お山というと少しいいすぎだが、その小高いところに病院がある。これとは別の、どちらかというと河に近い、またその上空を大型のジェットが飛んでゆく、そうゆ病院に私は、たまに通っているが、そこの建物を出て、あまりの明るさにめまいを起こしそうになって、その先の薬局へと急いだが、そのあとに、珍しいとしか言いようのないものに出合った。ハグロトンボである。
それは熱々のコンクリートの上30cmくらいを飛んでいて、ほぼ真っ直ぐに進んでいた。そのトンボを私が見て、こんなところになぜハグロがいるのか一瞬理解できなかった。オハグロとも思ったかも知れない。イトトンボの類もめったにお目にかかることがなく、それこそ捕虫網でもあれば、しばらくは追いかけただろう。しかしそんなものはなく、なんだか宝石を目の前にして、それを放置した感じがした。これも暑いからか。
兄弟というのがいる。私は下で、姉か兄がいるわけだがどっちでもよく、しかし最近は色々話すことも増えた。それで小さいころは、姉の後をあるいは姉に手を引っ張られて歩いていたものだが、そうゆう昔から、当然のように姉には、昔はチャン、今はちゃんとさん付けて呼んでいるが、どうも姉の方は、私を呼び捨てにする。これも少し前まで、さほど不思議にも思わなかったが、話す頻度も増えて、ある日何故か、その話しをしていると私は姉に命令されているかのような感じを持って、それもある意味しょうがないが、どうも姉はますます強くなってゆく一方で、なんだか今ごろになって「納得できないな」など思ったりする。
どうも下に生まれて得をしたような気もしていたが、また特に呼び捨てにされるのもなんとも思わなかったものだが、どうも姉のその口調が最近は厳しいのであって、なんか違うな、という思いがあるが、やっぱりこんなものか。
今日は花火大会があるという。そうですか、知らないとは言えないが、どうもあの花火もあまり好きになれなくなってしまった。昔は、お祭りやではないが、花火はそこそこ好きだった。でも、今はあちこちでやり過ぎているようで、これも2、3回でいいと思うが、今日までに小さいものも入れると5、6回はあった気がする。近いのは、まったくダメだが、音が脳天に響くのである、遠いとさほど気にはならないが。この花火大会まだ明るく始まる気配はない。暗くなると始まるのだろう。
ツクツクボウシも鳴いている。夏真っ盛りというところ。
キカラスウリの花。もう刈り取られてしまったもの。見納め。
花が開き初めだと、まるでお刺身のパックのお飾りの大根より数段美しい。
これも、もうかなり縮こまっている感じ。
今年の夏というか、7月の暑さを象徴しているようなキカラスウリの花々。
それは熱々のコンクリートの上30cmくらいを飛んでいて、ほぼ真っ直ぐに進んでいた。そのトンボを私が見て、こんなところになぜハグロがいるのか一瞬理解できなかった。オハグロとも思ったかも知れない。イトトンボの類もめったにお目にかかることがなく、それこそ捕虫網でもあれば、しばらくは追いかけただろう。しかしそんなものはなく、なんだか宝石を目の前にして、それを放置した感じがした。これも暑いからか。
兄弟というのがいる。私は下で、姉か兄がいるわけだがどっちでもよく、しかし最近は色々話すことも増えた。それで小さいころは、姉の後をあるいは姉に手を引っ張られて歩いていたものだが、そうゆう昔から、当然のように姉には、昔はチャン、今はちゃんとさん付けて呼んでいるが、どうも姉の方は、私を呼び捨てにする。これも少し前まで、さほど不思議にも思わなかったが、話す頻度も増えて、ある日何故か、その話しをしていると私は姉に命令されているかのような感じを持って、それもある意味しょうがないが、どうも姉はますます強くなってゆく一方で、なんだか今ごろになって「納得できないな」など思ったりする。
どうも下に生まれて得をしたような気もしていたが、また特に呼び捨てにされるのもなんとも思わなかったものだが、どうも姉のその口調が最近は厳しいのであって、なんか違うな、という思いがあるが、やっぱりこんなものか。
今日は花火大会があるという。そうですか、知らないとは言えないが、どうもあの花火もあまり好きになれなくなってしまった。昔は、お祭りやではないが、花火はそこそこ好きだった。でも、今はあちこちでやり過ぎているようで、これも2、3回でいいと思うが、今日までに小さいものも入れると5、6回はあった気がする。近いのは、まったくダメだが、音が脳天に響くのである、遠いとさほど気にはならないが。この花火大会まだ明るく始まる気配はない。暗くなると始まるのだろう。
ツクツクボウシも鳴いている。夏真っ盛りというところ。
キカラスウリの花。もう刈り取られてしまったもの。見納め。
花が開き初めだと、まるでお刺身のパックのお飾りの大根より数段美しい。
これも、もうかなり縮こまっている感じ。
今年の夏というか、7月の暑さを象徴しているようなキカラスウリの花々。