかったり、逆に人体に害を及ぼしたりする156種を特定。中でも特に問題なのは針治療だ。治療効果がほとんどなく、死亡事故や重大事故が多発。中枢神経、心、肺、肝、脾、腎、胃、胆嚢、腸、子宮、卵巣、睾丸などは特に危険。しかし折鍼(針折れ事故)、気胸、エイズ感染、 神経や内臓の損傷などどこを刺しても悪影響を残す。

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不毛な代替医療

2017-09-07 22:08:57 | 医療・福祉
9月7日(木)快晴
 
僕の姉も兄も医師だが、ともに肺癌で死去。進行癌だったので姉は一切の医療を拒否したが、兄は化学療法を選択。どちらを選ぶかは本人の意思次第だが、代替療法に走る人も多い。米エール大学の研究チームによると、代替医療を選択した癌患者の死亡率は標準治療を選択した患者より5倍程度高くなる。米国の代替医療をすべて合わせると数10億ドル(数1000億円)規模のビジネスになっているが、日本は更にその10倍規模と言われている。

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ハイ・ティー?

2017-09-06 11:18:45 | 食事
9月6日(水)快晴
 
7週間の日本滞在で体重が4㎏増量。前半5週間はスイカとメロンを毎日1-2個。あれって結構カロリーがあるんだ。後半2週間は函館、岡山、高松、熊本、成田で地元の名物を総ざらえ。ケアンズに帰り以前同様に野菜スープ中心の食事。2週間で54㎏に戻す予定。しかし昨日はランチ・ミーティング。カプチーノとケーキが運ばれてきた。豪州のケーキはデカ過ぎ、甘過ぎ。たっぷり生クリームとアイスクリームを添付。まるでハイカロリー・ティーだ。

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プールサイドのパイナップル

2017-09-05 21:00:42 | 植物
9月5日(火)快晴
 
今日のケアンズの最高気温は30度。帰宅以来毎日プールで1500m泳いでいる。僕の住むVUEアパートのプールサイドには5本の「狐尾ヤシの木」が茂っている。9年前のアパート新築時に7本植えたが、いつの間にか2本が枯れた。ヤシの木も大きく育ち、住民が「そのままで良い」というので5本のままだ。その1本の根元にパイナップルが実っている。食べた後根元の葉を地面に置くだけで発芽する。地産地消が奨励されているが、貧弱なパイナップルは誰も収穫しない。

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ヒスイカヅラ(翡翠葛)

2017-09-04 22:46:30 | 植物
9月4日(月)快晴
 
グレンミラー交響楽団がやって来るとの噂。市民劇場は工事中だから当然モンロー・マーチン公園での屋外演奏になるはずと下見にやってきた。しかしケアンズで公演の予定はないとのこと。公園を散歩すると高さ5m、長さ50m以上もあるパーゴラにヒスイカズラの花房が鈴なり。自然界ではありえないような緑色。原産地のフィリピンでは絶滅危惧種。大コウモリが受粉する「獣媒花」だからケアンズにには最適の花のようだ。

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山鳩の卵

2017-09-03 19:01:47 | 動物
9月3日(日)快晴
 
僕のアパートの5階通路の植え込みに色々の野鳥が巣を作る。七色インコの塒(ねぐら)になって旅行客から騒音に苦情が出た1年前に、管理人が植え込みを丸坊主にした。いつの間にか緑が復活して山鳩が巣を作っている。巣のありかを気づかれないように人が通るたびに巣から離れる。昨日は卵が1個だったが今日は2個。1日1個ずつ、4個くらい生みそうだ。頻繁にカメラを向けると巣を放棄しかねないから撮影は遠慮する。

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早起きの鴨カップル

2017-09-03 00:37:43 | オーストラリア
9月2日(土)晴
 
ケアンズと日本を結ぶ直行便は成田と関空の1日2便だけ。どちらも早朝にケアンズに到着する。夜明け前の空港では10種類以上の野鳥が歓迎の鳴き声を上げる。8週間ぶりの帰還。タクシーで20分、家に到着する頃に夜明けを迎える。テラスから日の出前の珊瑚海を眺めると、プールで鴨のカップルが身づくろいをしていた。歓迎ツバメが水面をかすめて飛び回っていた。

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