ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ボージョレ・ヌーヴォーとおでん

2007年11月17日 | ワインの話

Photo ボージョレ・ヌーヴォーも変わった。昔はブドウジュースと遜色無かったが、年を追うごとに洗練されている。「今年の出来は良いですよ」と毎年云っているが、気候よりも技術が進歩しているのだろう。
ボージョレ・ヌーヴォーは白ワインに近い作り方をする。色は赤だが、白ワインとして考えた方が料理にも合わせやすい。ボージョレ・ヌーヴォーを作るブドウ・ガメイ種自体が赤ワインの重要な要素であるタンニンが少ない。さらにそのタンニンが出ないような作り方をするからボージョレ・ヌーヴォーは白ワインのような味わいになる。
しかし、最近のボージョレ・ヌーヴォーは濃縮感を出すようにしているためか、タンニンも増えているように感じる。その分が毎年美味しくなった気がする点だろうか。そのタンニンはじっくりと旨みに変わっていく。ボージョレ・ヌーヴォーもセラーで寝かせてビンテージを楽しむような事になるかもしれない。
今年もクアトロ家では、ボージョレ・ヌーヴォーとおでんで夕食を楽しんだ。これが良く合うのだ。カラシを付け過ぎて鼻にツーンと来ている時も冷やしたボージョレ・ヌーヴォーで流し込んでオッケーである。しかし、あまり高級になったボージョレ・ヌーヴォーをビンテージで楽しむようになったら、こうもいかない。

Photo_2 カラスミ日記13日目
乾燥を始めて3日目。自宅のワインセラーを使って低温熟成させることにした。カラスミの臭いがきつくなったら困るのだが、どうなることやら。

コメント (3)
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