お天気だけど、大変なことになっているようなニュースが耳に入ってくる。
朝は小雨で、それで今日の予報は、曇り時々雨の感じだったが、こちらはそのうち晴れて来て、しかし、太平洋側では、雨と風が強いと言うことを、お昼のタモリさんのTVで知った。そういえば、飛行機の運航の状況もおかしかった。
その後は、晴れのお天気だが、北風が強く、それこそ桜がようやく満開近くなったこの辺りでも、その花が強い風で、無理やり散ってゆくようで、人も大変だし、桜もかわいそうなくらいである。なんだか落ち着かない、こんな天気って今まであったっけ、など思うが正直わからない。
春は花の待ちどおしい季節であって、これは、しかし若い人などはあまりなんとも思っていないかも。自分のことを思い出すと、少し低い山なり、あるいは丘陵を歩いて、そのうち、花を眺めるということが、目的の一つになったと思う。春の低山は、ときに凍っているような寒さの時もあるが、ある程度安全であることがわかっていると、運動にはいいものであると思う。カメラの趣味はあったから、だんだんと風景に加えて、それ以外のもの、わかりやすいものは、やはり植物で、首からぶら下げて歩くのが普通で、景色より下を向いているほうが多くなったりもする。
やがて、山もしんどいとなると、その麓を歩き、さらに早起きも嫌になると、近くの植物園にゆくということになる。
春の花も一応出揃って、一休みという感じもする。朝方の雨で、もしかしたらという期待があったのは、まだまだ黒い感じのする、落葉広葉樹の枝の様子で、そこから小さな緑が見えていないかということ。それは、ありました。小さい緑、赤子の手より小さい緑が、老眼の私の目にも見えるようになって、少し嬉しい。梅の花、レンギョウの花、ハクモクレンの花、桜の花、これらが出てくるといよいよ春だと思い、また賑やかな感じもする。ようやく、この辺りも暖かい空気で包まれる。しかし、何かが足りない。
常緑樹の緑は、ほどほどにある。杉の木があるが、これはある人には天敵であって、忌み嫌われる。他ではどうかというと、松がある。地味で、しかしこの木も枯れつつある。ツバキ、サザンカ、アオキ、ヒサカキ、それからモチノキなどの常緑樹は、これも花を咲かせるものは、もう十分というところ。
後は、落葉広葉樹の、先に花を咲かせない木の、葉っぱがいつに出てくるか、これが楽しみというか、待ちどおしく思えるのだが、それがようやく目に入るようになる。ここまで来ると、先に花を咲かせる木々の葉っぱの芽吹きも時間の問題で、新緑の季節は、間近。
アオキの木々に混じっている、背の低いカエデ。似たようなものを皆、カエデということで書いているが、このカエデの木の葉は、かなり濃い目の緑色を呈するようになる。
これは新緑かというと、違うかも。しかし、新緑のように感じる。
ナンテンであって、考えてみるとこの木は、常緑樹のようだ。冬も緑があるような、しかし大概は雪の下にもぐってしまっていて、曖昧な感じ、どっちだろうか。
もう少し接近してみる。
この木は、そういえば昔からあった。こんなことばかり思い出される。この暗さが、このナンテンには似合っているようだ。
朝は小雨で、それで今日の予報は、曇り時々雨の感じだったが、こちらはそのうち晴れて来て、しかし、太平洋側では、雨と風が強いと言うことを、お昼のタモリさんのTVで知った。そういえば、飛行機の運航の状況もおかしかった。
その後は、晴れのお天気だが、北風が強く、それこそ桜がようやく満開近くなったこの辺りでも、その花が強い風で、無理やり散ってゆくようで、人も大変だし、桜もかわいそうなくらいである。なんだか落ち着かない、こんな天気って今まであったっけ、など思うが正直わからない。
春は花の待ちどおしい季節であって、これは、しかし若い人などはあまりなんとも思っていないかも。自分のことを思い出すと、少し低い山なり、あるいは丘陵を歩いて、そのうち、花を眺めるということが、目的の一つになったと思う。春の低山は、ときに凍っているような寒さの時もあるが、ある程度安全であることがわかっていると、運動にはいいものであると思う。カメラの趣味はあったから、だんだんと風景に加えて、それ以外のもの、わかりやすいものは、やはり植物で、首からぶら下げて歩くのが普通で、景色より下を向いているほうが多くなったりもする。
やがて、山もしんどいとなると、その麓を歩き、さらに早起きも嫌になると、近くの植物園にゆくということになる。
春の花も一応出揃って、一休みという感じもする。朝方の雨で、もしかしたらという期待があったのは、まだまだ黒い感じのする、落葉広葉樹の枝の様子で、そこから小さな緑が見えていないかということ。それは、ありました。小さい緑、赤子の手より小さい緑が、老眼の私の目にも見えるようになって、少し嬉しい。梅の花、レンギョウの花、ハクモクレンの花、桜の花、これらが出てくるといよいよ春だと思い、また賑やかな感じもする。ようやく、この辺りも暖かい空気で包まれる。しかし、何かが足りない。
常緑樹の緑は、ほどほどにある。杉の木があるが、これはある人には天敵であって、忌み嫌われる。他ではどうかというと、松がある。地味で、しかしこの木も枯れつつある。ツバキ、サザンカ、アオキ、ヒサカキ、それからモチノキなどの常緑樹は、これも花を咲かせるものは、もう十分というところ。
後は、落葉広葉樹の、先に花を咲かせない木の、葉っぱがいつに出てくるか、これが楽しみというか、待ちどおしく思えるのだが、それがようやく目に入るようになる。ここまで来ると、先に花を咲かせる木々の葉っぱの芽吹きも時間の問題で、新緑の季節は、間近。
アオキの木々に混じっている、背の低いカエデ。似たようなものを皆、カエデということで書いているが、このカエデの木の葉は、かなり濃い目の緑色を呈するようになる。
これは新緑かというと、違うかも。しかし、新緑のように感じる。
ナンテンであって、考えてみるとこの木は、常緑樹のようだ。冬も緑があるような、しかし大概は雪の下にもぐってしまっていて、曖昧な感じ、どっちだろうか。
もう少し接近してみる。
この木は、そういえば昔からあった。こんなことばかり思い出される。この暗さが、このナンテンには似合っているようだ。