光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

花とのにらみ合いはないけれど

2010-07-15 18:51:26 | 植物・花(夏)
  老眼だと、細かいものが見える範囲というのがあって、これは近視のときよりも楽だといえ
そうだが、なにしろ見える範囲は、目から先の15cmくらいだから、これより先はみなぼけてしま
う。何がなんやらわからないということにもなり、また眼鏡をはめていて、眼鏡はどこだという
ことも多い。やっぱり眼鏡はあった方が楽で、レンズは多焦点というか、上の方で遠く、下のほう
で近くのものが見やすいというが、もうそうゆう時代は過ぎてしまって、適度にものは見えるが、
眼鏡は目の前にあってもどこにあるということになる。カメさんでも、モニタはそうゆう意味で、
眼鏡をはずさないともう見えない。もう少し若かったころは、その多焦点レンズで、モニタを見て
いたが、カメさんのモニタの、太陽光の反射の度合いのすごさに驚いて、なんだか機械まかせだ
な、というか、これはカメラではないわいとか、いろいろ思っていたときが懐かしい。

  いまは一眼だと撮るのは楽そうで、それ以外は重いし、レンズは暗いし、それからまずは
いろいろむつかしいことも多い。例えば草むらなどで、小さな花に小さな虫がいたとして、それ
がマクロレンズであれ、草とかあってそのものを近くで見ることが出来ない。いろいろ問題はあ
るもので、その点は小さいミニカメさんは割りと草の中でも入ってゆくから、極々近くで、小さ
い虫も撮れるし、花も同じだ。被写界深度も深いから、まったくもってシロウトにはピッタシだ
なとか思う。それでも昔から、カメラは一眼で、小型の同じフィルムを使うカメさんもあったけ
ど、やっぱしカメは一眼だったと思う。といってもせいぜい、フィルムにして、36枚撮りで3本
がいいところ。だから当然これはというものしか、ボタンを押さない。それで、傑作とかは無理
だろうが、思い入れは深いものがある。
  今の、一眼のよさはほとんど早くシャッタが切れるとかいうくらいか、あるいは望遠レンズをまとも
に使えるとかいうことくらいしか魅力はないかなとも思う。望遠もそこそこいいものを使わない
と。200mmを超えるものはなかなか高価で手に入らないし、重たいし。使う機会は減ってしまった。
それでも一眼は、やっぱり最新のものを持ちたいとか思うことも多いけど。

  老眼の話しだった。老眼になるとは考えてなかったが、今は完全な老眼で、書いたようにカメ
ラのモニタを見るのが辛い。それで眼鏡をはずすというのも外では出来ない。危なくてねー。ミニ
カメのモニタもただそこにぼんやりと何かが写っているという感じで、ときとして完全に焦点が
合わないということがある。これはときに、眼鏡越しでもわかるが、目は疲れる。
  花とのにらみ合い、というのはなかなかないが、ネジバナくらいだと、まったくマクロで、焦点
からはずれて写るときがあって、小さすぎるあるいはコントラストがないと、ッ説明書通り、まと
もに写らない。
  花で、マクロでうまく写らないというのは、ネジバナだけでなく棒状のものとかはよくある。
ここはどうするか頭をひねるが、まー老眼だからカメさんもそれに付き合ってくれるというよう
に解釈するのがいいようだ。
  目薬とかをよく使うが、箱があって、肝心の目薬の入れ物はどこかへいったというときが
増える。点眼して、そっとどこかへ置いてしまうと、眼鏡があってもどこにやったかわからない。
いらいらする。薬だって、さてプラの包装から、プチっと取り出してそれがコロコロと転がると、
どこへいったか結構大変な作業になる。こうゆうことはわかっているのだから、もう少し丁寧
にやれといつも思う。思うが、やれない。老化もかなり本格的になってきてそのうちどうでもいい
とか思う日が来るのかなー。




  雨のグラジオラス。大きな花だが、これだけ雨が降れば傾くか、倒れる。




  重そうである。グラジオラスの大きさがあると、見るのは楽だ。ちゃん
  と眼鏡ははめている。




  二度目の、黄色いバラの咲き初めだが、明らかにお天気が左右していそ
  う。肉眼で見た感じは悪かった。




  真っ赤な色が目を引いた。




  思わず、そちらの方へと移動して、借景。




  アガパンサスの花。花の色より、周りの緑の色とか、それからコンク
  リートの感触の方がよさそう。無論花も悪くはない。この程度の大き
  さの花もまだはっきりと見える。全体だけど。




  それで、一つひとつの花の様子というと、これはカメさんにまかせた
  方がいい。水滴もキラリ。




  ここまで来ると、カメさんまかせだが、花の構造からそうはぼやける
  ことはない。静物画のような感じもするけれど。




  あれあれ、小さい点のような緑色があった。よく気が付いたものだと
  思う。相当何かを探してという気でないと見逃す。ここは多分シジミ
  チョウなどを探すという、普段の練習が役立った。カメムシも、多くは
  ないので、貴重な感じ。




  PCのモニタで見ていたら、カメムシの接近ものもあった。習慣になって
  いるというか。カメムシは臭いでまずは嫌われる。
  臭いというと、ヘクソカズラもその臭いがどうのといわれるが、今年は
  そのヘクソカズラの臭いがしそうで、しかし花はまだ。あれって、花の
  臭いではなかったか。



 

落ち着かない、アゲハ

2010-07-15 15:57:13 | 虫、その他
  かなりの雨が降ったようだ。土砂降りを超えていると思う。
  これが夜ならもちろん眠れるわけがない。
  そうゆう雨で、普段は大きいと思えるようなTVの
  音も聞こえないくらいであった。
  その雨も上がって、観天望気と、それと
  レーダーナウキャストでこの先の雨予報を見て
  大きな雨雲は来ないと判断出来たので、
  いつもの短い道を歩いた。そのときは、木の枝やら
  建物からはときに雨は落ちただろうが、雨はなかったようだ。
  これが、今どきの雨の降り方。
  恐ろしいものである。

  多少足がびびっていたかも知れない。

  アゲハチョウはいるしということで、あとは機会があるか
  ないかの問題で、バーベナ・ボナリエンシスの花に
  モンシロチョウがいて、まただが、後からアゲハが
  やって来た。
  翅を開閉させて落ち着かない、アゲハの様子。




  このもも色の花の、チョウを呼び寄せる力は絶大かな。




  だが蜜が思うように見付からないのか、アゲハは半分飛んでいて
  落ち着かないし、こっちもカメさんを持って、ウロウロ。




  ミニカメだと1秒に1回、ボタンを押すことが出来ればいいほうだ。




  アゲハなどの大型のチョウでは、ちょっと気色悪さを感じる方もおら
  れるかも。この方向だとなかなかいい。




  翅の色の美しいところも。




  チョウも忙しい。




  半分飛んでいるような、そうゆうアゲハのファイルは珍しい。


  

曇り空が続く

2010-07-15 06:33:07 | 散策


  ヒメヒオウギズイセンも大変で、何しろ下からのぞいても
  何がどうなっているのかわからないのである。
  ほとんど真ん中に花が来ない。
  これは「水玉」の出来具合がよさそうなので。


  朝のお天気は曇り。比較的明るく、視界もある。立山連峰の麓の辺りも見えて
いて、この景色はなかなか素晴らしいが、ちょっとここからは遠く、惜しい。街中
に出たほうがこの景色ははっきりとし、さらに常願寺川を越えるとこれは素晴ら
しいの一言。西の空も明るく、きのうの夕焼けはよかった。長く赤く、西の空、
北西の空は輝いていた。今日の予報は、雨ときどき曇り。

  アメダスの6時の気温、23.2℃。気圧は1011.8hPa、湿度は100%。北北西の風が
1mとあって、ほとんど風は感じられない。静かな朝で、ときどき明るく、また暗く
なる。室温は24℃。

  雨だね。もう雨はいいか。
  それで、最近朝早くから、モズの鳴き声がよく聞こえていて、もしかして巣が
近くにあって、それで親鳥が警戒音を出しているのかと思っていたが、今日は電線
で、モズは電線にもよくいる、そのモズの幼鳥らしきを確認した。モズの形で、
双眼鏡で眺めたが、羽もモズらしい感じがあった。二羽いた。多いと数羽いるとき
がある。最近はスズメの数も多く、樋にか樋の下辺りかにときどきいることがある
が、スズメも巣を作り、それは屋根の瓦のちょっとした隙間というのが多く、なか
なかそうゆうところを見つけられるものではない。よく出来た、という感じだ。

  キジバトの幼鳥は一羽だけのようで、それでモズは少なくとも二羽はいる。
ヒヨドリも昔からここにいて、つまり渡りをせずここに年がら年中いるというもの
で、そうゆうものはここで生まれたのだろうと思う。そのヒヨドリは見かけない
ことはないが、ことしは静かな感じである。まー雨ということもあるのだろうが。