指揮者交代の演奏会の後半に抜けて、劇場のティケットを購入した。上手く後半に入れるかどうかは不明な点もあるが、兎に角最短距離を走れば10分以内には席へと続くドアには至れる筈だ。ピアニストのアンコール前に無理に出る。不明はラディオ生中継があるのだが数分のディレイがあるものと思っている。なければ間に合わない。
席も立ち見の一番安いものが9ユーロで手数料入れて11ユーロだったが、着席迄のアクセスが良いことも鑑み、12ユーロのバルコン席にした。一昨年12月に序に出かけたローエングリンでも同じような席に座って、そのコストパフォーマンスの良さは分かっている。後半の一時間を鑑賞するだけだが、少なくとも同じ英国人指揮者の演奏会よりは価値がある。
指揮者ボルトンはバロックを専門としていた指揮者であるが、ミュンヘンでは今迄ヘンデル等で大成功していて、楽団との関係はとても良いようだ。今回はロッシーニの「シンデレラ」を指揮するのだが、その指揮をライヴで体験してみたい。マドリッドの王立歌劇場の音楽監督をしていた間に様々なレパートリーを指揮していたようで、ブリテン「ピーターグライムス」なども公演している。若干とろい感じは否めないのだが、持ち前のバランス感覚は素晴らしくて、ロッシーニではいい指揮をするのではないかと考える。
英国人でオペラを真面に振る現役層はパパーノと二人しかいないので、今後英国人の得意のレパートリーでまだまだ今後活躍するのと予想している。それを確かめて来たい。
これで6月の催し物への出資はヴュルツブルクのモーツァルトフェスト40ユーロ、BR定期10ユーロ、劇場14ユーロ、バーゼルシムフォニエッタ定期34フランケンで総計100ユーロ程になり、宿代は全四泊で180ユーロ程になる。宿泊代が圧倒的に高いが、燃料代は250ユーロ程になるか。
愈々週末はナーヘでの試飲会である。そこのここ暫くのグローセスゲヴェックスの飲み頃になった仕上がりが取り分け良かったので、最も優れた甘口を醸造する醸造所以上に本格的なリースリングの醸造所としての評価を高めている。
良い地所からの果実はグローセスゲヴェックスのみならず素晴らしい甘口として醸造されてしまうので日常消費用リースリングはどうして雑味が感じられたのであるが、もう少し消費してもいいかと思うようになってきた。それ以前に素晴らしいグローセスゲヴェックスの開け頃のパイロットワインとなるようなものを物色してもいいかと思っている。それが軽めの甘口であっても、参考になるならば、デザートワインぐらいの感じで購入を考えてみようとも思っている。
2023年産は冬の間の水不足で、カリなどが回らずに、それが葉の充血だけでなく、果実の醸造時の酵母との接触による発酵に影響しているようだ。要するに塩基化してしまうことで、ワインがどうしても亜硫酸などに晒されるということになるようである。この辺りも試飲会で十分な情報が得られるようにその流れをもう一度整理しておかないと醸造化から深い話しは聞きだせない。
参照:
旨味ある経費削減 2024-05-27 | 生活
サウンドデザインの仮定 2022-07-01 | 文化一般
席も立ち見の一番安いものが9ユーロで手数料入れて11ユーロだったが、着席迄のアクセスが良いことも鑑み、12ユーロのバルコン席にした。一昨年12月に序に出かけたローエングリンでも同じような席に座って、そのコストパフォーマンスの良さは分かっている。後半の一時間を鑑賞するだけだが、少なくとも同じ英国人指揮者の演奏会よりは価値がある。
指揮者ボルトンはバロックを専門としていた指揮者であるが、ミュンヘンでは今迄ヘンデル等で大成功していて、楽団との関係はとても良いようだ。今回はロッシーニの「シンデレラ」を指揮するのだが、その指揮をライヴで体験してみたい。マドリッドの王立歌劇場の音楽監督をしていた間に様々なレパートリーを指揮していたようで、ブリテン「ピーターグライムス」なども公演している。若干とろい感じは否めないのだが、持ち前のバランス感覚は素晴らしくて、ロッシーニではいい指揮をするのではないかと考える。
英国人でオペラを真面に振る現役層はパパーノと二人しかいないので、今後英国人の得意のレパートリーでまだまだ今後活躍するのと予想している。それを確かめて来たい。
これで6月の催し物への出資はヴュルツブルクのモーツァルトフェスト40ユーロ、BR定期10ユーロ、劇場14ユーロ、バーゼルシムフォニエッタ定期34フランケンで総計100ユーロ程になり、宿代は全四泊で180ユーロ程になる。宿泊代が圧倒的に高いが、燃料代は250ユーロ程になるか。
愈々週末はナーヘでの試飲会である。そこのここ暫くのグローセスゲヴェックスの飲み頃になった仕上がりが取り分け良かったので、最も優れた甘口を醸造する醸造所以上に本格的なリースリングの醸造所としての評価を高めている。
良い地所からの果実はグローセスゲヴェックスのみならず素晴らしい甘口として醸造されてしまうので日常消費用リースリングはどうして雑味が感じられたのであるが、もう少し消費してもいいかと思うようになってきた。それ以前に素晴らしいグローセスゲヴェックスの開け頃のパイロットワインとなるようなものを物色してもいいかと思っている。それが軽めの甘口であっても、参考になるならば、デザートワインぐらいの感じで購入を考えてみようとも思っている。
2023年産は冬の間の水不足で、カリなどが回らずに、それが葉の充血だけでなく、果実の醸造時の酵母との接触による発酵に影響しているようだ。要するに塩基化してしまうことで、ワインがどうしても亜硫酸などに晒されるということになるようである。この辺りも試飲会で十分な情報が得られるようにその流れをもう一度整理しておかないと醸造化から深い話しは聞きだせない。
参照:
旨味ある経費削減 2024-05-27 | 生活
サウンドデザインの仮定 2022-07-01 | 文化一般