ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

少年の目

2010年05月12日 | ワインの話

B_new_0903_12_443901_01 子供の頃、記念切手を集めていたクアトロの父。
ベビーパウダーを振りかけた切手をピンセットで慎重に扱い専用のアルバムに収納する。
東京オリンピックの記念切手や新幹線開通の記念切手が懐かしい。
そしてときおり友達と切手の交換をするのも楽しみだった。
デパートへ行くと切手とコインのコーナーは必ずあった。
デパートの切手売り場のガラスケースに外国の切手が並んでいる時がある。大概外国の切手は安物なのだが、サンマリノの切手だけは別物扱いだ。
当時の少年マガジンなどにサンマリノの切手の話などが載っていた記憶がある。
記念切手で成り立っているとても小さな国という記憶がサンマリノだ。
サンマリノとはイタリアの中にある小さな国だということは、大人になってから知る。

今日は、イタリアワインの試飲会に出かけた。171種類のイタリアワインが並ぶ。
ピンセットがワイングラスに変わり、ワイン専用の記憶のアルバムに色々なワインの味わいをコレクトするクアトロの父。その目は少年の時のようだったろうか。
しかし、口に入れたワインははき出さない主義のクアトロの父の目はすぐに濁っていくのだった。
試飲を重ねて行くと、サンマリノのワインに出会った。切手だけでなくワインも作っていたのかと驚くクアトロの父。しかもとても上質である。
サンマリノはイタリア中部にありアドリア海を見下ろす高台に位置している。ブドウ栽培には適している土地である。美味しいワインが出来て不思議ではないのだ。
クアトロの父は初めてサンマリノのワインに出会ったが、デパートの切手売り場のガラスケースの向こう側に手が伸びたように思え嬉しかったのだ。

コメント
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