光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨とともに現われたもの

2008-08-18 18:42:15 | 散策
  今は雨は降っていないが、久しぶりの雨で、また各地にかなり近いところで被害が出たようだから、もう少しこの雨のことで、引っ張ってみたい。

  病院に行く途中というと、さほど雨に浸かってというところも無さそうなのだが、それでも平坦なところでも凹凸があれば、水は溜まってゆく。そうゆうところを見つけるのも、雨が降って初めてわかりそうだが、その場所の写真がきのうの新聞に出ていた。ずばり途中である。冠水と簡単にゆうけれどこれもなかなか大変なもので、あまり自分の記憶にない。雨漏りがひどくて、建物の中にテントを張って、という感じの生活の経験はある。それ以外はなかなか出て来ない。冠水するというのも、恐ろしいもので、床下浸水に近いものもあるのだろう。考えただけでぞっとする。

  秋の果物の季節で、早生種のものピークは、一旦は過ぎたのかも知れない。お盆に目標を絞られていて、それが一段落したかしないかのときの雨。毎度同じ道を通ってさらに時間もそのように決めているが、近くのナシの産地である場所で、朝市はなかった。それから、たしかにナシの旗やら、看板はたくさんあるが商売繁盛の感覚は、その辺りにはなかった。これも、ナシも一休みということだろうか。まずは、お盆は休まないと、その次がこたえる。
  この雨は、さっとしか見渡してないが、イネの倒伏という状況を生み出すものではなかったようだ。まだ、完全に穂の中にデンプン質が入ってなかったのだろう。さほど、頭も重たくもなく、強い雨にも耐えられたようだ。ナシなどにとっては、この雨はいい雨ということになる。この先に夏晴れ、秋晴れが続けば糖度の高いナシが出来る。もう一回り大きくなるナシのためにはいい雨だったと思う。

  なんだか今日も、夕刻から太陽があっさりと湧き出てきた雲に隠されているようで、これもこの夏の、今どきの異変の一つかも知れない。それで、天気予報によると雨マークが出ている。一年前の記憶はまったくないけれど、9月が暑いという記憶がなかなか消えない。だから、8月の今どきの雨マークに少し不自然なものを感じ、その雨の降り方もまた気になる。今に帰省されている人もおられて、この先のお天気が気にかかるところ。夏の最後はいつなのか、はっきりしないけど、彼岸が基準になるのは、大体納得出来る。ただ、秋分は、春分に比べてずいぶんと気温的には高いのはしょうがないか。

  雨で、珍しいものに出合った。もう「カワズ」の鳴き声も聞かない。田植えの時期のしばらくは、ガーガーという低い音が聞こえていたが、今は盛夏のときの勢いはないがセミがやはりうるさい。そのカワズ、と言ってもアマガエル程度しかお目にかかれないが、もうアマガエルも見ないと思っていた、雨の上がった朝に少しアマガエルよりは大きそうな、カエルがいた。

  カエルはちょっと見たくないという方も多いかも知れない。このカエルもそのカエルらしさがあって、最初はクルクル何にでも巻き付く、蔓植物の、もう一度登場した、花に出てもらう。その後に、ゲロゲロ君。





  小さい花で、蕾はもうだいぶ開花した。これが、ピーナッツだったらなー、さっととってパリパリとはいかないだろうけど、それにしても鳥もついばまないから、食べるとよくないのかも知れない。





  このカエルを見たとき、少しだけギョッとした。緑の中のカエルで、予想してなかった。アマガエルより二回りくらい大きく感じた。色とか、皮膚の様子は、本格的なカエルを想像させる。





  このときは、まだ移動していないかも知れない。でも、大体カエルも見られていると思うとヨチヨチと移動するので、この動き方はかわいいといえると思う。なんだか笑えてしまう。魚に似た目玉こそクリクリしているが、全体からただようものは、一人前のカエルであると思う。

少しだけにぎやかな朝

2008-08-18 16:01:59 | 散策
  気温はあるところで止まっているようで、
  特に暑いと書くところまでいっていないようである。

  ラジオを片方の耳で、50%な感じで聴いていると
  涼しくなりました、今日は涼しいですね、という感じのお便りが多い。
  そんなに涼しくはないが、このお便りとかなり違うと思うのは
  気温差がある程度あると、この変化が体に響くというか、ぐったり気味、
  マイナス方向に働く気がして、若い人と違う、そう寂しく
  思い直すのである。

  朝の空は、少しだけにぎやかで、普通の空に変わった。




  日の出前の時間だと思う。もう少し明るかったかも知れない。




  蚊に喰われたようで、やけに痒く、痒み止めの薬を探していると、 
  より空がにぎにぎしい色を呈した。朝焼けかどうか、もう少し
  赤味があるとそうゆう感じがする。




  右に続く空の雲も輝いている。ずいぶんと広範囲でこうゆう色が出た。
  これも本のわずかな時間で、あとは、白い雲と青空に変わってしまう。  

お山の下も涼しい

2008-08-18 06:46:20 | 散策
  朝のお天気、快晴。文句なしの四重丸。風は少し足らない。もう少し風があったほうがいい。空の青いこと。太陽のまぶしいこと。アメダスの6時の気温、20.6℃、気圧は1011.1hPa。室温23℃。

  8と18が並んだ。あまり意味はないが。妙な数字だと思う。
  非常に静かな夜で、それであまり起きなかったように思う。朝が来て、空が薄っすら明るく、それで、きのうの夜の空を思い出した。いい星空で、しかし首がだるい。それで、今、国立天文台の暦のページを見ていると、日の出はもう5時台である。だからときどきは、まだ日が出ていないとき目が開くことがある。こうゆうときは、最近は普通だけど、これも早寝というちゃんとした理由がある。きれいな朝焼けのような、空と雲があって、
  しかしそのあと、蚊に喰われたようだ。これが情けない。残念に思える。なんだか知らないが、痒い。明らかに尋常な痒みでなく、いったいいつに喰われたのだろう。

  起きて、まずは温度計を見る。23℃か、ぼんやりしながらきのうよりも下がっていると思う。もう秋の気配がある。ただ気配だと思い直す。
  外に少しだけ出てみる。蚊に喰われそうで、それで、少しだけと思う。それで、すでに長袖も着ているが涼しいというより冷たいの方が、この感覚を適切に表わす言葉だと思った。8月の18日の朝は、涼しいを通り過ぎて、寒く感じました。そう夏の絵日記に書かないといけないだろう。これが、たぶん本当だというのは、これはアメダスの値から、自動的に知ることが出来るはずだが、20℃台で、21℃でもない。19℃台が、より早い時間にある。
 
  小さいヒマワリの花がこちらを向いて咲いている。花のタネのなるところの直径は5cmあるだろうか。そのタネのなるところが、渦巻きのような模様を持っている。恐らくその組織の成長が均一でなくそうゆう風に見えるだけではないか。タネが、渦巻くように密度を変えて生長する花が、そうゆうヒマワリの花があるようなことが書かれていたものを読んだ記憶があるが、この小さな花を見て、そのことを思い出した。