橋本屋吉次郎電子日誌

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高松城(讃岐国)

2011-03-27 | お城巡り(日本100名城)

高松城は、豊臣秀吉から讃岐一国を賜った生駒親正によって1587年(天正15年)に築かれました。 
生駒氏は4代高俊の時、お家騒動を起こし(生駒騒動)出羽矢島に改易されました。
その後、徳川光圀の兄である松平頼重が入封し、以降、明治まで松平氏が治めました。


JR高松駅や高松港から歩いて数分ですし、琴平電鉄高松築港駅にいたっては隣接しています。
まさに高松の玄関に位置しています。


現在は高松市立玉藻(たまも)公園として一般に開放されています。
西門です。百名城スタンプはここで押すことができます。


二の丸です。

堀には海水が導入されています。


だから、堀の中を鯛が泳いでいて、


えさをあげると寄ってきます。

本丸へは鞘橋で連絡されておりますが、現在は本丸工事中のため通行できません。

本丸の天守台です。
石垣解体修理がおこなわれています。

東入口は旭橋・旭門とよばれており、こちらが大手口に相当します。


艮(うしとら)櫓です。

艮とは北東を指し、現在は県民ホールとなっているところから、太鼓櫓があったこの場所に移築されました。


桜馬場です。かつてはこの二倍ほどあったそうです。


桜御門
三の丸の入り口で、櫓門がありましたが1945年(昭和20年)の高松空襲により消失してしまいました。


礎石には柱の跡があります。



三の丸にある披雲閣です。
かつては藩の政庁および藩主の住居でした。
現在の建物は1917年(大正6年)に建てられた二代目で、貸し会場として会議や茶会・展覧会に利用されています。

披雲閣の再建にあわせて庭も作造されました。



手前から月見櫓、中央の低い黒い門が水手御門、そのむこうが渡櫓
水手御門は水路に開いており船を付けることができます。
藩主が江戸から帰られるのをこの櫓で望み見ていたので着見(つきみ)櫓ともいわれています。
現在ならフェリーですかね。


時をしらせる鐘がおかれていた鐘櫓です。

海に近い立地条件を存分に活かして作られている高松城は、今治城・中津城とともに三大水城といわれています。



                 高松市立玉藻公園(高松城跡)

         住所     香川県高松市玉藻町2番1号
         開園時間     (西門)日の出~日没   
                   (東門)7:00~18:00(4~9月) 8:30~17:00(10月~3月)
                入園料     大人200円  小人(6歳~16歳)100円

コメント (6)
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