竹之内街道を急ぐ人達を優しく見守る様にと建てられたで有ろう地蔵石仏。
ちょうど古道竹之内街道を太子町方面から登って来ると・・・・・・
「二上山万葉の森脇」を通って新竹之内街道(国道166)に出会う付近に建っている。
石仏は大きく等身大、花崗岩自然石に補足尖った舟形光背を深く彫り沈め、中に蓮華座に立つ定形地蔵立像を中肉彫りで刻み出して居る。
穏やかで優しい顔ですが・・・どうもイマイチ気迫が足りないのは時代のせいでしょうか??その造立は江戸初期の慶安四年(1651)の名が確認されて居ます。
舟形枠の左右には道しるべが彫り刻まれ、道行く人達に行く手を指し示していた地蔵さんの様です。
撮影2006.10.14