橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

仁王立ち

2020-09-12 | ツーリング
北陸ツーリング初日は、富山県の続日本100名城である増山城と富山城、越中国の一の宮である高瀬神社、射水神社、気多神社が目的地でした。
計画通りに訪問をすることができ、17時少し前に最終目的地の富山城の見学も終え、バイクを停めてある市営城址公園駐車場に向かって歩いていました。
ただ、さすがに猛暑の中、5か所も歩き回ったので、足は棒のようになり、痛みも感じ始めていました。
しかし、あとはバイクで予約してある近くのホテルへ移動して、一風呂浴びて、一杯やるだけです。
・・・何て思っていたら、
「おおおっ」右足が突然つってしまいました。
筋肉の名前はよくわからないけどハムストリングスとよばれる太もも裏内側の部分です。

足がつった場合は、過剰に収縮している筋肉を伸ばすとよくなります。
このときも、右足指先に体重をかけてつっている部分を伸ばすようにしました。
いくぶん楽にはなりました。
ただ、体重を移動させると、再度つってしまうので、しばらくじっと立っていました。

すばらくすると、
「うわあ」
すると今度は、左足のふくらはぎがつりました。
こちらも、瞬時に左足指先に力を込めて、何とか押さえ込むことができました。


けいれんしている最中、その部分にだけ気をとられ、他の部分もつることはよくあることですが・・・

とりあえず、両足ともつっています。
しかし、それをねじ伏せて仁王立ちしています。
さて、これからどうしましょうか。
油断するとふたたび足がつります。
といって、いつまでも同じ姿勢でいると他の部分もけいれんしそうです。
そもそも、ここは富山市の中心地で人通りの多いところです。

あたりを見渡すと、富山城千歳御門がすぐ近くにありました。


この門の脇の手すりまで、すり足で移動し、もたれかかることができました。
これで、かなり力を緩めることができました。
と同時にデイパックのポケットから、こむら返りに効く芍薬甘草湯を取り出し飲みました。この漢方薬は即効性があり、5分ほどで座り込むことができ、15分で歩くことができるようになりました。
出発前日、「そういえば」と思いだし、放り込んでいてよかったです。

さて、今回の反省ですが、猛暑日に歩き回ったので水分と無機物が不足したのに加え、疲れがたまったのが原因だと思われます。

たしかに、山城である増山城ではかなり多量の汗をかきましたが、それは想定内でしたので水分補給に関しては十分心がけていたつもりです。

ただ、疲れ方が若いときと違ってきたようです。

実は、富山城に向かう途中にすでに足に違和感があったのです。
バイクに乗っていたら、膝裏の筋が突っ張り痛みを感じました。
バイクを降りて休憩を取ればよかったのでしょうが、目的地が近かったこと、市街地の中であったこと、暑かったことから、乗り続けてしまいました。
振り返ってみれば、この日は朝からバイクに乗っているか、歩いているかで、座って休むことが昼食とソフトクリームを1回食べた時くらいしかありませんでした。

日本100名城スタンプラリーを達成したときに反省したことがあります。
私のツーリングは目的を詰め込んで時間的余裕がなくなる傾向があります。
続日本100名城スタンプラリーでは、この点をあらためて、ゆっくりお茶を飲んだりする時間を設けようと思っていたのですが・・・せっかちなのか、貧乏性なのかなかなか実現できません。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする