日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



スペインを代表する2大クラブ、バルセロナ & レアル・マドリッド。
この2チームの対戦は“クラシコ”と呼ばれ、その凄まじいライバル意識の火花が散り、常に激しい戦い。
その試合が今週土曜の深夜に行われる!


そして今回、特に興味を引くポイントが数点ある。
まず現在の状況から。

バルセロナ。
チャンピオンズ・リーグ準決勝(ベスト4)の闘い中。次回は、5/6(vs チェルシー)
決勝に進出すると、ローマ! 5/27
カップ戦 Copa del Reyの決勝を 5/13に控える(vs アスレチック・ビルバオ)

対するレアル・マドリッド。
ここで勝ってリーガに優勝しないと、今季「無冠」
しかも負けると、ライバルのバルサの優勝にリーチがかかってしまう!


前回の経緯も重要。
レアル・マドリッドの前監督の解任の理由は、あるコメントがきっかけ。
それは「カンプノウ(バルサのホーム)では勝てない」
その結果、クラシコ前(これはめずらしい)にクビ!

その結果か? ここまでのレアルの執念も凄い。
ここまで何回にわたってロスタイムも含めた逆転劇を演じて、10の差を4ポイント差までつめてきたか。

イングランド代表監督のカペッロも指摘しているように、この過密日程もバルサに重くのしかかるのも事実。
2日前のチェルシー戦でDFマルケスが今季絶望になってしまったのも、メキシコ国民のみならず痛い。
ここ2週間で、3連覇かはたまたバルサでさえ、無冠の可能性を秘めているのだ!

というわけで、まさにサッカーファン必見「究極のガチンコ対決」に仕上がっている!
ヒュ~......

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話題の経済書を手にとってみた。
著者のモハメド・エラリアン氏、かなりの経歴。
世界最大の債券ファンドのCEOで、IMFに15年務め、理事まで務めた方。
原題の、When markets collideは「昨日の市場」と「明日の市場」が衝突する様を表現しているのだろう。


読んでいくと、その「昨日の市場」と「明日の市場」とは、アメリカ主導の世界 vs 力をつけてきた新興国がからむ世界を意味していることを理解できる。
過去にないフェーズに世界経済が突入しつつあることを説明している、

そしてメインは、第5章、「新たな行き先」まではいばらの道。
ただ、現在の環境を生んだ原因を理解するという点でいうと、切れの良さ、整理力または翻訳でない分のわかりやすさか「すべての経済はバブルに通じる」の方が優れていると思うが。
まあファンド会社のトップなので、徹底的に突けないというのもあるのだろう。


だがこの本ならではというところもある。
それは、作者がIMFに15年にいた人ならではの視点で、政府の行動に言及しはじめる第7章以降。
IMFのリポートの引用から論述している、以下の記述が印象的だったので引用したい(P.304 改行筆者)

「興味深いことに、グローバル化は所得格差を拡大するとは限らず、全体としては中立であることが判明している。 
 国際貿易が活発になると所得格差が現象する。 
 新興国で労働力に対する需要が増大し、過剰労働力を抱えた農業部門から高所得の工業部門へ労働力が移動するからだ。
 しかし一方で、国境を越えて金融取引が活発になると所得格差が拡大する。
 新興国では、十分な冨と所得を得ている富裕層がまず金融市場のグローバル化の恩恵を受け、試算運用を有利に行えるためだ。

 以上の研究結果を踏まえると、各国政府が教育や医療などの分野へ重点的に財政支出を振り向ける形で、社会政策に力を入れる必要性が出てくる。
細部は各国で異なるとはいえ、大枠では社会政策は技術進歩の機会を与え、技術を工場させるほか、今まで以上に用意かつ効果的に教育や医療の利用を可能にする。
これによってグローバル化の恩恵をより多くの国民にもたらし、多くの国でなお反グローバル化を唱える勢力に対抗できる.。
この過程で各国政府は、スタンドアローン型社会福祉政策の重要目標の達成に向け、さらに前進するのである」

そしてこの章の最後に、IMF改革に向けた7つの提言を行っている。
これは他の人には書けない内容だと思うので、ここだけでも読む価値があったなと思わせた。


作者が何度も言っている、異常現象に出くわしたとき、安易に「無意味なノイズ」と見なさず、世界経済の構造的な大転換の中にあることを示す「シグナル」である場合を見逃してはならない。
こう21世紀を歩きたいものである!



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観に行った理由は簡単。
先日アップした、遂にDVD化される「スローターハウス5」(2009-04-11)の中のあるワードがこの中に埋め込まれていると知って、急に観たくなったのだ。(ああ単純)


アメリカの70年代後半~80年代。
あの時代に書かれた、世間から隠されたスーパーヒーローたちの物語。

ということでシーンごとに、アメリカのあの時代・政治を思い出しつつ、頭の中で変換しながら観なければならない。
そこが日本人がついていきにくいところ。
どのアメコミもなじみがない点でハンディがあるが、この作品では特に大きい。


とはいいつつ、どのスーパーヒーローも個性的かつ妙に人間くさく、他にない味がある。

例えば、狂言廻しの主役ロールシャッハ。
母子家庭に生まれ、売春婦である母とからんだある事件をきっかけに歪んだヒーローに。
瞬間瞬間に刻々と変化するフェイスマスク。
それはそのまんまロールシャッハ・テスト!

映画化が困難とされてきた理由も、話の進行につれ良く理解できる。
クライマックスでは地球を離れたり、スケールが異様に拡大し、これで収拾つくのかハラハラするくらい(笑)
納得性は低いが、「そおかあ~今の平和が維持されているのも、こういう見方もあるのか」くらいの楽しみ方はできる。
同じ2時間半でも、「ダークナイト」とは全く違うヒーローものだった!

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4月アタマに放送されたハイビジョン版の短縮版。見損なっていたので。

世界中の問題ある発展途上国をまわり、国連ミレニアム開発目標(2015年半減)達成に向け闘う男。
サブプライム問題のあおりを受けている現状の中、ジェフリー・サックスが考えていることは。


まず、貧困国での活躍が紹介される。
水道ができて、やっと学校に行けるようになった女の子たち。
これは「ミレニアム・ビレッジ計画」の一貫。
5年でまず基本インフラを、そして次の5年で農業ビジネスへつなげる計画。

さて、この大不況下の彼の考え・行動は。
驚くぐらい!前向き(励まされた)
「不況は逆にチャンス」

先進国の余剰となった生産技術を活用し、途上国に投資する。
特に日本の進んだエコ技術を取り入れれば、1石3鳥とまで言う。


後半は彼の本「共有の富」の話と彼を動かしている「言葉」について。
主張は明確で、軍備にではなく、不安定の根絶にお金を使わなければならないということ。
この方法こそ、世界紛争を防ぐためのベストな処方箋であると。
実際にロシア通貨危機での経験があるだけに、説得力がある。
この彼の、アイディア発想力・実行力に感心した。
本「共有の富」も早速読んでみたいと思う。

再放送がハイビジョンで予定されているよう。

5月7日(木)午後3:00~

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今年の2月くらいから、ブログランキングでの順位が表示されるようになってきた。
これは上位0.3%に含まれると表示されるらしい(ドタ感)

ブログ数自体も上昇しているので、その中でのイタチごっこではあるが。
ちなみに、ブログ総数の伸びは、同月同週比 1005438 / 1219087ブログ、120%の伸びである。


で、
おかげさまでこの120万中で当ブログ、上位0.1%代に突入いたしました!

正確には、0.157% 1914 位  /1219087ブログ 
1日単位だと、最高位で400代の日も既にあったが、こういう数字は平均で判断すべきと思うので今日のこの結果を喜ぶことにしたい。
3月下旬に、週1万PV 達成をお祝いしたが、ランキング順位というのもいいもの。
写真も花でお祝い(笑)母の日も近いことだし?
この指標だと、今度は目標 1000位以内かな?

このあとアップしようと思っている経済書の中でその作者が何度も言っていることだが、世界の次の波動に出くわしたとき、安易に「無意味なノイズ」と見なさず、世界経済の構造的な大転換の中にあることを示す「シグナル」である場合を見逃さず、21世紀を歩きたいもの。
そうありたい!
そこにブログの価値が明確にある。

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あまりに腹が立つので書いてしまおう。
(笑えるし)

数年前に、ある件で知り合ったある国(アメリカじゃない北米アメリカ大陸)の政府関係者KT(とする)がいた。
態度・もの言いが微妙だったので、なるべく拘らないようにしてきたが、遂に最近かかわらざるえない状況になった。
そしたら....

予想以上に、高慢(笑)
自分がよほどエラいのだろうか?

例えば最近あった以下の展開。
ある日、会社の席に戻ると、メモが。
「明日9時半に電話するので必ず席にいるように」

仕方ないので翌日、万難を排し9時前から席で待機。
(相手は年長だし、ていねいに)

ところが9時半過ぎてもかかってこないので、こちらから連絡。
すると、出た方=「外出してます」
あれっ?

まあ仕方ないなともうしばらく待機していたら、10分後にその人から電話が。
明らかに、その電話は携帯電話から。
トラブルの予感がしたので、「携帯では話もちゃんと話もできないでしょうから、後ほどオフィスでのやり取りにしませんか」とサジェスチョンするも、一蹴されてしまった。

ところが、話題は直ちにトラブル状態に(笑)
一方的に「通告的」な物言い。
「言った」「言わない」という低次元の展開(トホホ...)
だあら言わんこっちゃない!
携帯で離す話じゃないよお....

最後はおどし。
「あなたはブラックリストに載ってます」
明らかにブラフ!
(心の中で、あなたのブラックリストだったら喜んで載りましょうと思った 笑)

苦笑しつつその電話の会話を終了。


翌日、様子をみようと事務所に電話してみると、なんと休み!
GW明けまでバカンス。
やるなあ~

「トラブル」とか「断り事」こそ、ていねいに対応しなければいけないというのはビジネス上の常識。
(というか基本ですよねえ?)
海外が長かったのだろう、日本人なのに基本的感覚が完全に欠如していると言わざる得ない。
前に聞いた話だが、その国では業績によって退職時のボーナスが上積みされるとか。
だからあせってたのかな?
ただ、50才越えてこういう状態だということは、もう人格変わらないので本国で仕事する(あるいは辞める)方が良いのでは?
その国の国益を守るためにも.........


追記:さっき調べものをしていたら、いいコトバをみつけたので記しておく。

偉大な都市の条件とは。
 「外部者に対する寛容性と、凡庸に対する不寛容」

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先日ほめ倒した(笑)The International ザ・バンク -堕ちた巨像のクライマックス映像(編集)がyoutube上にあったので、ご紹介。
(2009-04-15 映画: The International ザ・バンク 久々に見応えあるアクション映画)
SonyPicsUKがアップしたよう。

クライマックスとは、
<NYの「グッゲンハイム美術館」を舞台にしたアクション・シーン。
<白を基調としたゆるやかならせん渦巻き(写真)で、突然巻き起こるバトルは壮絶!
<このシーンが短かったらと心配していたのだが、テンション高いまんま時間もけっこうあって、期待に違わぬ出来。


途中までしかないし、入場してセキュリティに拳銃持ち込みを許可してもらうシーンとか(リアル!)肝心のプロット・シーンが削除されているので、あくまでも雰囲気しかわからないが、それでもいい方はドウゾ!
(ここまででもWho watches the watchman的展開でおもしろいが、このあとさらに凄くなっていく)



<object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/5UdvVY8WuT8&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param></object>

プレビューだと視聴できるのだが、やはりブログ上ではダメなようなので、以下URLを。
( The International Guggenheim と検索するとトップに出てくる映像)

http://www.youtube.com/watch?v=5UdvVY8WuT8


これだけカットされていてさらに続くのに 4分もあるということは、このシーンの全長は何分なのだろうか。
濃密・壮絶なシーンなので、映画館での体感上、あっという間に終わってしまったのだが。
場所が場所だけに(笑)、アクションというよりは「パニック映画」(なつかしい響き)のような感覚もあるシーンだということはおわかりいただけると思う。

また行きたいが、「グラントリノ」もあるしな~.....迷う迷う!



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今週のMW(ミッド・ウィーク)は、イングランド、スペインの試合があったが、見応えある試合がかなりあった。
中でも印象的だったのは、以下の2つ。

まず、
リバプール vs アーセナル
前半のアーセナル1点リードの時点で、どちらの選手の気迫が凄かった。
が(特にリバプール)後半に入り、全くゴール枠を外すことのなかったかのように思える集中力に痺れた。
トーレスの後半早々のゴールといい、
ベナユンの泥臭い2得点といい、
そしてアルシャビンの4発!!

集中が全く途切れることのなかった、この試合はプレミアでの今季ベストマッチといえるのではないか。


もうひとつは、荒れた試合にはなってしまったが、
レアル・マドリッド vs へタフェ
ペペのあの振舞いや、言い争いは不快だったが、その嫌な気分を吹き飛ばしてしまったのが、イグアインのロスタイム・ゴール!
(解説でも言っていたが、もしレアルが逆転優勝することがあるとしたら、この試合を抜きにしては語れないだろう)


世界のストライカーの執念はやっぱ凄い。
先日「マリーシア」の感想をアップしたが、日本人には全く感じられないこの凄みをみると、世界最高峰レベルとの差はまだまだだなと....

ところで、リヨン vs パリサンジェルマン、今試合してるんだけど、どうなっているんだろう?
→PSGのHPみると、0 vs 0 ロスタイム中!→終了
両チームとも首位との差を1ポイント縮めたという結果に。

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先日アップしましたが、大混戦のフランス・サッカーリーグ、リーグ・アン。

実は先週末の試合で、
ボルドー 1 - 0 オリンピック・リヨン

なんとしてもリヨンの8連覇を阻みたいボルドー踏ん張りました。
これでますますおもしろくなってきた!!


現在のポイント順位は以下。

マルセイユ   64
ボルドー    62
リヨン     60
パリSG      59
トゥールーズ  56
リール     56

リーグの短いリーグアンは、あとわずか6節で終了。


今晩試合があり、な~んと、リヨン vs パリSG
ここで連敗すると、4位にまで落ちるぞリヨン!
一方パリサンジェルマンは意気上がるだろうなあ~
ル・グエン監督も監督交代の恨みハラさでモードだろうし(笑)

そして日曜には、リール vs マルセイユ
ここも激しそう!
リールはここで勝てば、また首位と5ポイント差に戻り首位を伺える。
ぜひ勝って欲しい。

あと、期待していたトゥールーズ。
日曜の試合は、中位にいるロリアン。
勝てば、また可能性が出てくる。
初優勝めざしてGOOOOO!

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クリント・イーストウッドの映画からタイトルをいただいてます(笑)
昨日、かなりアタマに血がのぼることがあったので。


仕事も無事終了したので、満員盛況の老舗の名店蕎麦やに、夕方に打ち合わせがてら行って和もうとした。
席にすわってしばらくしたところで、昨日だけ感じた「異常事態」。

その原因は「客」にあった。
年輩の軍団が、店のかなりのスペース(12人分)を使って飲んでいた。
せいぜい4~6人が感覚的には限度という認識なので、それだけで本当はその時点で死刑もの(笑)
だが、まあ苦笑しつつ許容していた。

ところが、ほどなく酔っ払い化した一部のじじい(あえてこう言わせていただく)
が、あっちこちへ場所移動しはじめ(狭い店なのに)、客はもちろん店員にも迷惑かけまくり!
ここでかなり切れた、既に。

そして最後の決め手は、大声ではじめた締めの挨拶。
ホント見事に、この店のいい雰囲気を完全破壊しまくってくれて、あまりのことに心から拍手したくなった。


ここまでくると、もうほっとく訳にもいかないので、そのジジイの袖を軽く引っ張って「すいません、もう少し小さな声でお願いします」と。

さすがに御一行もここでまわりの白眼視に気付き、そそくさと退場(やったね)


外に並んでいた人たちがこの退場で無事入店でき、いつもの平和な雰囲気が戻った。
江戸っ子を気取る訳じゃないが、言わせていただこう。

「粋ってえものをわかっとらんね~、戦後育ちの人たちは」(自分もそうだろ 笑)

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サブタイトルは、〈駆け引き〉が日本のサッカーを強くする

最終予選のバーレーン戦で、3 vs 0から、2点取られてヒヤヒヤした時に、日本に欠けているものは何かと思っていたら、いいタイミングでこの本が出版された。

マリーシアとはなにか?
本でも最初ふれているように、マリーシアのことを終了時間前の時間稼ぎなどの「ずる賢さ」と思っていた。
が、そんな単純なものでないことが主にJリーグ所属の外国人選手へのインタビューを通してだんだん浮かび上がってくる。
アルゼンチン選手(笑)を中心に有名なあの「ずる賢さ」はマリーシアではなく、マランダラージと言うそう。
初めて知った。

で「マリーシア」
章のタイトルをいくつか並べていくだけで、かなりの解答になる。

賢さ。
それが勝敗を決める
いつも正直者ではいけない
ボールの行方はマリーシアとともに
知性と創造性
マリーシアはブラジルの「産業」
日本人よ、リスクを冒せ
駆け引きの先に「楽しみ」がある

どうも、マリーシアとは局面局面における、勝つための「知性」「創造性」のことのようなのだ。
日本のサッカー教育が学校主体で、体育会的気質の中で「規律」重視で「型」にはめられることで失っている資質かもしれない。

とすると、これは日本のサッカーというよりは、日本人に欠けているものが表出しているように思える。
サッカーに限らず、「型」は守れるけれど「応用」「柔軟」に欠ける日本人の姿は散見される。
こうなると、けっこう根深い問題のように感じられてくる。

最後の章は、外国人選手からみた「マリーシアを持った日本人は誰か? 」
その答えは本書でお読みいただければと思う。

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ヘッドバンキング・キティのアップをつい先日したこともあって、このネタは避けて通る訳にはイカナイ...
あの場に生でいたことだし(笑)


代々木のスケート試合会場ではそれほど強い存在感は感じなかった。
が、帰ってテレビで視聴すると、大変なインパクトが感じられた看板が2つあった(現場写真。クリックすると大きくなります)
今日、ネットでかなり話題になっていると聞いて、「さもありなん」


その2つとは、「かぶちゃん農園」(笑)と「豆しば」(笑)
どちらもネーミングのインパクトもさることながら、目立~つイラストが入っている。
このため瞬時(!!)に認識できる。


浅田真央ちゃんが近くを通ると、まあ~めだつことめだつこと!
この時の瞬間視聴率が関東で脅威の31%。
WBC並みだねえ。

そんなわけで調べてみると、まずは大量のブログ記事が。
とか、Yahoo!知恵袋で質問が出ていたり、WOM巻き起こりまくりがタノシイ。

聞くところによると、「かぶちゃん農園」でアクセス10倍、「豆しば」で数倍という。
フィギュア・スケートって改めてグレイトかも! と感じた次第である!

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正確には、フィギュアスケート世界国別対抗戦。
代々木体育館で開催。
生まれて初めて「生」鑑賞したので、その感想をば。


テレビでは、観客席の声があまり入らないので、まず驚いたのが「黄色い声」
特に、フランスの貴公子?ジュベール(男子)の演技終わりの瞬間は、背筋がゾクッ!とするくらいの音量!

こうしてみると、女性比率が異様に高いことに改めて気づく。
年代はけっこうまんべんなく、男女の比率は90%ってな感じ(あくまでも感覚です)
途中の休憩時間も女性方のお手洗いは長蛇の列で、こういう時皆さんタイヘンだなと。
スケートって、こういうファン層だったのですね~


もちろんクライマックスは、最後のこの3人。
安藤美姫、そしてロシェット(カナダ)、そしてトリはもちろん浅田真央!
素人目ながら、この3人では麻央ちゃんはレベルが違うなとわかった。
全てにおいて、ワンランク以上違う。
写真は試合直前の最終練習(クリックすると大きくなります。臨場感をお楽しみ下さい)の時から予感となり、本番の演技で確信となる。


また、トリプルアクセルを実際ナマでみた感想。
最初は、「よくわからない」
スルスルっと一瞬のことなので、ころばない限り成功に思える。

解説、スローがない分、この点ではテレビの方に軍配が上がる。
だが生の場合、いよいよ「飛ぶぞ」という緊張感・臨場感が圧倒的に違う。
どの選手でもこころの中で「うまくいきますように」と念じる自分に気づく(笑)
ここはほんと、ハラハラ・ドキドキ!
そして盛り上げようとする声援のライブさ加減を楽しめた。


帰り道は大混雑(当然)
だが、この麻央ちゃんの演技に酔いしれた数万人はたいへん満足して帰途についたのはまちがいない!



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2006-10-12に書いたアップなのだが、コンテンツの成長と衰退を考えさせられる ~ ENTERPRIZE 最終回(STARTREKシリーズ)で、テレビからはじまっていったん終了後、大量の新作そして映画10本程度まで作ったにもかかわらず、破滅したシリーズについてふれた。


その後、監督=J・J・エイブラムス、音楽=マイケル・ジッキーノという勢いのあるチーム(「LOST」)、脚本=アレックス・カーツマン&ロベルト・オーチが、キャプテン・カーク(なつかしい響き)の誕生をベースにした物語を映画化することになって、来月5/3にアメリカ、日本でも下旬に公開予定となっている。

予告編をみる限り、タイトな演出が垣間見え、かなり期待できそうとは思っていた。
そしたら、アメリカではブラインドの試写会があって絶賛されたらしい(いた人はビックリしただろうなあ)
とか、既に続編製作が決定したとか、少しずつ話題になりはじめている。

何年もかけて築き上げた品格を自ら失速→破壊してしまった過去があるだけに、「復活」できるか?
少なくとも言えるのは、このポスター(写真)、かっこいい!(笑)

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アカデミー賞10部門で候補になっただけで驚きなのに、結果 8冠、しかも主要部門ほとんど独り占め状態の感動映画?『スラムドッグ$ミリオネア』が昨日から日本公開、ということでさっそく。

クイズショー“クイズ$ミリオネア”に出演するシーンに、主人公ジャマールのスラム少年時代から現在までをからませていく展開は予告編から予想できる通り。
このスラム~放浪する少年時代の過酷さが際立っていて、強い印象を残すシーンが多い。
その中を、しぶとく力強く生き抜く姿は、どうしても盛り上る(映画の定番手法だね:写真)
またかよダニーボイル!と思えるシーンもあって苦笑。

一方で、それらのシーンを元にインドを馬鹿にしているとして、この映画が批判を浴びてもいる現状がある。
確かに、過去はもちろん現代社会でもインドの警察があんなに横暴なのだろうかとか、疑問符がつくシーンがけっこうある。

ただ、いまだにカースト制度が根強く残っているらしいインドなので、外部からはわかりにくい。
それがインドなのだ。
そして1500人もの農民が集団自殺(凶作のため)という未確認情報も飛び込んでくると、ますますわからなくなってくる。

正直この作品を絶賛する気にはなれない。
が、こうして映画を通していろいろな考えを巡らすことができるのもなかなかヨロシイこと。



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