ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

蕎麦打ちセット

2007年04月21日 | 個人的な話

Photo_289 手打ちパスタを作りながら、家の物置に封印されている蕎麦打ちセットを思い出す。
クアトロの父は蕎麦が好きだ。温泉とセットで蕎麦の食べ歩きをするのが好きだ。パスタに通じる物があり、勉強にもなるのだと理由付けしている。クアトロのママも蕎麦が好きだが、こちらはただ美味しいから好きなのである。理屈はいらないという。
こと、蕎麦となるとクアトロの父のようにうんちく好きが多いようだ。山間の狭い土地でも収穫出来る蕎麦は、落人伝説などが絡むことが多い。何やら暗い話と繋がりやすい食品だ。また蕎麦打ちには、道を究める武士道的なものまで入り込んでくる。クアトロの父もこの蕎麦道にはまりやすい性格なのである。
いっとき、会津で蕎麦を食べるのに凝っていた。その内、会津市内の桐道具屋さんと親しくなり、ついに蕎麦打ち道具をここで購入した。道を究めようとするクアトロの父はまずは道具から入るのである。「正月には、手打ち蕎麦を作るぞ」と家族に宣言するのだが、「後かたづけしないからやめて」とクアトロのママに一蹴されるのである。今だ、物置に封印されている蕎麦打ちセットである。

コメント (2)
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