光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪の効用

2008-11-26 18:27:29 | 散策
  きょうは概ねいいお天気であって、早速「雪の効用」のことを書かないといけない気がする。

  朝はまだはっきりしなかった、北アルプス、剱岳、あるいは立山連峰。一番南に見える、薬師岳もなかなか堂々として見えていた。室堂辺りの積雪が、大体2mくらいと、夕刻のTVニュースで言っておられたようで、もう完全な雪山状態に、その辺りはある。そうでなくても、それよりかなり低いところでも、冠雪していたから、凍てつく寒さに麓はあるのだろう。そろそろクマも冬眠してくれるのではないか。

  夏に少し食べすぎ、その後もなんとなく食べすぎで、運動の量も増えることなく減っているから、これはどう考えても太るわけで、お腹も人のことが言えない状態になってきた。体重計があろうがなかろうが、乗るのが怖い感じもする。体の動きの悪さというのも出て来ているようで、ツッカケに足を入れたつもりが、どっこいそのものがずれて、あるいは着地点を間違えて、タイルの上を踊ったりもする。なんとも、情けない状況である。

  減量を考えないといけないと思う。適度な運動というのがあるが、それをやると血の巡りもよくなって、また適度にカロリも消費されて、お腹はすく。運動でやせるのはかなりむつかしい。昔、例えば、市民プールとかで泳いで、その行き帰りはチャリンコという具合だとこれは適度というか、それ以上に運動のし過ぎの状態でもあったようだ。なかなか、やせるというか、体の動的平衡を保つのはむつかしい。

  それで、雪が降る。まずは寒くてやってられないが、如何せんこのままでは閉じ込められてしまう。誰かが助けに来てくれるわけでもない。なんとか自力で雪かきをやる。まずは、道を開けないとなー。でも、市道かどうかもわからない前の道だが、ここに雪が積もっても、その雪がそのまま残っているというのも、これも困りものだ。そうゆうことが去年、一昨年とあったような気がするが、この2年間はさほどの雪にならなかった。それだから、適度に雪も溶けたようだ。
  雪かきは楽しい。そうゆうときもある。子供さんが、大人に混じって、プラのシャベルで楽しく雪をはじく。これは見ていて楽しいが、大人は子供のことを気遣いつつ、雪どけもやる。結構忙しいし、気も使う。最初のうちは、まだいい。なんとかなる。これが続くと、3年前を思い出す。

  雪かきは、年末に帰省で帰って来て、それから少し飲みすぎもあって、このあとこれではいけない。半分は休養でしかし飲んでは寝では、体もおかしくなる。この先仕事がある。そのために、せいぜい2、3日のあるいは豪華に3、4日の休みが取れても、しばらくすると、それも3日目辺りだが、いよいよ雪も降って来たから、歩道を作る。車道は大きな除雪車が走ってくれる。雪を横にどけるだけが多く、イザ外に出ようとすると、目の前に雪の壁が。
  しかし文句も言えず、仕方なくスコップを持って、雪かきをやる。たまにやるから、少し楽しい。なんだか調子が出ると、どんどんやりたくなる。
  雪の深い年があった。このとき私も、歩道の雪をどけて、雪の中に小さな道を作った記憶がある。その周りは、雪であって、せいぜい30cmくらいの幅の道を作る。底は、アスファルトかコンクリート。3、4mやると大汗をかく。そうゆときもあったが、これは思い出話だ。
  
  現実の雪は恐ろしい。もはやどうにもならないときがある。最後には雪も止んでくれた。この先の気象状態もどう転ぶかわからない。暖冬もあり、大冬もある。大雪だったらどうしようか。
  きのうの雨で、カエデの葉も残り少ない。その葉は、下に落ちているが、濡れているので掃く気もない。そのままが美しいとか思う。これを移動させるときもあるが、面倒で雪かきと同じくらいの疲労感がある。何だかやばくなってきた。雪かきやら、あるいは落ち葉の清掃で、少しは痩せるかもと思った私が、おろかなのか。
  お腹が出たという話しから、雪かきになって、最後は大雪になったら困るという結論になった。お腹をへこますのは大変なようだ。食欲はそこそこある。運動はというと、大してやっていない。あー、減量はむつかしい。
  こんなことなら、だれでも書けるだろう。

  また画像のアドレスのコピーをし忘れたので、一旦送信する。


  明るい日の当たる、カエデでもう見飽きたといわれると困るが。




  カエデの葉の表だとあまりこうゆう色は出ないと思う。透過光の明るさと、色の出方がいい。




  小さな黄色い葉だけど、これも透き通っているといっていいくらい。  




  こちらは反射光で、葉も表を向いている?。よく見ると、複雑にぶら下がっているようだ。




  燃えるような紅葉というのを探して、これを引っぱり出した。ただぼんやりとしているといってもよく、一つひとつの葉を丹念に眺めるのはなかなか出来ないこと。  

イチョウの葉も散るころ

2008-11-26 16:24:43 | 植物・花(秋)
  いいお天気で、しかし風が北風。
  思ったよりは暖かくなく、でも歩くのにはちょうどいい。
  お寺の前に来ると、ちょうど正面に大きなイチョウの木が見えるが
  これが日を浴びて、黄金色に輝いた。
  青空にイチョウ。
  まことに美しく、しばらく見ていた。

  他だと、なにか作業をやっておられた。
  これはすぐにわかった、でもまだ出来上がってないから
  断定は出来ないが、「雪囲い」。
  冬支度をする。遅すぎるのかも。
  板が重そうである。ふらふらしながらやっておられるようだ。


  他のところのイチョウ。もう完全に散ったものもある。





  空が青いこと。それで、まったく枝だけになったイチョウ。




  これは、お隣のイチョウ。真ん中あたり。おかしい。
  真ん中ではなく、かなり上の方ですね。




  太陽光を浴びて、一番きれいな色をしているようだ。
 



  イチョウの落葉。絨毯と書きたいところ。歩かないけれど。
 



  少し離れて。このイチョウの木も結構スカスカしているようです。

細い細い月

2008-11-26 06:48:21 | 散策
  朝のお天気、西の方は曇り、東は晴れ。うまい具合に空は半分に分かれている。きょうはきのうの余熱もあって暖かめ。風は弱いか、今はない。空を見ると、雲の動きは北から南である。アメダスの6時の気温6.8℃、気圧は1025.6hPa。室温、11℃。

  夜中、結構大きな音。ガタガタうるさい。これが尋常かどうかの分かれ目で、今日はそんな激しい音をさせる、アラレやら、ヒョウは降らないはずだが、どう考えてもその音は瓦や窓ガラスをたたく、小さな氷の音である。ヒョウも大きくなると、とんでもなく大きいのが来る。ここは、ただ祈るしかない。

  妙なものというと、暇だからわかるが、きのうの晴天時に青空に、やけに空高くから目の先まで、白い糸のようなものが光っていた。輝いていたとも言える。目の先にあったものは最後にはその辺りに降りたが、どう考えても蜘蛛の巣のきれっぱしとしか考えられない。高いのはかなり高くこれでは蜘蛛の巣も、地球を一周するかも知れない、と思った。この現象はしばらく続いた。

  温度が高めだとさらによく眠れる。

  外はもう曇っていて、やがて晴れるだろうこともわかる。きのうと同じように、ネコになった気分で暗めの外に出る。雨の痕、というか氷が溶けた痕か、地面は湿っている。思いの外大量のカエデの葉が落ちた。だが、目的は、細い細い月を見ること。ちょうどその辺りに、雲がある。もうわからないかも知れない。このときは雲が去るのを待たないといけなかった。
  その後、雲が切れて細い月は見えた。先に双眼鏡で探したら、あっけなく見つかった。薄い雲がなかなか切れない。最後はちゃんと肉眼でも見えた。また雲がかかってくる。

  TVで見る、北海道は帯広の天気は晴れで、すでに明るかった。