10月18日(日)晴
豪QLD州のモナシュ大学の研究者たちは、自然界に存在する「ボルバキア」菌に感染した蚊を人工的に増やし、ケアンズ南方35㎞にあるタウンズビル市(人口18万人)で放った。この蚊が通常の蚊と交配しボルバキア感染した蚊が増えていく。ボルバキアは「性を操る」細菌で、オスの受精卵を殺すことによってメスしか生まれてこなくなる。メスだけの蚊は増殖できず、デング熱への感染リスクを低下させる。タウンズビル市では2014年以来デング熱感染がゼロ。蚊が媒介するジカ熱やマラリアも同様の方法で感染拡大を防げると考えている。
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