Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ぼちぼち晩夏の準備

2019-07-12 | 
英国に発注したシャツが届いた。靴下は売り切れで入らなかった。流石に皆目の付け方が違って価値の高いものは早く売れる。複数購入した人もいるのだろう。蝶タイは完全アンチョコでは無かった。長さ調整付きのもので、この手は初めてだ。こうなれば汗を掻かずに結べるように練習しなければいけない。

肝心のシャツは、色目はネットで見ていたものと殆ど変わらないので図星である。もう少し薄めでもいいが、タイさえ合うものを探せば使える。リラであるが、写真はバルコンの日除けの色が赤いのでピンクに近く見える。

なによりもイタリア製のポプリン織という事で気になっていた生地は思ったよりも遥かに良かった。表面は滑るが生地が確りしていて、前回購入したものよりも明らかに分厚い。これで丁度復活祭シーズンには気持ちよく着れるだろう。

タイも探すとそのものリラが二種類あって、同系色ながら特に薄い方は使えることが分かった。これで、そこそこ色が揃ったので、当分は大丈夫か。Brexitの時を待ち構え、高価な白シャツを購入するだけだ。

夏の放送予定などを見ると、今年はルツェルンからの放送はあまりない。先ずは地元のDRS2でベルリナーフィルハーモニカー演奏会の中継が無いか探した。9月1日までの計画表なので、後で出ることはあるかもしれないと思っていたら9月11日のBRだった。その後にあるハイティンク指揮の最後の演奏会は生中継はどうだろう。

個人的にはショスターコヴィッチとチャイコフスキーが今回で一区切りとなるので、コパチンスカヤのヴァイオリンは変わることが無いが、これという最終結果を聞かせて欲しい。またチャイコフスキーもこれぞというものをかまして欲しい。第九はブカレストに行くと合唱も変わるのでベルリンでの二回よりもいい結果がどこかで出るのかどうかは疑問だ?勿論ザルツブルクからの放送も気になるがこちらもチャイコフスキーだろう。ブランデンブルク門からの中継を昨年の様に上手くやって欲しい。

ドイツュラント・クルトューアのキリル・ペトレンコ番組の9分ほどを聞いたが、なんら内容が無かった。コーミッシュェオパーから知っている評論家が出ていたが、あれで大丈夫かなと思う。ミュンヘンの聴衆を成熟しているとして、ベルリンのそれがダイレクトでと言うのは正しいかもしれない。しかしペトレンコの難しいプログラムでは反発が直ぐに来るのを覚悟しておかなければいけないと聞くと、これまた大都会の中でも放送管弦楽団とフィルハーモニカーの定期の聴衆があまり重なり合わないということになる。なるほど客席の様子を見ればベルリンのそれは文化人面の人が多いが意外に保守的なのだろう。しかし、ミュンヘンのそれは劇場の聴衆であり、あれについてくるのは結構リベラルな聴衆だ。

NHKからの放送を聞いた。今年3月20日にバーデンバーデンに先駆けてベルリンの定期で演奏した三晩の初日のライヴ中継録音である。当然のことながら生中継を録音したが、ベルリンの前記の旧自由ベルリン放送局の音が悪い、そこでNHKからの放送をVPNを挟んで聞いた。思いがけないことに生中継よりも遥かに新鮮な音が楽しめた。嘗てのアナログ録音の頃には考えられなかったことだが、デジタル放送になってからはあり得る話になった。特に生中継した局がサラウンド放送をしていて、そのソースをそのままネットでストリーミングしているとすれば音質が落ちることになる。今までの経験でも生放送に於いてもサラウンド放送は大抵清涼感に欠ける。高域の倍音成分が綺麗に伸びない。ARDの放送網の中でも差が出るのはそこだと思われる。

ARDがここ二十年ほど進めてきたデジタルラディオ放送システムDABが放送停止になることが分かった。それ以前のシステムDSRに投資をしていて取り止めになったことから、後継システムには移行しなかった。もししていれば二十年ごとに損害を被っていたことになる。これで新車にも無関係になって嬉しい。兎に角、全く信じられないのはドイツのこの手の独自システムである。



参照:
Brexit前の夏のバーゲン 2019-07-06 | 生活
許容範囲だろうか 2018-12-13 | 文化一般
ストリーミング週末始め 2019-02-23 | 生活

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