満月が、真東より少し北辺りにあって、煌煌と輝いている。金星はすでに地平の下にあり、今は木星が南西の低い空に見えている。月夜という言葉がぴったりで、これでは夜の屋根の瓦も、異様な光芒を放つようだ。ここの瓦は、あまりテカテカはしていない。どちらかというと、光を吸収するような感触だが、この先どのくらいもつのだろうか。
木々にも色々あって、あまりに知らないものが多いが、イチョウの木は、これはわかりやすい。まずは、ある程度大きく、それから、ものすごく大きくもなる。これには時間がかかって、ということだろう。小さなイチョウの木、というのもあまりないがこれを見ると、最初はこれってイチョウということになるが、やはり秋になると、緑の葉が黄色くなって最後には葉も落ちる。
ギンナンにあまり執着はない。でも、緑色した少し甘いような粘りつくような感触は、大豆にも、納豆にも、黒豆にもインゲンマメにも、またソラマメにもない。大体、ギンナンは豆科の植物の実ではない。この辺りが、ギンナンに執着するかどうかの分かれ目であろうか。
イチョウの木は大体どこにでもあるが、ギンナンのなるイチョウは、この辺りにはなく、よってイチョウの木のそばに人が集まることはない。でも、お寺やらには、イチョウの大木があったりする。ここのお寺には、竹もあるがさて、タケノコを掘るところを見かけることはない。ないものずくしで、この寺の竹は大き過ぎる。だから、竹とイチョウはあるが、タケノコ、それにギンナン目当ての人は、訪れないようだ。梅の木がある。この実はなくなる。ちゃんとそれを取る人がいる。
イチョウは大きいものは、秋も今頃になると青空によく目立つ。夏の時期も、緑濃いイチョウはよく目立つが、何しろ暑く一々、そのイチョウの葉の緑を褒め称えることもない。イチョウに、ギンナンが成るか成らないか、これは大いに違いがある。でも、
あのギンナンの臭いはどうだろうか。果肉の付いたものを踏んづけるとこれまたすべったりもする。余裕があって、サンダル履きである。白いビニルの買い物袋に、手袋と金属のギンナンつかみ器、こんなものがあるかどうかわからないが、を持って、ギンナン拾いを休みの日に散歩がてらやる。何とも微笑ましい光景である。
イチョウは何度か撮ったが、なかなか出て来ない。他のが先に出たりする。申し訳ないと思う。
まずは、カエデの色付き。このカエデが順番でゆくと最初になる。
大木の中心辺り。明るいと思っていたが、意外に暗くなってしまった。
イチョウの葉。この絵で見たほうが、目で見るよりはっきりするが、結構傷みがある。でも、一つひとつの葉はうまく表情が出たと思う。
木の真下から、上のほうを眺める感じである。
円錐のように均等に葉が広がっているように見えて、実はそうではないこともわかるようである。
木々にも色々あって、あまりに知らないものが多いが、イチョウの木は、これはわかりやすい。まずは、ある程度大きく、それから、ものすごく大きくもなる。これには時間がかかって、ということだろう。小さなイチョウの木、というのもあまりないがこれを見ると、最初はこれってイチョウということになるが、やはり秋になると、緑の葉が黄色くなって最後には葉も落ちる。
ギンナンにあまり執着はない。でも、緑色した少し甘いような粘りつくような感触は、大豆にも、納豆にも、黒豆にもインゲンマメにも、またソラマメにもない。大体、ギンナンは豆科の植物の実ではない。この辺りが、ギンナンに執着するかどうかの分かれ目であろうか。
イチョウの木は大体どこにでもあるが、ギンナンのなるイチョウは、この辺りにはなく、よってイチョウの木のそばに人が集まることはない。でも、お寺やらには、イチョウの大木があったりする。ここのお寺には、竹もあるがさて、タケノコを掘るところを見かけることはない。ないものずくしで、この寺の竹は大き過ぎる。だから、竹とイチョウはあるが、タケノコ、それにギンナン目当ての人は、訪れないようだ。梅の木がある。この実はなくなる。ちゃんとそれを取る人がいる。
イチョウは大きいものは、秋も今頃になると青空によく目立つ。夏の時期も、緑濃いイチョウはよく目立つが、何しろ暑く一々、そのイチョウの葉の緑を褒め称えることもない。イチョウに、ギンナンが成るか成らないか、これは大いに違いがある。でも、
あのギンナンの臭いはどうだろうか。果肉の付いたものを踏んづけるとこれまたすべったりもする。余裕があって、サンダル履きである。白いビニルの買い物袋に、手袋と金属のギンナンつかみ器、こんなものがあるかどうかわからないが、を持って、ギンナン拾いを休みの日に散歩がてらやる。何とも微笑ましい光景である。
イチョウは何度か撮ったが、なかなか出て来ない。他のが先に出たりする。申し訳ないと思う。
まずは、カエデの色付き。このカエデが順番でゆくと最初になる。
大木の中心辺り。明るいと思っていたが、意外に暗くなってしまった。
イチョウの葉。この絵で見たほうが、目で見るよりはっきりするが、結構傷みがある。でも、一つひとつの葉はうまく表情が出たと思う。
木の真下から、上のほうを眺める感じである。
円錐のように均等に葉が広がっているように見えて、実はそうではないこともわかるようである。