常にお客様の疑問に答えることは大事である。
お客様の質問の多いことは、予め説明をしておくことが親切である。
クアトロの父の統計によると、次のような質問が多い。
・クアトロ・スタジオーネと云う店名の由来
クアトロは数字の“4”、スタジオーネは“季節”、四つの季節で“四季”と云う意味だ。
旬の美味しさを大事にしたいと云うことと地名の“豊四季”にかけての店名だ。
店名の由来をメニューのどこかに書いておくことも親切かもしれない。
・メニューのイタリア語に対する疑問
きどってイタリア語を連発するイタリアンは多い。
店内に入ると「ボンジョールノ」などと声を掛けられる店もある。
それなりの雰囲気は楽しめるが、落ち着かないものだ。
メニューもやたらにイタリア語だと読んでいて疲れる。
そこでクアトロは、ボンゴレ・ロッソはボンゴレ・トマト味、ボンゴレ・ビアンコはボンゴレ・オリーブ味、ドルチェはデザートなどと配慮はしている。
それでも略しきれないものも多い。
カプチーノって何、アクアパッツァって何、サンマルツァーノって何ということには、その都度丁寧にお答えするしかない。
そして、このところ一番多いお客様の疑問は、
・今日やってますか?
予約の電話の第一声に、やってますかと云う質問が多い。
クアトロは水曜の定休と別に月に一度連休をいただくのだが、それが不定期なので、お客様に混乱を与えてしまうことと貸切が多いためだろう。
申し訳ないことである。
本日は営業しておりますが、ディナーは予約で満席です。
来店の際は、予めお電話で「やってますか?」とお尋ねください。
今月は20日(火)21日(水)連休させていただきます。