ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

リニューアル・クアトロ

2007年11月15日 | クアトロ・スタジオーネの話

S ボージョレ・ヌーヴォーとイタリアの新酒ノベッロが午前中に到着した。今年の新酒はコンビニに負けない価格での販売を約束している。ボトルで2400円、グラスで400円での販売である。どうぞ、気軽にボージョレ・ヌーヴォーとノベッロをクアトロで楽しんでいただきたい。
午後になるとサンダニエルの生ハムが到着した。このところ生ハムがよく売れる。今回は、左足である。
すると、予定より早くパルミジャーノが到着した。パルミ4世である。
今日クアトロはリニューアルオープン状態である。新酒を飲みながら、切り立てのピンク色の生ハムを食べて、パルミジャーノの中心のしっとりと美味しいところをつまむ幸せ者は誰なのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銭洗い弁天

2007年11月14日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 素晴らしい晴天。山から柔らかく吹き下ろす風は温かい。細い山道をクアトロのママと登る。山道といっても舗装されていて、ときおり車も通る。歩いている人達には迷惑な車である。車の運転手にすれば迷惑な歩行者たちである。ほどよく汗ばんでくると、山を切り抜いたトンネルが見えた。そのトンネルをくぐると銭洗い弁天だ。トンネルの先は社と池があり別天地のようにだ。いかにもご利益がありそうな神社である。今日も参拝客が多い。修学旅行の学生も多い。早速、クアトロの父とクアトロのママは、五円玉のお賽銭で来年も沢山のお客様とご縁があることをお祈りした。そして、五円玉の筒を二本取り出し、ざるに乗せ銭洗い弁天の湧き水で清めた。
修学旅行の子供たちは、この五円玉に興味を持って騒ぎ立てている。「そのお金はどこで貰えるの」「ボクもほしいな」「すっげー」キャーキャーと云っている。
「このお金はおばさんのお店のお客さんにお正月になったらあげるのよ」親切に説明するクアトロのママだった。
さらに、グルメタ王子にもご縁があるようにお祈りして今日の目的は達成した。
五円のお賽銭だけで沢山お願いをしてしまった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懲りない麺々

2007年11月13日 | パスタの話

Photo_3 北イタリアの一部ではソバのパスタを食べる。この地方ではホワイトアスパラも有名だ。クアトロのママはこのホワイトアスパラに恋をしている。一度は現地で食べてみたいらしい。それはともかく、ホワイトアスパラの取材に出かけた日本人がソバパスタを食べるイタリア人に驚いたというが、現地の人は日本人もソバを食べるのかと驚いたらしい。ソバをパスタにするなんて考えられないと思うのは間違いである。
北イタリアのソバパスタを再現すべく企画されたクアトロのソバパスタも中々好評だった。ソバであってはいけないし、ソバの個性が香るパスタでなくてはいけない。結構難しい挑戦ではあった。ソバと小麦の配合、パスタの太さ、ゆで加減、何よりも合わせるソースと試行錯誤した。結果、ソバ4小麦6の配合で太切り田舎ソバ風の太さにした。ソースはシンプルにポモドーロが良い。
お客様もしゃれたもので、アンキモなどをおつまみにお酒を楽しみ、仕上げにソバパスタというのだから、いなせである。
しかし、ソバパスタ作りはかなり手間である。まぼろしのパスタにして、また来年のお楽しみにと思った。それでも麺職人クアトロの父は懲りずにまたもやソバパスタを仕込んでしまった。木曜より若干数最後の販売いたします。

Photo_2 カラスミ日記9日目
日本酒漬けも終了。いよいよ乾燥に入る。何やら愛着の沸いてきたカラスミである。手放すのが惜しくなってきた。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅のカニ

2007年11月12日 | 食材の話

Photo 年末になるとカニを食べたくなるのは不思議だ。日本海ではカニ漁が続々と解禁になっている。しかし、松葉ガニ・越前ガニともなると中々庶民の口には入らない。松葉ガニなどのズワイガニより深いところに生息するのが紅ズワイガニ。紅ズワイガニはズワイガニより値段は安く身が水っぽいところがあるので格下に扱われるのだが、バカにしてはいけない。紅ズワイガニの魅力はカニミソにある。ズワイガニよりも紅ズワイガニの方がミソが多く、これがとても旨い。紅ズワイガニは浜ですぐに解体されて、色々に形を変えてしまう。カニミソはどこへ行ってしまうのだろうか。
クアトロのシェフは今朝ニコニコしながら紅ズワイガニをケース買いしてきた。師走前のカニは身もつまって価格も安い。シェフは良い買い物をしたと思いニコニコしていたようだ。姿の紅ズワイガニはカニミソも味わえるというものである。紅ズワイガニ一杯丸ごと使ったカニミソたっぷりのスパゲッティ本日緊急発売です。
※北海道産紅ズワイガニのペペロンチーニ¥1500

Photo_2 カラスミ日記8日目
塩抜きも終わり、いよいよ日本酒に漬け込んでおります。色が変わってきました。



※明日午後6時よりの営業は都合により休業させていただきます。ランチは平常通りの営業です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉永サヨリ

2007年11月11日 | 魚の話

Photo 昨日は、レイソルのホームゲームが柏の葉競技場で行われた。試合後、クアトロにもレイソルサポーターが押し寄せた。試合は残念ながら引き分けてしまい、スプマンテで勝利の乾杯というわけにはいかなかった。そんなレイソルサポーターのために、この日特別に準備したものの中にサヨリがある。秋が深まると旬を迎える魚だ。海中を疾走する姿はまさしくレイソル選手のごとし、矢のように素早い魚である。脂肪が少なくヘルシーで美味しい魚だ。レイソル・サポーターには、最近グルメ・メタポリック症候群を略したグルメタも多く、こちらにも配慮した魚である。クアトロのシェフは果敢にもサヨリの糸造りに挑んだ。これは中々手間のいる仕事である。終わった後はぐったりとしていたシェフである。その目はサヨリのようになっていた。さて、サヨリの細身でスマートな容姿から、貴女はサヨリのようですねと褒められたらどんなものでしょう。しかし、喜ぶのは早いのです。サヨリは腹が黒い魚なので、スマートで美人だが腹黒い女性をサヨリのようだと云うらしいのです。
「貴女は吉永サヨリのような方ですね」言い間違いに気をつけましょう。
サヨリ、まだあります。腹はよく掃除してあります。
※本日の魚
愛媛産真鯛、千葉産石鯛、山形産サヨリ、北海道産松皮鰈、青森産カサゴ、千葉産イサキ、千葉産マコガレイ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする