Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

九時間以上の長い睡眠

2020-10-26 | 
夏時間が無事に終わった。時計は全てをチェックしていないのでまだ分からないが、昨今は無線時計とネット時計やGPS時計が標準になるので、改めて針を合わせる必要が無い。そういうのは夏の間も冬時間の儘にしてある。次に電池が無くなった時にでも変える。

因みに現在の冬時間つまり欧州標準時は東経15度のプラハの上を通っている。つまり正午にはまだドイツでは天中していない。それでもドイツ帝国の1894年にはそのようになっている。フランスなどは更に遠くロンドンなどと変わらない。要するにパリは始終夏時間である。英国はもう関係が無くなった。EUの中心はプラハの日時計からそう遠くないところに標準時をおいておけば問題が無いのである。

夜二時から三時が一時間伸びたのだが全く知らない。朝も九時まで寝て仕舞った。ここ暫くの疲れが出たのだろう。十時過ぎにベットに入ったから、一度トイレに行ったぐらいで12時間ベットにいたことになる。記憶にない長時間睡眠である。少なくともこの二十年ほどでは有り得ない。風邪引きの時でも本を読んだりしている筈で、眼を瞑っているのが9時間を超えるなんてことは普通はないと思う。様々な状況から体調はとてもいいと感じているのだが、そこまで就寝できるのは不思議である。

暖かった時の寝室の空気の入れ替えと掃除が効いていたかもしれない。これでまた一週間ほどは気温が上がるので寒さを恐れることもないだろう。週末は月が替わる。天気予報を見ると、少なくとも第一週はそれほど冷えることはなさそうで、無事に開催されればバーデンバーデンでのベルリナーフィルハーモニカー国内ツアー公演までは大丈夫である。冬タイヤ装着はその次の週となる。

イタリアでは劇場が閉鎖されたが、ヴィーンなども時間の問題であろう。フランクフルトなども新感染指数が200を超えた。もうシャットダウンには手遅れかも知れない。残されるはロックアウトしかないだろう。それもどこの都市と同じように二週間では済まないかもしれない。フランクフルトのユダヤ人市長などはマスクで克服できると豪語していて、明らかにマスク信仰に陥っている。それによって間隔を開けることが無くなって感染が一挙に膨らむ。一体この市長はなにを目論んでいるのかと思う。

来週木曜日からベルリンでツアープログラムの初日が始まる。土曜日までに四回演奏される。初日にはラディオ放送があり、最終日にはDCHで生中継される。同じプログラムはその一週間後にバーデンバーデンで演奏され、その後ハムブルクで、更にベルリンで演奏される。そこまで無事に開催されるか?ベルリンで千人も聴衆を入れると陽性者が必ず混じる。クラスターが生じるのはもう間近である。

ポイヤックの1995年物を開けた。やはりいい年は異なる。1996年にはない力強さが今でもある。このノンフィルターのワインはまだ頂点を過ぎていなかった。四半世紀前のボルドーワインだ。96年の方が繊細なのでそろそろ片づけて行かないと駄目かもしれない。このワインのご近所のグランクリュもあるので飲み時を考えておこう。



参照:
まだ本格的な夏時間とは 2020-04-05 | 暦
太陽の恵みを謳歌する時 2016-01-23 | ワイン

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