常滑は知多半島西岸の中央部に位置し、伊勢湾に面しています。
窯業が主要な伝統産業で、常滑焼は日本六古窯の一つとされています(他は瀬戸・越前・信楽・丹波・備前)。
近年、観光にも力を入れており、「やきもの散歩道」と称する観光コースが設けられています。
やきもの散歩道には1.6kmのAコースと4kmのBコースがあります。
知多四国八十八カ所64番~65番はこのコース上または近くにありますので、この日はAコース+Bコース+αを歩いて巡礼することにしました。
常滑市陶磁器開館に駐輪しました。
平日無料、休日普通自動車500円,二輪車300円です、
とこなめ招き猫通り
いろいろな陶芸作家による奇抜な招き猫が見られます。
でも、壁面だけに気を取られていてはいけません。
上の方から大きな目で覗いていますよ。
とこにゃんです。
常滑焼きの窯元があちらこちらで見られます。
知多半島では、蔦を多く見るような気がしますが、気のせいでしょうか。
廻船問屋 瀧田家
所在地:愛知県常滑市栄町4-75
TEL:0569-36-2031
開館時間:9:30〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合翌日),年末年始
(4月,5月,9~11月は無休)
入場料:300円,中学生以下は無料
江戸時代から明治時代にかけて廻船業を営んでいた瀧田家の住宅を復元・整備して公開しています。
当時はこのあたりが、海岸線だったそうです。
現在は西に埋め立てが進んだばかりか、人工島まで作って中部国際空港になっています。
倉
離れ
ふたたび、やきもの散歩道に戻ります。
昔は、美容室はパーマ屋と呼んでいましたね。
土管坂
左は土管
右は焼酎瓶が石垣の代わりに使われています。
足下は土管焼成時の廃材を敷き詰めて、滑り止めにしています。
私の子供の頃は、近所でもこのような風景はよく見かけたのですが・・・
懐かしい風景です。
登窯(陶栄窯)
両脇の煙突が高くなっています。
内部を覗くこともできます。
斜地を利用し燃焼ガスの対流によって、焼成時に一定に高温に保てるよう工夫された窯の形態になっているそうです。
焼き物の街ですかぁ~いいですねぇ~私も丹波の立杭焼きの質実剛健で実用的かついぶし銀と言う表現がぴったりの焼き物が好きで、行く度にぐい飲みを買ってしまいます!
お気に入りのぐい飲みで一杯やる。至福の時間ですね。
私も一月に行ったものを持っています。上司の退職祝いの際、お返しとして「これは義兄弟の契りの杯である」といっていただきました。なんでも美濃焼の「これから有名になるだろう」陶芸家の作品だそうです。
瀬戸物を見るのは好きなので機会があれば散歩して見たいですね。
きっと、どこか懐かしい気持ちになると思います。
中部国際空港の近くですから、利用されることがありましたら、寄っていかれたらよろしいかと思います。
猫があちこちにいるのも良いですね
器 何となく買ってしまって増えます
家人には邪魔っていわれます
空豆
そうなんです。どこか懐かしい町並みなんです。
常滑は日本一の招き猫生産地なんです。
SevenFiftyです。
わたしが初めて常滑の町に行ったのは小学校の遠足でした。
当時は道端のいたるところに土管や甕があって、無数とも思える焼き物工場の煙突がありました。
焼き物の輸送が鉄道からトラックに置き換わる時期で、埃まみれの道をこれまた埃まみれのトラックが唸るように走っていましたよ。
今の常滑はその残照でしょうか。
と言っても最近は空港もあるし、明太子のカネフクもあるし、コストコまであります。
そうですね。行くたびに道は良くなりますし空港周辺はこれからどんどん変わっていくでしょうね。その中で、懐かしい風景が残されていることがなんか奇跡のように感じられます。