光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

しみじみとした雨

2008-04-24 18:56:45 | 植物・花(春)
  かなり強い雨になって、それも一定の時間降り続いた。あまりたくさんの雨はいらない。必要なところで、それが降って欲しい。赤茶けた、あるいは黄色い、砂漠のような地面があることを思い出す。それを見て、タネも飛んで来ているはずだが、なぜ植物は根を張らないのか、不思議というより、これはそこの地質の特性というものだろう。
  砂漠があった。聞いた話しでは、砂漠でも雨が降ればそれで芽が出る植物もある。乾燥していて、土やら砂煙しか立たないところでも雨季になると一斉に植物は芽を出す。ここで、超スローモーションカメラが役に立つ。実際は、超高速度撮影と言われているようだが、見る見るうちに、そこには何もなかったが、植物の芽が出てきて、それが次の葉っぱを出し、どんどん伸びるし大きくもなる。超高速度か、超スローモーションかどっちか、やっぱりよくわからないが、そうゆう映像も今はなくなって来ているようだ。それを見ることもなかなかない。

  雨降って地固まる、など言うが、それは、ほぼ重力に垂直にある地面というか土地で初めて言えることで、それだと、水は勾配を持ち得ないから、そこにたたずむか、あるいは地面にしみこんでゆく。そこに、植物が生えれば、根っこが出来て、その根っこに土がいやというほどくっ付く。逆にゆうと、その根っこのおかげで地面を構成している土の粒子、あるいは大小の石、それから、土の粒子とも植物の遺物とも言えない代物、さらには、微生物もそこにいて、その遺物を分解してエネルギを得て、その異物はさらに細かくなって、それが今度は植物の栄養になる。実にうまく出来ている。
  こうなると、多少の雨やら風やら、雪やら、台風で地面が崩れることなどはなくなるのだが、そこにただ土があってさらに、それが傾斜を持つと、もうあからさまに、水は流れを生じる。川になるわけで、これは防災の考え方の一つであろう。川を作り、そこに水が流れていけば、他のところの水の影響は少なくなる。でも、
  これがやけに小さいスケールで、それも長い間どうにか草でもって地面の状態は維持されて来ているが、その草がなくなると、雨で、雪で、また嵐で、地面の上を水が流れてゆくのは、それゆえ同時に土も大小流れてゆくのは必定であろう。ここが、気になるところ。心安定して安らかに出来ない、ここの今の状態がある。

  雨が降っている。かなり強い。雨を寄せ付けない、そうゆうものを着て、これがようやく役に立つ、外に出る。雨がかなり強く、この雨に強いものを着ても、それ以外から、雨がしみこんで来るので、そうこの雨の時間長居は出来ない。さっさと用を済ませる。でも、しばし、お寺のお庭を見ることも忘れない。竹の大きなものが育っているところで、タケノコがやたらたくさん出てきた。その前兆はあった。竹は、そこに出てくるとあちこちに根を張るという。その先っぽで、もしかしたら、5、6mは離れているかも知れない、もっとか。そこからも、タケノコは出てくる。大体が、丸く出てくる、よって、直径10mの円の中にタケノコが、にょきにょき出てくることになるはずだが、一部はすでになくなっている。この光景はなかなかのもので、しかしむろん持つべきものは持っていない。この雨である。このところ、ミニカメラも持たない時間が続いた。それが、心情的には一番楽なのだが。


  地面にあるいは、石の間の土の部分張り付いて、咲いている、シバザクラ。



  ふと今頃思うが、こうゆうものを地面一杯に咲かせればいいかも知れない。しかしやはり、雑草には負けちゃうか。




  白があって、この色のものが、あちこちのお宅の目立たないところで咲いている。




  後戻りして、この色のものを撮った。蕾をみると、やはりシバザクラ?。

  さて、チューリップも賑々しく咲いている。今日の雨に打たれたチューリップは、最高というか、もう一回いこうかどうか考えたくらい。




  ここの花壇のチューリップだけれど、これも、もう4日ほど前のものである。ここに、白でも、緑でもないが、薄い赤紫ものが出てきて、雨に打たれて美しさを増していた。

この雨で、頭を冷やす

2008-04-24 07:16:18 | 散策
  朝のお天気、小雨。少し風がある。もう少し早くから雨になるかと思ったが、そうでもない。雨が強くなって、窓ガラスをたたく。室温が19℃もある。考えられない温度。

  暖かいということになるのだろうけれど、それに何だか、よく眠っていたようで、どのようにして起きたか、記憶にない。多分目覚ましの音で起きたのだろうが、朦朧としていて、はっきりしない。ぐっすり眠るというのも、考えものである。ぜいたくなことを書いているような気もするが。
  それから、朝の一仕事、父を起こして、それで着替えをやって、下着が、クルクル回って後ろ前になってしまったが、勘弁してもらう。まだ、頭がぼうっとしている。痛いところ。腰というか腰骨、それから、左手の付け根の辺り。筋。腱鞘炎みたいになっているのか。きのうの朝もそうだった。すると、父をどっこいしょと持ち上げたことは関係ないか。

  この冬は、暖房の付けすぎに注意した。すると、確かに油の減る量はいつもより少しだけ、少ないようだが、気を使った分疲れた。いつも、電気のスイッチ、水道の蛇口、、こたつ、ボイラのスイッチの点灯状態を見ている。すると、やっぱり疲れる。それに肝心なことを忘れたりして、重要なことがごっそりと抜けたりする。どうも、頭を隠して、尻隠さずの状態である。なかなかうまくゆかないものだ。
  きのうの、外の気温の25℃というのも高すぎた。その後も、ゆっくりとした雨になって、気温の下がり方も緩やかである。寒さに慣れて、今度は暖かさに慣れる時期が来るわけだが、ちょっと早すぎる。これに体は、急には対応できないし、また慣れるまでには時間がかかる。すぐに、半袖に着替えるというわけにはいかない。冷えたビールというのも、これもなかなかない。

  これから、今度は暑さに慣れないといけない。しかし冷えたビールで乾杯は、ない。  

  今朝の雨は、まだ降り始めのようだが、これで、体、特に頭を冷やさないといけない。まだ朦朧としている。ちっとも手の動きもよくない。体のあちこちが痛く、それで「日干し」のような気分でいる。体から、空気中の水蒸気を吸収したいくらい。今日は、十分に雨に降ってもらいたい。これからも、難題というか、むつかしい出来事は続くのだから。