光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

あっさり日没

2008-08-31 18:57:58 | 散策
  日が沈みそうで、しかし雲も出て来てどうなるか、これはさほど重要でもないし、どっちでもいい。それから、蚊がいる。これは由々しき問題で、先ほど少し外に出たら、もう蚊にかまれていた。それだから、急いで蚊取り線香を炊くことにする。線香はそこにある。が、火をつける装置がない。マッチがいいが、そんなものは最近は見かけない。マッチだと一回でつかない可能性がある。それだもんで代用品で火をつける。こうゆうときに限って、そのものがない。火打石でもなければ、ほどほどの大きさのものだが、いつもあるが、そこにない。見つからない。

  ライトのスイッチをひねった。電球は付いたが、その火付け装置は見つからない。あちこちを首を長くして捜すがない。ないものはないが、それが消えることはない。長く探した。それは、隙間に落ちていた。たぶん、何かの上に置いておいて、それがすべって落っこちた。それは出てきたが、こんどは、短く折った線香の方をどこにやったかわからなくなって、まったくよぼよぼになっている。先ほどまで、手に線香は持っていて、本格的に火付け装置を探したら、こんどは線香のことを忘れた。うまく出来ている頭である。

  急速に雲が出て来て、空を覆い始める。先ほどまで、秋の雲、羊雲のようなものが出ていた。今は綿のようなそれで、ただ濃い灰色をしたその雲が少しずつ南に向かっている。夕日はあった。しかし8月の最後の夕焼けはないようである。

  お昼に、ブラシのような、小さな花をたくさん付ける、その花が咲いているところへ行ってみた。時間もよくないが、風もかなり強く、それでその場所に着いてみると、もうブラシのような形をした、その花は半分くらい変色していた。あまりに元気がなくそこにチョウもいなくて、その他のところにはいたが、なんだか完全に調子が狂った。きのうの朝の雨に濡れて清楚と思われてた花の多くは、このいいお天気で霧のようであったらしく、弱弱しいもう花の最後の姿を見せているようであった。もう少し先の、アサガオの咲いている場所、アサガオのような花が咲いている場所のほうが正確だが、その花もみな閉じていて、きのうの朝の様子がうそのようだ。何事にも、そのときというものがある。それを逸すると、あとには何もない。

  今朝は、太陽が出た。8月の最後の朝、太陽は出てかなり明るい。その後はゆうまでもなくジリジリ地表を照らす時間が続いて、しかしそれももう終わりのようだ。今出始めた雲は何なのかよくはわからない。明日も、晴れの予報が出ていると思っているが。
  その朝の様子。




  大きめの緑の草に、きのうの雨がまだ残っているようである。一つ手前の葉っぱの雨滴を並べたくて、ずいぶんと縦に長くなった。




  これもカヤツリグサかも知れない。この葉っぱというか、イネでいう穂のようなものは、あまりに繊細でよくわからない。違う植物の葉っぱに細かい水滴がある。




  太陽光が直接当たるところ。これはツツジの葉っぱ。この辺りがボウッと少し黄金色に輝いている。もう少し穏やかな様子だが、少し明暗が出るようにしてみた。

  朝の植物の様子はなかなかいいが、晴れないと暗い。秋晴れであればいいが、これが残暑になるとどうもやりずらい。

黄色と赤と

2008-08-31 16:10:53 | 植物・花(夏)
  夏回帰。
  ジリジリ、照り付けられて、気温も上昇。
  このところ、雲の下で、モヤシのようなといえる生活をしていたから
  この明るさが目にこたえるし、暑さもなんだか気持ちよくない。
  ただ、北からの風は強い。

  このところ、晴天の日中に歩くと、まぶし過ぎる感じがする。
  それから、この明るさで目が痛いような気もして
  なんだかありがたくない。
  まぶしいのは、目の瞳孔の開き方の調節がうまくいかなくなって
  いるからだろうか。でも、夜は、暗闇に割とうまくつきあえて、
  星を見ていると特におかしいと思うことはない。
  問題はまぶしい方で、特に地球のお昼が明るくなったわけでもないだろう。
  いやーな感じ。
 
  
  きのうの続き。大きな黄色い花。



 
  こうゆうのってなんていうのか、ダリアだったり、菊だったり。
  植物の本体が非常に大きく、花の数も多い。そのうちの一つ。





  ケイトウをもう一度。大きく出せるものを探した。
  実際は縮小しているけど。これくらいしか出てこない。
  何度か足を運ばないといけない。 

夏晴れか、秋晴れか

2008-08-31 06:56:31 | 散策
  朝のお天気、見た感じで快晴。まったくの晴れの朝、風は、遠くの煙を見ていても、ほぼ垂直に昇って、それで、その先には青空。アメダスの6時の気温21.0℃、気圧は1010.1hPa。室温23.5℃。外の気温は大体21℃台。

  日付が変わって、しかしまだ朝には早い時間、薄っすら雲の向こうに星が見えている。そういえば、きのうの夜も見えていたようだ。しかしごっちゃになっている可能性がある。静かな夜で、静かな朝。

  非常に厳しい状態です、そう医師に言われていよいよかと思って、大体一ヶ月がたった。約1週間後にも、まだまだ厳しい状態です。いついかれてもおかしくはありません。それから、しばらくたって、今は小康状態ですね、に変わる。懸命の治療を続けてくれたお医者さんに感謝しないといけない。しかし、なぜそうゆう状態になったのか、この辺りの説明はなかった。特に、求めることもしなかった。救急で入って、そのときに、半々ですねといわれて少しぽかんとしたが、たしかにこれまでの救急車のなかでの様子とははっきり違っていたので、もしかしたら、ダメかも知れない、そうなのかも知れない。同じようなことを反復した。

  お盆がすぎた。少しの間、次の病院の問題については、表面に出て来なかった。お医者さんも、えーこの時期はお盆休みということで、それには触れませんでしたが、これから先は、どこに移ってもらうか、それが一番の課題になりますといわれる。それで父の様子を見ると、相変わらず点滴はそのまま、これはもうはずせない。酸素吸入も付けたまま、残念ながら、こちらから声をかけても反応はない。ただ目は開いている。ときどき忘れたように息を吸う。
  いっとき付いていた、心電図、心拍数、血圧、酸素状態を示す機器ももうはずされている。これが付いていると、何となくだが状態はわかるのだが。

  この先、ここの病院に変わってもらうことに、という、その病院にゆかなければならなくなる。ちょっと、というかかなり遠い。中心静脈点滴をしているから、これを管理できるところというと限られてしまう。

  姉の口から、来週の水曜日に転院する、という言葉が出た。まったく同じことが、姉の家族にも起こっている。なかなか休まるときは来ない。忘れず、ナシを渡すが、3つだけでいい、そういう。おかしな感じがする。