永井酒造らしく、伝統を重んじつつ革新を求める酒造りの姿勢が見える新しいラインのお酒が出た。
“谷川岳”と云うブランドのラインである。フラッグシップの“水芭蕉”は兵庫県三木別所産山田錦から作った全国区タイプのものだが、同じノウハウで地元の酒米・五百万石で作った地酒色の濃いものだ。
その谷川岳のブランドには以前から“大吟醸”と“超辛純米酒”はあったのだが、新しくソフトなお酒“源水仕込・心”とハードなお酒“とび辛”が加わったのだ。
そのミニボトルをクアトロでは揃えてみた。その日の気分と酒の肴に合わせてセレクトしてみよう。
特別な気分の時、チーズでも楽しみながら“大吟醸”とか。
穏やかな気分の時、白身の魚のカルパッチョとともに“源水仕込・心”とか。
静かにお酒を味わいたい気分の時、焼き魚でも食べながら“超辛口純米酒”とか。
男は辛口さという気分の時、珍味でもいただきながら“とび辛”とか。
しかし、彼女にふられた時とか、仕事がうまくいかない時とかに、端から全部飲むぞというのは、お勧めできない。
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