光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雑草の生きる力

2008-08-07 18:36:40 | 散策
  草刈りも、大してやってなく、それからやらなくてもいいところはそのままだから、かなり草やら、竹か笹が自由に繁茂していて、これを見ると自然の生命力に脱帽する。去年、撒かれたと思われる、強い除草剤の跡は、相変わらず裸地だが、それもようやく雑草でそれほど目立たない。

  回りはというと、やはりきれいにされている。目の前に防火用の水槽が、蓋をされてあるが、その周りもこれは弱めの除草剤が撒かれて、ほどほど時間がたつとまた草が生えてくる。それ以外は、草刈り器、刈り払い器で、茎より上だけをささっと刈っておられる所が多いようだ。草がある程度生えていないと、土が流れていったりということを知ってのことだろうし、また出来るだけ薬剤は使わないほうがいい、ということも身にしみておられるのだろう。
  今年は、よって結構な草が生えているが、春とかまでは例年どおりと思っていたが、その後の様子は少し違う。いつも夏のころにどんな草が生えていたか、なかなか思い出せないが、いつもと違うものが出て来ている。ヒメヒオウギスイセン、ズイセンとにごるのが正しそうだが、この植物もあちこちに出て来た。だが、これはさほど多くはない。
  他はどうだろうか。ハルジオンのようなものが、小さいながら生えている。これももう違うものかも。あとわかりやすいのはエノコログサで、これはネコジャラシと同じだと思うが、これはこれで済ませて、あとは、ただの葉っぱが多いようだ。空き地というところも多い。それと同じような草が生えているかというと少し違うようで、しかしこれらの植物は大概が1年草であろう。どこかからタネが飛んでくる。あるいは、去年のものが再び芽吹くのだろうが、見かけないものも出て来た。でも、空き地と、ここの草の様子は少し違うようである。

  木々のある空間に、そこには枯れた枝しかないが、そこに茶色いものが光が当たって輝いているように見える。どうでもいいと思ったが、気にもなるので双眼鏡を取り出してみると、それはアブラゼミで一つの蜘蛛の巣に3匹も引っかかっている。それから、気の毒に少し小型のツクツクボウシも、その蜘蛛の巣に引っかかっていて、このツクツクはまだ動いていた。なんだかすごい獲物の量である。それより、うまいことこの蜘蛛も巣を張ったものだと感心した。茶色い翅が夕日に照らされるのを見ると少しかわいそうだ。まだ、ツクツクはバタバタ、音は聞こえないがやっている。

  これに気が付いたのは、その前にもう少し高いところに赤トンボ、ナツアカネ?か、が空中に停止しているようで、しかしそのトンボは空中に停止しているというより、張り付いているようで何だろうと思って、それで蜘蛛の巣に引っかかっているのではと思い、確かめるために双眼鏡で見たらその通り蜘蛛の巣が見えた。それにしても位置が高い。この後に、朝からあったように思う茶色い物の正体も見てみたのだった。トンボが、やけに高い位置で止まっているようにも見えたときは、少し笑えたが、セミの三匹は少し気の毒で、自然の摂理というものも厳しいの一言のようである。


  それで、雑草の少しである。




  遠くから、まずは見てみる。なんだか見かけないもので、清楚な感じもするが、まーどこにでもありそうなものである。




  細かすぎて、なかなか適度なところというのがつかめない。
  きっとそばで見ると、もっと美しいものなのだろう。




  これは、名前もわからないが、よく見かけるもので、しかしここでここまで大きくなったことはなかなかない。これがタネを残したら、来年あたりはこれもあちこちで見られるようになる。 

シオカラトンボ

2008-08-07 16:09:41 | 虫、その他
  シオカラトンボというと、どうしても塩辛を思い出してしまう。
  さらに塩辛といっても、本物と少しはなれて、イカのものが好きだし
  さらに、この辺りでは、「クロヅクリ」というものもあって 
  これは子供の時から食べた。祖父が送ってくれたのである。

  クロヅクリは、イカの塩辛に似ていて、ただ色が黒い。
  イカの墨を使っているからで、また子供でも食べることが出来て
  少し甘めのものもあったのだろう。今は目にすることも少ないが。

  シオカラトンボだが、少しずつ慣れると、そばにいても
  大丈夫なようで、それからトンボも少しずつ近寄ってくる。
  目の前を通って、1mくらい、それから、80cmくらいまでは接近して
  コンクリートのかどに止まる。ここをじわじわさらに近寄る。




  このシオカラトンボは、ここが好きなんだなー。去年は砂利が
  好きというか、似合うと書いた気がするが、そういえば砂利も
  はっきりしている。



 
  拡大してみる。




  さらに拡大。違う角度から撮りたいが、どうもそれは無理のようで、
  この位置だと、どうにかOKのようである。





  二、三度ふわっと飛び上がって、また同じようなところに止まる。
  でも、やはりシオカラトンボは、この位置に、この角度で止まってくれる。
  ここも、あまり安全なところではないので、こちらもあまり動けない。

今日は暑くなりそう

2008-08-07 06:48:42 | 散策
  朝のお天気、晴れ。お日様が出てくるのも少しゆっくりになった。それだから、真正面にそれを見ると、これはまぶしく暑い。朝の風はない。アメダスの6時の気温、24.7℃、気圧は1011.9hPa。室温27℃、上昇中。

  立秋、ちょっと関係ないみたい。

  外に出てみると、慌てているのかセミが自分にぶつかってくる場合がある。彼は敏感なのかどうかよくはわからないが。アブラゼミがいくつか、わかりやすいところで横になっている。ツクツクボウシその他の小型のセミは、なかなかその最後の姿を見ることは少ない。数が少ないこともあるのだろうが、そうはあまり飛び回らないのだろう。
  セミは大体が昼間に鳴いて、それから夕方、宵の時間と少しずつ静かになるようだが、夜、真夜中、丑三つ時も、チッというか、ツッというか、トッというか、「た」行の音で鳴いているものがいそうである。たまに、アブラセミが寝言をいっているのかも知れないが、このチッという音、舌を打つような音は大体聞こえている。たまに起きて、その音が聞こえることに気付くが、まー正体は何でもいいが。
  夜の虫の音もやがて秋の鳴く虫に交代するのだろう。

  それで時間的に、過去に遡ると、丑三つ時である。いつものようにある時間起きて、ようを済ませて窓を開ける。すると、雲っていた空にかすかではあるが星が見える。この星星がやがてはっきりする。悪くはない星空だ。それで、もうプレアデス星団もかなり高く、秋の星は出揃って冬に近付く気配もある。もう夏も中盤だから、夜明け前の空に冬の星座見えておかしくはない。
  北東の空、東の空、窓からだから限られている広さだが、うそのような本当の話しで、北東方向のある高さの辺り、ここにさっと明るい光線が走った。明るさからいうと、マイナス等級であって、かなり明るい。さほどの移動はなく、瞬間に燃え尽きたのであろう。色も、白いというくらいしかわからない。
  ひさしぶりの流れ星である。ちょっと信じられない。それも、かなり明るかった。これが、散在流星か、ペルセウス座の流星群の一つか、判定はむつかしいが位置から考えて、後者の可能性もないこともない。
  それから、ぼんやりと見ているから、お願いごとは出来なかった。何も考えてなかったから見えたということにしておこう。約5分空を見て、それからまたすぐに布団に戻る。

  今日はまた暑くなりそうな、そうゆうお天気になりそうだ。こうゆうのはいただけない。雨が降ればいいが、降らない。
  もしまた今日も、日付が変わるころに晴れていたら、またちょっとの時間、空を見ることにしよう。まー流れ星が降るようなことはないだろうが。