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この石仏の有る仏谷は、南山の山裾が東方から北方の回りこむ辺り の斜面の山道を15分ばかり歩いた所、突然現れる巨石の突起部に舟形光背状の穴を穿ち、その奥壁に厚肉彫り石仏??が座している。
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一目見た時これが石仏かと思うほどの庶民的な親しさのが感じられる顔立ち、チマチョゴリを纏ったような様ないで立ちで「仏谷のオバサン」と親しく呼ばれているようです。
南山に数多く残された石仏の中でも一番古いと考えられ、保存状態も最も良いとされています。
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結跏趺坐したその姿から石仏だと言われればそうなんだろうけど??、僕たち日本人の常識破りの姿です。
こうした構造は他では見られないそうで、二重の蓮弁が支える台座に座るこの石仏は統一新羅時代8世紀後半の作と思われ、阿弥陀如来と推定されたりもするが、印は衣の中に有ってどうも良く解らない石龕仏です。
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撮影2010.10.17