光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

通り過ぎてゆくもの

2008-08-15 18:43:03 | 散策
  暑かった今日も、宵の時間になって知らぬ間に雷が鳴り始める。ゴロゴロいっているし、ギザギザに走る落雷も東の方角に見えている。負の電子が地上に舞い戻る瞬間で、あまりそうゆうところにいたくないものである。

  朝は、雨が降ってこれはよかった。しかし長続きはしない。気温も上がって、まだ建物は焼けているから、なかなか室内の気温も下がってくれない。で、ときにアゲハチョウが舞い、それからナツアカネかアキアカネか、まだそんなに赤くない赤トンボが、空中に浮んでいる。このトンボ、どこかに移動する気はないようで、もし窓でも開けていると、すっと入ってきて、網戸辺りでバタバタという音をさせてくれるような気もする。シオカラトンボも慣れれば、人とは思っていないのだろうが、寄って来てくれる。だから、この赤トンボも窓からすっと入ってきて、またすっと出ていっていいような気がする。

  チョウの仲間だとアゲハが一番多いようだが、このチョウもどこかに止まってということもない。アオスジアゲハも見かけるが、このチョウはあまり見ないことにしている。動きが早すぎる。タテハチョウ、その中でも、朱色をしたものがいていいはずだが、それらがようやく目の前を通り過ぎてゆく機会があった。このチョウは、もし好みの花があれば、蜜を吸うため割とゆっくりめにその花に止まってくれて、こちらもそれをほどほどに見ることも出来る。でも、ことしは朱色をしたタテハチョウの数も少なければ、止まる花も少ない。どうしたもんだか、でもまだ、その姿を見ることが出来るだけ、ましというものかも。

  黒いアゲハを見ると、少し心拍が高まる。二度くらいこの夏にあったが、なにアゲハかはわからない遠さである。でも、黒い大型のアゲハには違いない。ムクゲの薄桃色の花の向こうに、遠ざかる黒い大型のチョウがいる。ただ見送るしかない。そういえば、今年はオニユリの数も少ないような気もする。
  もう一つ、ドッキリものでは、これも10mは離れていたが、だからあまりはっきりしないが、大型のトンボがスーッと一直線に飛んで行くのを見た。そんなに遠くから、トンボとわかるそれもかなりのスピードで飛んでゆくのはオニヤンマしかいないだろう。これは、間違いなくオニヤンマで、この辺りで見るのは実に久しぶり。オニヤンマは、その自分の通り道、というか、専用の飛行経路を持つという。貫禄もあるから、当然のような気もするが、その考えが瞬間に浮んで、暑い中田んぼ道のようなところでしばらく待っていたが、そのオニヤンマは現われなかった。近頃のオニヤンマは進化したらしい。もう同じ道を戻ってくるというようなことはやらないようだ。これは、私がそう思っただけだが。
  もちろん、オニヤンマを捕まえようなんて大層なことを考えたのではなく、もう少し近くで、その堂々とした飛翔を見たかったのである。それにしても、いったいどの辺りで生まれたのか、わからないこともないが、実に遠い距離を飛んでいることになる。

  朝から何度か黒い雲が現われてこれはまた雨になると思った。大きな雲の筋が円弧状につながって、それが移動していった、冷たい西の風も吹いていたような気がする、また雨になる。慌てて、窓を閉めたりもした。それで、今は雷雲の発達があって、しかしまだ雨にはなっていない。この後も、雷は音をたてて、あるいはイナズマとして空中をピカピカ光らせるだろう。でも、ひどい雨は結構である。ほどほどの雨が降って欲しい。それで、明日になると、もう少し赤トンボが増えていたら、これは一番いいかも知れない。


  しばらく時間がたったが、日が強くて植物の葉は枯れるが、また新しい葉も出て来るところを見ていた。




  茶色い枯れている葉があって、それから今出て来た新葉があって、透明感のある薄い緑をしている。




  この出来たての葉っぱで、強い光に耐えられるかというと、その後もこの緑は順調に生育していて、さらに大きくなっている。




  これは普通のアジサイかな。アジサイの葉でこんなに枯れているのを見るのも珍しい。それで、新葉が出てきたようだ。

  雷鳴は少し静かになっている。お天気は不安定のようである。  

ヒマワリ三兄弟

2008-08-15 16:03:56 | 植物・花(夏)
  非常に暑いといっていい状態になった。
  朝は雨が降って、これはもしかしたら涼しいかも、と思う。
  暑くてもいいが、汗がボタボタ落ちることだけでも避けたい。
  汗ボタをやると、翌日がっくり来る。

  汗かいてすっきりということもあったような気がするが、
  それは昔のことだなー。今は、汗かいて、もう一度かいて、
  三度目もあったりする。それで疲れている。翌日にも疲れがでる。
  翌々日ににも残る。

  ヒマワリは、もう飽き飽きした、という方も多いだろうなー。
  でもここはヒマワリで押すしかない。散々空は出したから、
  それは止めてしかし残るのは、ヒマワリ。




  まずは真ん中から。向こうに疲れ果てた、最初に咲いた花がある。
  この花も、そろそろ疲れが溜まって、お辞儀をする。




  最初に咲いた花は、正面から見えない。仕方ない、後からとなる。
  気の毒なくらいに、ぐったりしている。さらに、二個目の花芽が出て来た。
  疲れはピークになる。




  枯れるかも知れないと思っていた、3本目。この花芽も少しだけ大きくなって、
  しかし上から眺めることが出来る。他の二本と比べるとずいぶん小さい。
  が、小さい花を咲かせればいい。何とかなるだろう。

太陽と雨と

2008-08-15 06:53:21 | 散策
  朝のお天気、晴れっと書こうとしたけど、太陽が出ていながら雨が降っている。その雨音も聞こえないくらい、弱い雨だが。蚊がいる。夜も朝も、窓を開けていて、閉め忘れ。風は、今はない。アメダスの6時の気温、26.0℃、気圧は1002.1hPa。室温28℃、ムシムシ、それに香取線香の匂い。

  眠っているときはさほど暑さを感じていない。寝苦しいこともない。眠りに入るのは少しむつかしい。あとは惰性で眠っていて、朝が来る。新聞配達の方の自転車の音。チラッと時計を見る。今日は早い。日の出のころ、東の空が明るい。今日もまた、暑くなりそうだ。がっくりして、眼を閉じる。まー生きているからしょうがないのだが。時計とにらめっこする回数が増える。

  あーあと、2週間になってしまった。7月は余裕であった。まだまだ夢のようにたくさんのお休みがある。だから好きなラジオも聴くことが出来る。ささっとネットでメールして、お気に入りのDJさんに名前を読んでもらう。小学生だけど、高校2年生ということにしておこう。少し背伸び。後はオリンピックに、それとお化粧の仕方に、もう自分で出来ないといけない。上にお姉さんがいればよかったのに。
  あー、あー、メールを書くのは誰にも負けない。ケイタイだって左手でホイホイだ。それに、二挺拳銃だって出来る。そんな古い言い方はしない、すいません。ところが、どうしても絵日記というのは、毎日はやれない。こんなのは、7月の最初のころに、半分は埋めた。残り半分は、8月の終わりにやろう。そうでないと、なんか現実感がないのね。

  それにしても、なんで毎年読書感想文があるのかなー。わかりません。一年生からもう5回目、毎度何を読んでいいかわからなくなるし、いつも少しストーリを書いて、ここで3回泣きました、と書く。何かいい読書感想文の作り方ってないかな。「そうゆうことを書く」という手もある。まだまだ楽しい夏の宿題は残っている。だから、2週間もまだ休みがあっても、十分に楽しめるのね。

  あー、少し小学生の今どきの気分を代弁してみた。

  夏の雲、入道雲。北には、真っ黒な雨雲、西の空は青い。朝日に白い入道雲が映えて美しい。雨が降る、セミの鳴き声が少し静かになる。土は雨が降る前から濡れていた。乾ききってないのか。アゲハの「サナギ」を見るが特に変化はない。というか、だんだん小さくなっていってこのままだと石のようになってしまいそう。見ていて切ない。他の虫もなかなか見つからない。どうも蔓性の植物の名は、「クズ」のような気がする。少しすっきり。
  すいません、クズではないようでした。きのう、いやもう一昨日になる蔓性の植物は、クズではないです。今、調べて、慌てて書いています。