ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

甘夏のマーマレード

2009年04月26日 | デザートの話

Photo 季節は巡り、樹木に新芽がほころび、やがて花を咲かせ、実を付ける。自然の営みを凝縮させた果実でマーマレードを作りガラスのビンに詰める。出来上がったそのマーマレードのビンを眺めていると、それをもたらした者はきっと魔女なのだろうと思える。
「西の魔女が死んだ」クアトロの父は映画はまだ見ていないが、原作は読んだ。
主人公の少女まいは、魔女と呼んでいるおばあちゃんと自然に接しながら暮らし、生きるということの意味、死ぬということの意味を学んでいくという物語だ。
まいは、おばあちゃんに命じられてワイルドストロベリーのジャムを作る手伝いをする。せっせと小さな果実を集め、ジャムを作り、丁寧に煮沸殺菌したガラスのビンに出来上がったジャムを詰める。いつしか、その作業の中に魔女の修行を見いだすまいだった。まいは誇らしげに出来上がったジャムをママにプレゼントする。
クアトロにも、クアトロのママの友人が作った魔法の甘夏のマーマレードが届いた。そのマーマレードをクアトロのママはパンナコッタに添えた。クアトロの父は、甘夏のチーズケーキを作ってみた。それぞれぜひご賞味あれ。

コメント (1)
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