糖分に酵母が働きかけると糖がアルコールと炭酸ガスに分解される。そうしてお酒が出来る訳である。ワインはブドウ自体に充分な糖があるためにお酒になりやすい。自然界でワインが発生したのは人類の歴史より古いことだろう。日本酒となるとそうはいかない。お米を炊いておかゆにして、お米のデンプンを糖に変えてやらなくてはいけない。お米作りから酒造りまで、手工芸品といえるのが日本酒だ。機械化を取り入れつつも、手作業にこだわった日本酒がある。新潟の上原酒造「鶴亀」である。この鶴亀の大吟醸を今日は酒屋で発見。手作りならではの温かみと厚みのある味わいを新年にクアトロで楽しんでみよう。
フォロー中フォローするフォローする