Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ファスナーのしめ方次第

2014-05-22 | 雑感
昨晩、布団を替えた。二月に購入しておいたボルドー色の英国製シーツとスイス製マコサテンの布団カヴァーである。序にマットレスカヴァーも替えた。本当は特にサテン処理してあるものは予め洗濯するのがよいのだろうがケミカルの影響が無ければ先ずは使ってみよう。寝巻きは半袖となって、広間の窓を開けて就寝した。そのような天候であるから洗濯物もよく乾いた。まだ摂氏30度にはならないが、夏らしくなってきて戸外で過ごせる季節になってきた。

戸外で使えるクラッシュパッドと呼ばれる運動マットを初めて購入した。三メートルほどの墜落に適応するものである。チェコのOCUNというメーカーの商品であるが、なによりも安い割りに安全基準も十分に達しているようなので購入した。YKKファスナーのしめ方によっては2mx60cmで使えるのが決め手で、その通り野外でのマットレス代わりに使う魂胆だ。ファスナーの強度や耐久性などは使ってみなければ分らないが、これ以上安い商品は無いのである。そして二種類ある色目のボルドーレッドが配送された。室内も室外もここ暫くはボルドーレッドとなりそうだ。

この手の製品も、ザイルと同じで使っていると草臥れてくる時期が問題となるようだが、経年変化前にどれぐらい使うかにも拠るらしい。これを使うボールダリングは昨年の秋に始めて、嘗て断念したときとは異なり継続性が出て来たので購入したのであり、天気が良いときの夜長を誰の都合も窺がわずに一人で楽しめる余暇としての価値を見出したからでもある。そして、今回120ユーロととても魅力的な価格のオファーも切っ掛けとなった。

そもそもボールダリングの良さは、安全ベルトもヘルメットも無しに気軽に軽快に楽しめる気軽さで、出来る限り要らないものを省くシムプルさが魅力なのだが、頭を上にして登っているうちはよいが、足を頭より高く上げるような状況では、足から着地できる可能性が低くなってくる。メートル以内でも腰や肩から着地して、そこに岩や切り株があるとなるととても危険である。それを避けるためにはどうしても必要になってきた。ボールダリングでしか練習できない登攀技術の多くは足から着地が出来ないようなものが殆どとすれば、もはやボールダリング練習を継続するかどうかの決断である。

しかし数キロあるクラッシュパッドを持ち歩くことで本来の簡便さの良さが消失しそうで躊躇したのも事実であり、必要の無い場所は使わないで車のトランクに置いときたいとも思っている。反面、こうして投資して怪我を避けることが出来るならば使わなければ価値が無いので、実際にはどうなるだろうか?先ずは、それが無ければ頭から落ちそうで怖い課題の前に運んで、試してみようかと思う。車も出来るだけ近い場所の停めよう。



参照:
ネットショッピングの日曜 2014-02-04 | 生活
フィッシングメールをかわす 2014-05-16 | 生活
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