光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ちょい、遠歩き、あるいは遠足

2008-11-04 18:46:55 | 散策
  いつものように、少し歩く。少しでいいようで、しかし、最近どうも夏の食べすぎというものが、如実に現われていやになる。これは本当である。秋もその減量に関係なく、甘いものを口にするときも、あるから弱った。
  風邪模様であるが、またなにやら喉のイガイガもあって、鼻の様子もよくない。詰まり気味で、粘液も出て来る。しかし、不思議と歩こうという気にもなる。この辺りがよく自分でもわからない。でも、そのとおりにしてみることにする。
  最初はいつものように、時計回りに歩いて、調子がよければ少し遠回りをしようかと思った。それからしばらくすると、調子は悪くはない。それよりも、もう少し歩けそうにも思える。こんなこともあるのだなー。実に不思議な気分であるが、何しろお天気は回復。風は北風で、さほど強くはない。ちょうどいいくらいだ。

  こうして、私はある道を歩いた。お風呂やさんがあって、病院があって、その先に小学校がある。つまり、この辺りの小学生の皆さんが、毎日登下校している、そうゆう道を歩いたので、これでは自慢にもならない。でも、私は生まれが神奈川県だし、小学校は、関西なので、この小学校に通ったわけではない。
  それで、同じ道を繰り返し歩くのは止めて、少しだけ長方形になるように、直角方向に曲がった。この辺りになると、少し前に書いた、空以外に何も見えない場所になる。その昔は電車道であった道に出た。この先がある。しかし、それはまたいつかのときのために取っておこうと思う。ここはもとに戻ったほうがいい。そう思う。

  やっぱりあっさりと、いつもの道に戻った。いったい、遠回りというのはなんだったのか、という感じもする。でも、まー新しい道を歩かないよりは、歩いたほうがいい。車が通る道である。バスも通るが、歩いたほうが早い場合もある道である。それで、現実に戻る感じだが、いまどきはまずはマスクが必要かも知れない。それに、歯磨きペーストもなくなってきて、これも安売りしているところとコンビニエンス・ストアでは、値段が違うが、そんなことも言ってられない。歯磨きをちゃんとやっていても、虫歯にはなるようで、しかし歯磨きペーストで歯を磨いたあとは、口中もすっきりする。特に、鼻風邪でも歯磨きは大切なようだ。
  よって、コンビニエンス・ストアに行く。歯磨きペーストとあとマスクは過去に購入済みのものがあった。で、問題はボールペンで、最近は油性のものがない。これはいいと思うと、油性ではないのであって、これは困る。
  
  油性のものもあるにはあるが、このボールペンというのも色々で、ある紙の場合に、それを使うと縞々になるものがある。つまり、一本の線を引くと、その跡にある紙では、ほとんどすべてに油性インクは乗るが、ある紙だとかなりはっきりと、インクの乗るところと乗らないところが出来て、これを少し拡大すると、つまりは、「バーコード」のようなものになってしまう。細かい縞々が出来るので、これには困った。結局、今はそのようにならないボールペンも手元にあるが、これがなくなると大変なので、またその縞々になるボールペンも買った。中のインクの芯が古いだけかも知れないからである。それにしても、なぜ油性のボールペンが、コンビニエンス・ストアで数種類か売られていないのか、理解に苦しむ。

  ここで、少し時間を浪費して、帰って来るといつもよりも遅かった。これはしょうがない。しかし、まー適度な運動は必要で、しかもはっきり増量していることも目に見えている。この増量というか、肥満化する体も、何とかしないといけない。それには、少し長めに歩くことも必要だが、やはり食べ物を減らすことも重要だろう。遠歩きをして、少しエネルギを消費した。それにしても、昔は太らなかったが、いつの話しだろうか、今は簡単に太ってしまうようで、困ったものである。


  朝に、ツユクサのことを書いて、この実も撮っていた。




  ツユクサの、花が入っていた、そのさやには、今はタネと思われる、まあるいものが入っている。このまあるいものの、中はまだ調べていない。




  白い、桃色も出る、サザンカ。蕾に、雨と朝日。




  紅葉の始まり。




  おいしそうな感じもする、タンポポの花の最後。

澄み切った朝

2008-11-04 16:22:14 | 散策
  雨が上がって、いい天気になる。
  空は澄み切っていて、雨の後のすがすがしさがある。
  朝は寒かったから、体のほうから冬も近いと感じた。
  この感触はやはり特別なもの。
  血管が縮んだのかも知れない。

  その後晴れて、日が当たる場所だと、普通の秋の感じになる。
  歩けば汗も出る。
  でも、これでやっぱりよかった。

  細かいのは止めて、大空。
  晴れの朝があって、それに加えて、澄み切った朝があるようだ。
  11月に入ってのもの。




  電線にいるのは、ヤマバトか、ヒヨドリか。




  少し明るさが増した。手前の植物に反射する光も増える。




  瓦がこのような色になるのも、空が澄んでいるからかなー。
  この辺りはちょっとよくわからない。




  雲も、溶けそうな感じである。 

冷たい雨の朝

2008-11-04 06:53:21 | 散策
  朝のお天気、雨。きょうこそは本物の雨が降っている。実に静かで、雨が降っている感じがしない。窓を開けて、その音がようやく聞こえる。雨雲の動きは、北からのもので、まだ真っ黒という感じはない。アメダスの6時の気温、12.2℃。気圧は、1017.5hPa。室温16℃。

  もう冬が近いというときの雨はいやなものだが、このところまとまった雨がなかった。たまには雨が降らないといけない。まずは埃っぽい感じがある。空気も澄んでいない。いくら、都会から来た人がここの空気はうまいといっても、やっぱり汚れている。3000m級の山々の中腹以上は、そりゃ空気はきれいで、お腹の中まできれいになりそうだが、平地で生活しているから、やはり雨が必要。これで、少し空気もきれいになりそう。
  でも、たくさんの雨は、となると、心変わりで、ほどほどがよい。朝は雨で、天気情報を見ていたが、太平洋側はほとんど晴れ。東ほど明るいことがわかる。西に行くと、まだ暗い。しかし晴れているそうだ。これも冬型だからこうなるのだろう。
  予報は午前が雨、午後から晴れ間も出るそうだ。この雨もあっさりと止むかも知れない。

  今年は、ツユクサをずいぶんと観察することが出来た。なかなか花が咲かなかったが、咲き始めると皆そろって咲く。どこに、こんなにツユクサがあった、と思うほどで、その後も秋口まで花は咲いていた。ツユクサの花の構造の複雑さというものも、ようやくわかった。
  まずは花の入れ物がある。「さや」、(鞘)といっていいものかどうか。そのさやは、鯛焼きを作る道具に似ている。これが開いて、花が出て来る。なんだか飛行機の車輪が出て来る感じである。パカと蓋が開いて、折りたたまれた車輪が出て来る。このスピードというと、これはまずはわからない。いつのまにか、ツユクサの花はさやから出て来て、昼も過ぎると、あるものは夜に近くなると、またさやに戻る。

  この花を最近見ると、何と花はもうなかった。その代わりまあるいタネがあった。三つくらい入っている。二つのものもありそうで、しかし三つが多いようだ。なるほど、こうして一つのツユクサから、複数個の花が咲き、その花がタネを付けると、タネの数はかなり多いはずで、繁茂するのもよくわかる。ツユクサのタネは丸い。最初は緑で、これが茶色になる。
  まさか、この「まあるいもの」の中に、またタネが入っているということはないだろうなー。まだそこまで観察はしていなかった。

  たかが雑草で、でも知らないことが多く、でもツユクサは、格別。他の草の秘密というのはどのようなものか、知らないまま時間はたちそう。