クアトロの父は同じものを好んで食べる癖がある。このところつづけて食べているものに、カレーうどんもしくはカレーそばがある。寒い季節には美味しいもので、店ごとに工夫されているのを探るのは楽しい。ひとりミシュラン・ガイドを実行しているのである。まだ調査対象が少ないので発表は控える。というか発表はしないかもしれない。
寒い季節の調査対象のひとつに「おしるこ缶」もある。自動販売機で販売されているもので冬限定で調査をしている。今日はカレーそばの調査後、まだ試したことのないメーカーの「おしるこ缶」を発見したので試飲してみた。価格は120円である。まろやかつぶしあんが売り文句である。さらりとした飲み口で甘みは強すぎず、上品な味わいだ。表示を見ると目を惹くのは砂糖、あずきの次に記されているいんげんまめだ。この上品に思わせる甘みはいんげんまめのもたらすものなのかもしれない。しかし、全体的には濃厚さに欠け、クアトロの父的には評価は低い。
これまで何社か試してきたが、現在のところクアトロの父は伊藤園のものがお気に入りである。井筒屋のものも評判が良いようだが、これはまだ試してはいない。ひとりミシュランの調査はまだまだつづくのである。
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