名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

桜花爛漫 日本の春

2009-04-07 06:10:34 | Weblog
2009.4.7
 4日の土曜の雨を堺に、5日の日曜日には一気に春の陽気になり、引き続いて今週は移動性高気圧に覆われて穏やかな晴れが続くと気象情報は伝えている。
 この気象に合わせて関東以西の桜がいっせいに満開を迎えた。今年の桜の開花は早いところでは3月中旬以前に聞かれたが、その後の花冷えで開きかけた花びらがちじんで開花から2週間以上もたって満開を迎えたというわけである。開花の早さといい、開花から満開までの期間といい、いずれも各地でこれまでの記録を破るものであるという。
 昨日4月6日は小中学校の入学式であった。この入学式の日に学校の校庭の桜が満開を迎え、その桜の下で記念写真を撮るのが日本の一つの原風景となっている。今年もその風景を見事に体現できた。テレビで伝えられる各地の入学式の模様は、まさに日本の春の象徴である。
 昨年は桜見物として高遠城址公園まで出かけた。ここの桜はソメイヨシノではなくコヒガンザクラで見ごろは4月中旬以降である。丁度散りかけの4月21日に出かけたが、それはすばらしいものであった。
 今年は特に遠出する計画はないが、身の回りにも桜は溢れている。筆者がボランティアとして働いている事務所の隣の公園にも数本の桜があるが、いま見事に咲き誇っている。また、その途中にある「ほら貝池」沿いの公園には桜が池を取り巻くように植えてあり、池沿いの歩道は桜のアーケードになっていて、これもまた見事である。
 5日の日曜日には大高緑地公園へ出かけてみたが、ここもたくさんの桜が植えられており、公園全体がピンク色に染まっているという風情である。こうした光景は日本のいたる所の風景である。
 春といえば桜、桜といえば日本というように桜なしでは落ちつかない。桜ほど民族意識を掻き立てるものはない。