放射能垂れ流し

 

12月11日（木）快晴

 

320億円を投入し、福島原発で地下水を完全にストップする決め手と期待されていた「氷の壁」作戦が、11月21日断念された。現在トリチウム（半減期12年）を含む汚染水は太平洋に垂れ流しだ。2号機東側の井戸から過去最高濃度のセシウム（半減期30年）を検出。セシウムは空中を漂って土壌を汚染し有機物と強く結合するので、農作物に悪影響を及ぼす。線量限度を越える作業員が多いので、原子力規制委員会では、被曝限度を100msから250msに引き上げることを検討している。

地下水流入対策