豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

ボーボワール「老い」

2021-10-23 07:58:58 | 教養?
10月23日(土)晴
 
彼女がこの本を書いたのは63歳、1970年。「生」の対極にあるのは「死」ではなく「老い」。日本人の多くが、見たくない、聞きたくない、考えたくないと考える死を直視。老いとか何か。老いは不意に我々を捉える。何人もこの人生の失墜をまぬがれることはできない。老いという人生の最後の時期に我々はいかなる者となるのか?この人間存在の真の意味を示す老いの生物学的、歴史的、哲学的、社会的、その他あらゆる角度からの、徹底的考察、畢生の大作『第二の性』と双壁をなす問題の書。出版から半世紀を経た現在も「老い」の問題は解決していない。
 
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