橋本屋吉次郎電子日誌

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胃内視鏡検査について (その3)

2019-02-08 | 健康

4年前のこと、人間ドックで行った内視鏡検査の結果、噴門部隆起性病変-粘膜下腫瘍の疑いを指摘され、精密検査として、CT検査と内視鏡検査を受けることになりました。

CT検査は、X線を利用して、体の断面写真を撮るものということは知っていましたが、受診するのは初めてです。
まず、血圧を測って、造影剤を注入するためのチューブを腕に刺してもらいます。
これは、点滴に用いるぐらいの針を腕に刺し、そこに10cmぐらいのチューブを取り付け、テープで腕に固定してもらいます。

この状態で、検査の順番を待ちます。
腕にチューブを固定した状態で、廊下の椅子に座っている姿は不気味です。

名前を呼ばれたら、検査室に入ります。
部屋の中にはベッドの上に大きな半円状の機会が乗っかっている検査器機が鎮座しています。
検査技師の指示で横になると検査が始まります。
といっても、じっと寝ているだけです。
機械が前後に動いて撮影が始まります。

しばらくすると、造影剤の注入が始まります。
すると体がカァーと熱くなり、これが全身に広がっていきます。
事前に説明があったので驚きはありませんが、予想以上に熱くなってきました。
これ以上熱くなると耐えられないかも、と思った瞬間速やかに熱感が引いていきました。

検査半ばで問題が生じました。
鼻がむずむずし始めたのです。
といって動くこともできないので、ひたすら耐えました。
「これで検査は終わりです」の声を聞いて、ようやくくしゃみをしました。

と、その瞬間検査室が凍り付いたように感じました。
急に技師と看護師が慌てだし「今のはなんですか」「咳ですよね」と聞いてきます。
どうも、くしゃみが出るというのは副作用の一種みたいです。
といって他に体調が悪くなったところもなく、念のために副作用で起きそうな症状の説明を聞き、しばらく気をつけるように注意を受けました。

このことが気になっていたので、その後の内視鏡検査はさほど苦痛に感じることもなく済みました。

一週間ほど経って結果を聞きました。
どうも、腫瘍らしきものが小さすぎて、何かよくわからないそうです。

定期的に内視鏡観察して、大きくならなければよしということになりました。

(続きます)

コメント (2)
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