光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

常緑と、落葉の木々

2008-04-08 18:56:40 | 散策
  お天気だけど、大変なことになっているようなニュースが耳に入ってくる。
  朝は小雨で、それで今日の予報は、曇り時々雨の感じだったが、こちらはそのうち晴れて来て、しかし、太平洋側では、雨と風が強いと言うことを、お昼のタモリさんのTVで知った。そういえば、飛行機の運航の状況もおかしかった。
  その後は、晴れのお天気だが、北風が強く、それこそ桜がようやく満開近くなったこの辺りでも、その花が強い風で、無理やり散ってゆくようで、人も大変だし、桜もかわいそうなくらいである。なんだか落ち着かない、こんな天気って今まであったっけ、など思うが正直わからない。

  春は花の待ちどおしい季節であって、これは、しかし若い人などはあまりなんとも思っていないかも。自分のことを思い出すと、少し低い山なり、あるいは丘陵を歩いて、そのうち、花を眺めるということが、目的の一つになったと思う。春の低山は、ときに凍っているような寒さの時もあるが、ある程度安全であることがわかっていると、運動にはいいものであると思う。カメラの趣味はあったから、だんだんと風景に加えて、それ以外のもの、わかりやすいものは、やはり植物で、首からぶら下げて歩くのが普通で、景色より下を向いているほうが多くなったりもする。
  やがて、山もしんどいとなると、その麓を歩き、さらに早起きも嫌になると、近くの植物園にゆくということになる。

  春の花も一応出揃って、一休みという感じもする。朝方の雨で、もしかしたらという期待があったのは、まだまだ黒い感じのする、落葉広葉樹の枝の様子で、そこから小さな緑が見えていないかということ。それは、ありました。小さい緑、赤子の手より小さい緑が、老眼の私の目にも見えるようになって、少し嬉しい。梅の花、レンギョウの花、ハクモクレンの花、桜の花、これらが出てくるといよいよ春だと思い、また賑やかな感じもする。ようやく、この辺りも暖かい空気で包まれる。しかし、何かが足りない。
  常緑樹の緑は、ほどほどにある。杉の木があるが、これはある人には天敵であって、忌み嫌われる。他ではどうかというと、松がある。地味で、しかしこの木も枯れつつある。ツバキ、サザンカ、アオキ、ヒサカキ、それからモチノキなどの常緑樹は、これも花を咲かせるものは、もう十分というところ。
  後は、落葉広葉樹の、先に花を咲かせない木の、葉っぱがいつに出てくるか、これが楽しみというか、待ちどおしく思えるのだが、それがようやく目に入るようになる。ここまで来ると、先に花を咲かせる木々の葉っぱの芽吹きも時間の問題で、新緑の季節は、間近。

  


  アオキの木々に混じっている、背の低いカエデ。似たようなものを皆、カエデということで書いているが、このカエデの木の葉は、かなり濃い目の緑色を呈するようになる。

  これは新緑かというと、違うかも。しかし、新緑のように感じる。




  ナンテンであって、考えてみるとこの木は、常緑樹のようだ。冬も緑があるような、しかし大概は雪の下にもぐってしまっていて、曖昧な感じ、どっちだろうか。




  もう少し接近してみる。
  この木は、そういえば昔からあった。こんなことばかり思い出される。この暗さが、このナンテンには似合っているようだ。  

雨、ときどき一塁打

2008-04-08 07:17:52 | 散策
  朝のお天気、小雨。静かな雨で、木々の葉も揺れていない。風も、弱い。気のせいか、鼻グシュもない。室温、13℃。

  高校のときに、野球部にいた、という人と、キャッチボールなどをやる。最初は、肩慣らし程度である。玉ぐらい私でも投げることが出来る。また、それを受け取ることも、何とか出来る。たまに変化球を投げてみる。すると、相手からは超スローボールが返って来て、それを取ることが出来ない。1行消えた、かなりの量だ、書き直し。何故かな。
  今度は、バットを持つ。グローブはもう要らない。ごくごくゆるい直球から、もと高校の野球部の人は球を投げる。それをコチンと当てて、相手が取れるように打ち返す。そのうち、また超スローボールが投げられて、見事に空振りをする。さらにむきになると、相手は、またゆるい球を投げてくるが、見事にそれは目の前から消えた。それで、そのもと高校の野球部だった人は、一応レギュラだったらしいが、県大会では2回戦で負けたという。なるほど、野球の世界は恐ろしいものだ、いや、上には上があるな、と思った。

  外は雨で、今は小降りで、天気予報とちょっと違うが、あまり強い雨よりこのくらいがいい。

  書き込みをやる。シデコブシだ。これは珍しそうだ。何とかいける。ちょっと安堵する。写真も4枚も調整した。しかし、あまり新鮮味はない。でも、期待はする。このところ、超低空飛行だ。これが、Boeing 777のそれだと、見ていて大いに興味をそそられる。しかしあまりに低いと、ちょいとびびる。777が来たのは、春になった証拠。冬の間は、767。春か、

  ジーオーオーで、シデコブシを引いてみる。水中眼鏡だと、この言葉は余りに抽象的で、出てくる可能性はない。それで、ジーオーオーでやってみる。すると、同じようなものが当然出てくる。たくさんの方が、シデコブシについて書いている。やっぱりというか、それで自分のはあった。それはいいが、それ以外にも気になるものは多い。やっぱり、小さな写真でもあるのとないのでは違う。ワタクシのは、それ、小さな、免許証に張り付けるような写真は出ないようになっている。
  恐る恐る、最初の方のものを拝見。ウーン、これはいいですね。ありゃりゃという感じだ。それから、心配になって他のものも見たくなる。これをやると、切りがなく、しかも自信喪失につながる可能性が大きい。自分がどっかにいってしまうこともある。しかし、ここは勉強で、もう一人、もう一人とシデコブシの、ページを見る。結果は歴然のようで、これはアカンか。がっくり来る。
  時計を見ると、さっきから1時間はたった。疲れた。やっぱりこんなことはやらない方が、精神衛生的にいいみたいだ。超低空もよろしい。

  朝が来た。小雨、むろん、一塁打はない。
  上には上、下は下。自分のペースを崩さなこと。これしかない、3年目の対処法。