光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨雲の周辺

2008-08-21 18:45:33 | 散策
  雨が降る、ということが宵の時間のラジオで話題になるということは、これまでになくひどい目に合ったとか、あるいは泣くに泣かれぬような経験したという、方も多かったということだろう。普段は、お天気なんて何とも思っていない若い方々も、今年の今のお天気に閉口しているという感じである。

  このお天気は、やっぱり気になる。天気予報を欠かさず見るようになる。朝の早いTVで、まずは確認する。早いといってももう日の出の時刻はとおに過ぎている。そのほうが、実際的である。雨か、これはどうする。こうゆうことを前日から考えている。土砂災害という言葉も耳にやき付いた。地震がやって来るという、地震予知警報というもの、名前はちょっと今ははっきり確認できないが、こうゆうのも頭の中にあって、その次に土砂災害の起こる可能性をも、意識しないといけなくなってくる。
  後者のほうが、これは自分での判断も可能であっていよいよ、さてこの雨で今から行くところの道は、山道もありそうだが大丈夫だろうか、こちらは現実感がかなりある。地震だと、これはいかに逃げるかを考える、その一瞬だが、土砂災害の方は、自分で判断しないといけない。そうゆう自由度を持っている。これは、かなり困った問題である。心拍が急に上がってくる。

  雨の場合、これもそう簡単に結果がわかる、っというものではないだろうけど、一日が過ぎ、いや半日でもいい、どうも今日はそうひどい雨はなさそうだと思う時間がある。今日などは、私はそう思った。特に土砂災害を意識したわけではないけれど。でも、もしかして強い雨があれば、それこそ二次的にその影響をこうむることにもなる。道が不通になった。ドコドコの道が冠水して通行止め。これは困る。道一つ不通になってもこれの影響は、回りに出る。まったくもって、安穏としていられない。
  いやでも、空を見上げるときが多くなる。どうも、予想と違って午前は強い雨はなかったようだ。晴れ間も出てそれに気温は上がらなかったが、歩くと暑かった。これはもうすでに書いた。それでも、頭の上には真っ黒な雲があって、ここを中心に、より南は雲がどんどん押し寄せている。雲の渋滞があって入道雲が高く背伸びを始める。これは向こうの山では大雨が降っている。想像するのは簡単で、そのとおりのようである。これより北側は、何とも澄み切った青空もあって、なんだか体が半分ちぎられているような感じにもなる。心配性でもないが、明日は我が身ということがひしひし実感される。
  幸いというか、ここ最近の大雨でひどい目に合ったというのは、まーないといっていい。ずぶ濡れにもならないし、もうすぐそこに落ちたと思う雷による被害というのも、ブレーカだか、漏電遮断器こそ働いて真っ暗にはなったものの、それ以外は見た目は大丈夫だ。大丈夫そうだ。何度か、ひどい目にはあったが、ほどほどである。浸水というのもない。去年は地震でもかなり揺れた。今年は、大雨。周辺での出来事のようで、なんとか自分が自分でいられる。

  それでどうしたもこうしたもないが、なんだか今日は空を見ているだけでずいぶんと疲れたようで、このことを書いてみた。


  雑草の世界。植物には、恵みの雨のようで、また木々や草があって雨水は、それに吸い込まれ、蓄えられ、あるものは地下にしみ込んでいる。




  この植物が今生えていることが珍しい。いつもなら刈られている。だから今はどうなのか、わからない。名前はどこかで見ているはずであるが。




  それで、いつものとおり参考にさせてもらっているところで、季節を頼りに、ここは植物の名前、言葉からそのものを想像していて、もしかしたら、カヤツリグサかもと、その言葉を思い出した。
  カヤツリグサは、色々あるというか、種類も多く決定的にこれはこれ、といえるところまでいかない。




  雨で出来た水玉と、この草の持つ特性というか直線的なものとカーブを交えた面で面白い絵になったと思う。こうゆう感触は肉眼で見る限りまったくわからない。

夏も陰るころ

2008-08-21 16:18:26 | 散策
  雨の道、雨の帯が南側にずれて、この辺りの雨は予報より少なめ。
  お湿り程度で、今は終わっている。
  これから後が、ありそうである。

  かなり青空も出ている。歩いて来たが、特に暑さ対策もしなかったから
  かなり汗をかいて、少しヘバッタ気もした。
  やっぱり歩くとかなり暑くなる。水の用意をしておくべきだった。


  晩夏というと、まだ早い気がして、経験上どう考えても、また暑くなる。
  残暑もある。それで、浮んだのが、「陰り」で、これが適当かどうか。
  自分にはぴったりな言葉だが。




  晴れていて、夕方に近くこの後に雨雲、というパターンだったと思う。
  この夏の特徴というか、今によくある様子。




  太陽がうまく雲に隠れて、少し華々しく、しかしこの絵からも、
  もう真夏の勢いは感じられない気がする。一枚目とは別の日です。




  拡大しても、若干物悲しさがあるように思われる。いずれ、
  また憎らしいくらいの暑さが戻ってくるのはわかっているが。 

空色の雨

2008-08-21 06:40:08 | 散策
  朝のお天気、小雨。今のところ、ひどい雨はない。日付が変わって、雨の音で目が覚めたが、これまでのひどい雨のときとは違う。風は、雲の動きを見ると北から、あるいは北西からのもの。地表では、冷たいといっていい空気がある。アメダスの6時の気温21.0℃、気圧は、1003.7hPa。室温24℃、暗めの朝。

  まだ夏休みというのがおかしなくらいの、暗い朝で慌てて宿題をやっている光景が思い浮かぶ。自分のときもきっとそうだったに違いない、感想文は必ず最後までやらなかった。
  夜の、でもまだ宵のラジオで、天気が話題になるというのも妙なものだ。明日は学校に、明日は何々のライブにいかないといけないけど、雨が心配です、なんていうメールを読むDJさんも明日の仕事が心配になってくる。これは想像だが、あちこち走り回っていると、あれれという場面に遭遇することも多いのだろう。でも、大体がそうゆうことは忘れているものだ。
  でも、今年のこの夏の雨の降りかたは確かにおかしい。雨量としては平均してしまうと、梅雨の雨もなかったし、変化は少ないだろうが、時間当りの雨の量がこれまでにないもの。あったとしても忘れている。これが、二度三度あった。もっと、あったから、これからしばらく先は、雨と聴くと豪雨ということになり、心配で夜も眠れなくなる。そのうち慣れるが、夢の中で雨も降りそうだ。

  豪雨で、電車が止まった。これは、都会なら何度もありそうで、そういえば北陸本線や高山本線でも、この夏は雨で止まった。長距離列車で、過去に台風の影響で雨が強くなり河川が増水して、途中で運転を一旦停止という目にあったことがある。高崎を出て、次の駅で止まった。このときはさほどの大事にも思わなかったが、今そんなことがあると、ずいぶんといやな思いをすることだろう。地球環境も何かの小さな変化で、大きな変動が起こり得るという時代に入っているともいえそうで、ありがたくはない。