橋本屋吉次郎電子日誌

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知多四国八十八箇所 その33

2013-09-05 | 知多四国八十八箇所巡礼

65番【神護山 相持院】常滑市千代ヶ丘4-66


見守り地蔵尊
やきもの散歩道Bを進むと、見かけることと思います。

山門




こんなところにも常滑焼きが使われています。


本堂


弘法堂

御朱印はセルフサービスでした。

お地蔵さん



狛犬


延命の鐘つき
100円で1回突けます。


お稲荷さん


辻 喜代一氏像
相持院の再興に尽力された方だそうです。



さて、これらの風景に見覚えがありませんか。

ここ常滑は、映画「20世紀少年」のロケで使われたのでした。

やきもの散歩道に再び戻ります。




一木橋
まず、橋を架け、その後、下の土をくりぬくという珍しい工法で作られたそうです。


映画は見ていませんが、私も20世紀少年であるので、これらの風景はとても懐かしく感じます。


どうしてこんなにひと昔前の情景が残っているか考えてみました。


常滑焼きは甕・鉢・土管・タイルといった、土木・建築資材となるものが多く、戦後の復興期から高度経済成長期において大きな需要があったと考えられます。
しかし、やがて合成樹脂や合金・コンクリート・セラミックといった新素材に取って代わってしまいました。
したがって、もっとも栄えていた昭和30~40年代に工場を建てたものの、その後衰退していったため、当時のままの姿となっており、それが我々の世代の思い出と重なるのでしょうね。

もっとも、近頃は、こうやって観光にも力を入れているので、再び活気を取り戻してもらいたいものです。

近年、常滑沖に人工島を設け中部国際空港が建設されました。
と当時に対岸部である常滑も沿岸部を埋め立て前島とし、新たな商業施設を建設し始めています。

そのひとつである「めんたいパークとこなめ」

オープンは昨年末でしたが、混んでいるようでしたのでしばらく訪問するのを見合わせておりました。
しかし、この日もけっこう混んでおりました。
めんたいこに関する資料館+工場見学+試食+直販所
という施設でしたが、食事を取ることはできないようでした。

「昼食はどうしようか?」としばし思案
ある常滑名物が頭に浮かびました。



                               イトウ
                    所在地;愛知県常滑市鯉江本町6-37
                営業時間;11:00~14:30,16:30~20:00
                      定休日;月・火(祝の場合、翌休)
 
のれんに書かれた「競艇ラーメン」を店名と勘違いしている人も多いほどで、この店の一押しメニューとなっています。


                 競艇ラーメン おにぎり付きで600円

器は競艇のボートをイメージしています。
スープからはカツオダシと溜まり醤油の風味が漂ってきます。
麺は縮れた細麺。スープとよく絡みます。
2切れほど入っているチャーシューは、分厚くタレがよく染みており味しっかりして食べ応えがありました。

いつもならば、疲れていても、昼食を取って元気を回復し、再び巡礼を始めるのですが、この日はその気になりませんでした。
疲れていたのか、年齢のせいか、翌日からの仕事のプレッシャーかわかりませんが、無理をせず、この日は終了とし、帰路につきました。

コメント (14)
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