流山おおたかの森駅から歩くこと10分。クアトロ・ワインの森がある。
野鳥たちのワインに誘われてこの森を訪れ、さらに森の奥へと進むと、クアトロ新着ワイン“ブルゴーニュ・アリゴテ/ジャイエ・ジル”に遭遇した。
ブルゴーニュのアリゴテは酸がきつく果実味に欠ける安っぽい白ワインと云われていた。このワインの欠点を補うためにカシスのリキュールを加えて飲むことを考えたのがキールというカクテルである。ナポリタン全盛のころから食前酒といえばこのキールがポピュラーであった。
しかし、クアトロ・ワインの森のアリゴテはカクテルにしてしまうにはもったいない。
樹齢70年を超えるぶどうを使ったこのジャイエ・ジルのアリゴテは、果実味に厚みがある。アリゴテ本来のしっかりとした酸とこの厚みのある果実味にほどよい樽熟がなされており味わいに複雑さを生んでいる。
天然真鯛や天然ヒラメのカルパッチョに、このアリゴテを合わせたりすると、このワインの森から抜け出せなくなりそうである。
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