Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ネットショッピングの日曜

2014-02-04 | 生活
ネットショッピングの日曜日であった。今使っている掛布団のカヴァーに亀裂が入っていることに気が付いていたので、次の洗濯若しくは破れてしまうまでに、もう一つ予備のものを購入しておこうと思っていた。そこでアマゾンを覗くと、来週末まで冬物セールで二割引きの商品があったので、探しに捜した。結局、通常価格は70ユーロのマコ・サテンの枕カヴァー付商品が32ユーロほどで購入できた。

ビーバー織も更に安く入手可能だったが、もう一つのカヴァーが同じあような赤系だったので、今回は夏に使い良いサテン織の青系を購入した。もう一の赤系の裏地が柄が違って良かったのだが、売り切れとなった。200CMx135CMの摂氏60度まで洗濯可能な純綿で五年保証である。

もう一つ、長く使っていた英国製の白いシーツが二つとも破れて、分厚い無骨なシーツしか無くなったので、これも色の違うものが欲しかったので、定価50ユーロもするボルドー赤を注文した。客用を兼用でセミダブル用255CMx230CMの大きさを、送料込みで約30ユーロで獲得した。綿200でそれ程分厚くはないがエジプト綿であるので、最低15年ほどはもって欲しい。

序にネットの買い物籠の中のCDが気になって、序に注文できるものを物色していたら余計に気になるCDが出てきた。籠に入っていたのは6ユーロのルドルフ・ゼルキンとアバド指揮のモーツァルトの協奏曲で、小澤指揮のものを十二月に購入した際に見つけていたものである。ゼルキンのピアノは流石に老いてはいるが、どうしてピアノ表現としては立派なもので聞き甲斐のあるものだったので、アバド指揮の評判の良い録音も聞いてみたくなった。

そこで現在スキャンダルの渦中にある自動車クラブADACの割引を使うために他のCDを物色すると偶然同じアバド指揮のムソルグスキーの「ボリス・ゴドノフ」が、三枚組僅か13ユーロでオファーされているではないか。当時話題になっていた録音であり、ザルツブルクの復活祭で上演されて、同じ演出で夏にそれを体験した。録音は、ベルリンでコンサート上演の前後になされている様である。因みに夏の演奏は、ヴィーンの座付管弦楽団で指揮はロシア人ゲルギーエフだったが、大変失望したどころか、その指揮者の名前すら忘れていた。ザルツブルクで数多く経験した出し物の中で最低のものだった。最初で最後にこの指揮者を聞いた経験であるようだ。

それでも要件を満たす最低価格にならないので、更に出物を探す。そして、プロコフィエフの交響曲全集に再会した。小澤指揮ベルリンのフィルハーモカーの演奏で、四枚組で18ユーロである。最初に出会ったときは極安でも買えなかったのであるが、逝去したアバドのムソルグスキーの音に興味をもち、円熟した小澤のベートーヴェンを聞いているうちに、これも聞いてみたくなったのである。触りを聞く限り、歯ごたえや棘は無くともとても熟れた指揮ぶりで、これはこれで面白いと思った。プロコフィエフの交響曲は、第一番や五番などは可成り耳についているが、その他はそれ程に馴染みがない。その意味からすると、ラフマニノフなどよりも楽しめるかもしれない。LP,CDを通して、ベートーヴェン、ショスタコーヴィッチ、シベリウスに続いて購入した五つ目の交響曲全集になる。全部で八枚、〆て30ユーロであるから、一枚当たり4ユーロ以下なので、それほど間違いないであろう。



参照:
長過ぎる買い物・出費リスト 2011-01-03 | 生活
熱を出して寝込んだ 2013-02-15 | 生活
真面な商品だろうな 2013-12-12 | 雑感

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