母から私のケータイに送られてきたメール。
「今朝から体調が優れません」
体調がすぐれないという具体性のなさに
私は「ははあん」と思う。
どんな具合に、と聞いてみる。
「胃がもたれる」と返事がきた。
お昼は何を食べた、と再びたずねる。
「昨日オープンした蕎麦屋のカツ丼」
とても胃が弱った人とは思えない。
こんな調子で、母は自分の体調不良を訴えてくることがある。
それはもう定期便のようなもので
つまり「会いに来なさい」と言っているのだ。
私はこの憎めないウソに、まんまとハマったフリをして
メールを送る。
「様子見に行くわ」
「無理しないで」
「大丈夫、何とかするから」
なんどかやりとりしたメールの最後に母は書いてくる。
「それなら、この前のクアトロ・スタジオーネでお昼を食べましょう」
「あそこの、パルミジャーノのペンネは美味しかったわね」
もはや「体調が悪い」と書いたことさえ忘れているが
またそれも憎めない。
他愛ないことだけど、それは、二人の大切な儀式。
こんな風に、私たち親子は、クアトロでランチをする。
クアトロのパスタは心と心をつないでいるのだ。
クアトロのランチはサラダとコーヒーか紅茶がサービスになってとてもお得です。
ランチはAM11:30~PM2:30オーダーストップです。
土曜日曜もランチサービスをやっています。
心と心をつなぐ、ヒューマン・コミニケーション、DOOMO4(ドーモ・クアトロ)からのご案内です。