光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

空に青、花に白

2008-04-05 18:57:00 | 散策
  春爛漫、お酒のようなお天気で、どうもこれで終わりという感じもするが、それは怠けすぎ。

  朝が来て、目をこする。でもそんなに眠いわけではない。目の痒みも意外と少ない。もう花粉も、出払ったかのようだが、花粉の種類は多い。どの花粉に敏感か、そこまではわからないが、杉の花粉だが、ある木の様子を見ると、緑をしていて、もう茶色い感じはない。他にも木の花の花粉、草の花の花粉、色々ある。これ以外に、人為的なあるいは自然界に存在する、花粉症症状に似たものを起こすものもあって、悩みは尽きない。この花粉症もう終わったという方もおられれば、直ったという方もいて、まだまだこの症状に悩まされてはいるが、そのうち直るかも知れない、とも思うし、より過敏になるかも、と思うこともある。
  4月というと、4月病。五月になれば、五月病。それから石の上にも3年と言うが、3、3、3、何だか知らないが、3という数字もあまりいいようには使われていないようだ。3月というのも、なんだか知らないが落ち着かない季節で、その3月は、もう終わった。3の逆数は、1/3だが、これは初等的には、最初に現われる循環小数のようで、これ以外に、3体問題というものがあって、さらに3次の方程式の解というものもあるが、なんだかやはりあちこちで謎めいたものを呈する数字である。

  青空であって、外のほうが暖かかった。お昼過ぎに義兄と姉が来てくれて、色々ものを買ってきてくれる。まことにありがたいもので、感謝。見送って、外に出た。やっぱり青空で、さらにもう暑い感じもしたから、おかしなものである。暑いだって、ついこないだまで、寒い、寒い、腰が痛い、トイレにゆくのが怖い、など言っていたのに、今日は暑いのである。どないなっとるのやろ。こうゆう言葉が出てくる。

  もう当然のように、ハクモクレンは咲いていた。ちょうどよかった。おかしな感想だが、気温が余り上がらず少しいじいじしたが、変に色が変わることなく純白に近い色が出ている。この後の気温が高い状態が続くと傷みやすく、また鳥などにつつかれる、細菌などもこれくらい住み心地のいいところはないらしく、この白い花は、茶色くなってゆく。少しは、抗菌物質というものも植物は持っていてよさそうで、実際のところはわからないが、白く柔らかそうで、匂いもいいものだから、虫も寄って来るし、この植物、進化して、食虫植物にならないか、期待している。
  ハクモクレンに似ていて非なるものに、コブシの花があげられる。見慣れると、すぐにわかりそうで、実際はコブシの花を見かけることは稀で、もしかしたらこれがそのコブシ、というのが一箇所だけある。その木の花も、もう蕾ばかりでなく花を咲かせている。こうなると、あとは桜であるが、

  桜の花が、咲いていた。うまい具合に、土曜日に咲いた。確か2日前はまだ蕾だったが、もうその花は咲いていた。ただ、桜にも色々あるはずで、また桜のような花も色々あるから、断定出来ないが、たぶん桜。この花がある公園で、子供さんが遊んでいる。和やかな光景。そこで、そっとミニカメを出し、空を見上げるようにするのに、多少躊躇するがそんなことにかまってられない。それから、まだ小さい子供は、お父さんのひざの上に抱かれて、同じように桜のほうを向いていたが、このまだまだ小さい、やっぱり赤ちゃんか、子供はお昼寝をしていたか。お父さんのほうは、こっちを向いている。

  ええ話しや、という感じ。帰って来て、大汗かいて水浴び。




  白いですね、ちょいと、紫があって黄緑もある。




  これが、コブシの花だと思うのだけど。そのような感じはする。道路の上まで出てきていて、これから花をたくさん開きそう。コブシらしきものこれ一つしか知らない。




  真っ青な空、真っ白な花。


  それで、これはまー、どうでもいいことだが、気落ちしている、ここの去年は花が咲いていた場所。




  コケも枯れて、草は生えてなくて、チューリップの大きなのが2本あったが、やっぱり出て来ない。去年は草だらけであったから、余計虚しい。  

ヒサカキ(姫榊)

2008-04-05 09:52:35 | 植物・花(春)
  ひねもす春の花。

  「ヒサカキ」という名前を知ったのは、ついつい最近のこと。
  こんな花があると思ったのは、この書き込みを始めたころ。

  それより前から、この花というか、木はあってまったくしみじみ
  見ることもなかった。存在感がなく、ただの木であって
  しかしこの木は、昔からも、今もたくさんここにある。
  怒られそうである。

  ヒサカキの漢字は、ネットで見ると、姫榊が多いようだが、
  大辞林(第三版)には、ヒサカキ(柃)とある。




  ちっちゃいカメラで、こうゆう絵を撮ることが多い。接近して。
  これで、十分な気もするが、
  何しろ昔からあるので、




  ちょっと大きめのもの。
  この辺り、人気もなく、よく「チョウ」がかくれんぼしているし、
  モズやら、ヒヨドリも、遊んでいる。

  さらに大きくすると、これまで無視していて、
  申し訳ないという気持ちを込めて。




  これだけ、大きくなるにはどのくらいの年月か必要だったか。
  雪で折れて、またノコギリで切られて、それでも伸びて来る。
  ヒサカキ。姫榊。柃。

揺れるユキヤナギ

2008-04-05 09:12:53 | 植物・花(春)
  春満開です。暑いくらい。

  ユキヤナギが、この辺りあちこちで花を咲かせています。
  日本海側ですから、やっぱ太平洋側と比べると、遅れて咲きます。
  満開のところもぼちぼち。雪より白い。
  ユキヤナギ、結構ありますね。なぜかここにはないけど。
  ヤナギというと、「ネコヤナギ」を思い出しますが、これも新聞
  以外では見なくなりました。




  咲き始めです。花は小さく、どれを撮るか迷うところ。




  奥まったところ。時間順じゃないです。蕾が一つ、二つ、・・・。




  2枚目とこれは、かなり花が咲き始めたころのものです。
  でも、まだまだ蕾は多いなー。




  揺れています。1枚目と同じときだと思うけど。これが、風で揺れること。
  風はときには弱くなるはずだけど、揺れっぱなし。
  それでは、揺れているものでいってみよう。
  今日辺り満開に近いかも。

夏の星空散歩

2008-04-05 07:10:35 | 星空・天体・宇宙
  朝のお天気、快晴。きのうの夜から、ほぼ晴れ。風がある。これも、晴れの風。お花見の風。室温10℃。少し寒い。

  ツバメも来たし、桜も咲いたというので、もう春のお祭りも終わりか。個人的にはそう思うが、しかし形だけでも、なにかやらないといけない。
  夜に起きるのは、これは自然現象で、そのあと、真冬だととても寒くて、それこそ窓も開けられないが、今は少しその余裕が出てきた。いや、こうゆう事でもしないと、書くこともなくなってしまう。
  東の空を見る。こっちに星は多いか、それはわからないが、まずは東。この方角が見やすい。そこに、見たものは、白鳥座で、すぐにこの北十字の星座はわかった。するとそのより高いところにある明るい星は、こと座のベガで、南の、ちょい暗めの星はアルタイル。なるほど、これくらいだと、わかる。まー小学生くらいの知識のようで、これでは幼稚園の入園試験にも受からないかも。他にも、弱いながら光っている星ぼしが見えてくる。しかしやっぱり冬に比べると、星の見え方もやさしい。ぼんやり感がある。これが冬はシャープすぎても、目が痛い。寒くなってくる。何しろパジャマ姿。

  南東、あるいは東南東あたりに、鈍いがしかしかなり明るい星が見えて、それが木星であると確信したのは、布団の中に戻ってからの話し。
  ずいぶんと、移動したなー、いやそんなに移動はしていないが、太陽がさっさと動きすぎるから、そうゆう風に思うだけ、逆行しているときもあるから、ギャップは大きい。それから、その光の色だが、これは地平近くだとどうしても赤味、あるいは黄色実を帯びる。不思議なものである。金星は、こんな時間に見えるわけないし暗すぎるし今は太陽に接近している。やっぱり、木星だ。
  木星を、ちょっと大きい望遠鏡でのぞくと、その色の中に、目立つのは二本の大きな縞模様であるが、これなどかなり赤味を帯びていることがわかる。だが、この星が、冬の宵に南中するころなど、その位置はかなり高いから、目で見る限り、かなり白い。わずかに黄色が入って、リゲルより黄色いが、アルデバランよりははるかに白い感じを受ける。面積のある天体だから、色の見え方も大気の状態も影響するのだろう。
  
   この他にも、南側には、さそり座などが見える。他にはいて座か。もう少し、空の透明度がいいと、このあたりには星団などがかなりあって、双眼鏡クラスで見ていると、まずは飽きることがないくらいに、その姿、光景は美しい。これも、ずいぶんと昔の話しになって、今はどこか、かなり高いところへいかないと、こうゆうのも見ることが出来ないかも知れない。今はまだ、蚊にさされることもなく、汗かいて寝苦しいこともない。2、3分いや1分でもいい、この少し暖かい空気の中の星を見ると、昔の心も戻るし、また今の世の中の出来事ともおさらば出来て、また安眠が出来るような気がする。