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日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



第60回を迎えたカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式ノミネートされていた、河瀬直美監督「殯(もがり)の森」がグランプリを獲得して2日もたたないうちに、今晩NHKハイビジョンで一般公開前に放送されました。

どういう事情かはわかりませんが、カンヌグランプリを穫った作品をほとんどタイムラグなく鑑賞できるなんで....
今日はとにかく必死に家に戻って(汗)鑑賞いたしました。

「殯」は、「喪」のような意味。
一言でいうと、「死」そして「死後残された者」という重いテーマを日本の自然風景の中で静かに描いた作品ということでしょうか。
中盤ぐらいからぐいぐい引き込まれていきます。

個人的には、だいぶ違いはあると自覚しつつも、やはり同じくカンヌのグランプリを穫った「楢山節孝」(今村昌平監督)を思い出させました。
そういえば岩波ホールで観た「眠る男」とも似てるかも。

自然に帰る、というのは日本人独特の感覚なのでしょうか。
この作品は、上記の2作品よりさらに深く自然に入る感覚の映像であるとともに、ホント必要最小限のことしかセリフで表現しない点も私としては非常に好感が持てました。

今晩の放送を見逃された方へ。
来月6月23日から東京・渋谷シネマアンジェリカ、7月7日から大阪・九条シネヌーヴォにて上映とのことです。
せっかくのこの誠実な作品、このさいだから拡大公開しないかな.....

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あるサイトで批判的に書かれていたので一瞬躊躇したのですが、手を出してしまいました。
このブログでもipod itunesというカテゴリーを設けているくらいの私なもんで...

タイトルは、「iPodは何を変えたのか? 」
著者は、スティーブン・レヴィ氏。その感想をば。
日本語版の初版は今年4月。


実は、あの9・11の翌月に発表されたiPod。
その発売前後のドキュメントからはじまります(第1章 パーフェクト)、
今にして思うと、もしそのころからブログをやっていたら、きっとそのへんの発売後の実感そして感動も継続して書いて記録していたのだろうなあなんて思わせます。

1982年のUSフェスティバルの際、「グレイトフルデッドと朝食を」というイベントでジェリーガルシア(!)が宣言した言葉「テクノロジーは新しいドラッグだ」という名言を引用しつつ、iPodの「自分の総ライブラリー所持」そして「シャッフル機能」などが所有者にどういう刺激を与えているのかを論述しています。

ウォークマンは音楽を家から飛び出させ、「外」で自分の好きな音楽を楽しむトリップ?を実現したある意味「革命」だったわけですが、その開発時の話からヒットに至るまでの経緯を紹介しており、かなり読ませます。

そして、iPodが「外」に加え「自分の総ライブラリー所持」そしてその延長上で起る「自分の好みの音楽をシャッフルする楽しみ」が現在の世の中を席巻し、「現象」とまで呼ばれるまでになった理由を解き明かします。
(第2章 パーソナル、第4章 クール、6章 アイデンティティ、第8章 シャッフル など)

そうとうおもしろいiPodの開発過程(第3章 オリジン(起源))、itunesと音楽界との交渉過程(第5章 ダウンロード)、ポッドキャストについて(第7章)というような章もあり、おおむねiPod WORLD を紹介しているのではないかと。

現在のこの現象を実感している人、あるいは興味がある人にはぜひお勧めです!

そして蛇足でいうと、もうすぐアメリカで発売されるはずのi phoneもタノシミ! 
ここまでの影響力はないだろうけれども。

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昨日早朝の、UEFA チャンピオンズリーグ2006-2007 決勝!!
A.C.ミラン vs リバプール。

眠い目をこすりながらも唖然とした2年前。
その時の雪辱を果たしたA.C.ミランの選手たち。
満足そうでした。


怪我から復帰したインザーギの2ゴールがどうしても話題の中心になりますが(イギリスでのハンド騒ぎ、笑えますね~)、やはりキーマンはカカ。
昨日の試合ではボールを持つ時間は短かったものの、持った時のさばきはリバプールにとって恐怖の時間。
1点めもカカが倒されたフリーキックからのものでしたし、2点めもインザーギにラストパスを出したのもカカ。
素晴らしい活躍ぶりでした。

いつもよりイマイチだったのはセードルフ。もっと早いタイミングで下げるべきではなかったか。
ガットューゾは1枚カード貰ってからちょっとおとなしくなりましたが、逆に後半は攻撃にも貢献。
オッドのドリブルからのクロスも十分に危険でした。
そしてネスタ、ピルロ、マルディーニ...やはりすごいメンツですね。
ああ行きたかったなあ、アテネ....
でもでも!! 日本に来るなんて....う~ん楽しみ。
正直、一昨年の日本でのリバプールは手抜きだったと思っているのでミランで本当に良かった。

セリエがくたびれちゃっている中、去年のドイツWCイタリアでの優勝そして昨日のA.C.ミランの優勝は明るいニュースですねえ。
来年の決勝はどこでやるのだろうか。ああ行きたい(しつこい...)

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UEFA チャンピオンズリーグ2006-2007 決勝の組み合せは、A.C.ミラン vs リバプール。
目をこすりながらも唖然とした2年前を思い出します。
リパポが前半3 vs 0から追いつき、PKで勝利という劇的勝利から2年、その因縁の対決が間もなくキックオフとなります。

リーダーの指導力という話になると、引き合いに出されるようにまでなった、ベニテス監督のハーフタイムでのコーチング。先日のアエラでも取り上げられていて、ビックリ。

そのベニテス率いるリバプール。
今年 3チーム残っていたイングランド勢のうち、残ったのはなんとこのチームでした。
ミランは今年は例の事件でリーグ優勝もありえず、このタイトルへの渇望は大きいでしょう。
年末に日本に来るのは、ミランかリバプールか?!
できたらPK戦ではなく、決着してほしいものです。

ああ行きたかったなあ、アテネ....
来年の決勝はどこでやるのだろうか。

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こちらをのぞいていただいている方ならわかっていただいていると思いますが、私はモーレツなモーツァリアンで、毎日聴かない日はありません。

そんな私が、先週木曜夜にi-podの音楽フォルダ選択の際に、何故かモーツァルトが一切はずれた構成となり、「まあいいや」と放置したまま、i-podを金土日月持ち歩いてしまいました。

ついに昨日月曜、日中わけのわからないストレスに悩まされ、夜「もしかして?!」とi-pod設定フォルダを変更し、今日の朝を迎えたところ.......



i-podを立ち上げたとたん、湧き出たものが.....

「ストレスの原因はこれだったんだ~~~~~~ア~~~~~~!!!」(心の中の雄叫び)


う~む....ありていに申し上げて、「モーツァルト禁断症」は実在する....

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普段小説をほとんど読まないし、文章力もご覧の通り貧弱な私。
決して小説を書くことは一生ないと確信できるにもかかわらず、なぜかタイトルに引かれてこの本を手に取りました。

その理由は、ブログをこうして何年か書くこと通して、私なりではありますが「文章」に目覚めたからだと思います。


作者は、ダ・ヴィンチ編集部となっております。
4部構成となっていて、前半が「書く」ノウハウの伝授?

まず第1部 はじめてでも書ける!小説の書き方
書き出しでどう読者をつかむか、実際の小説を多く引用し解説しているので、非常に楽しめるエンタテイメントとなってます。

それだけでなく、さらに海外翻訳小説に学ぶ「テーマ」設定のサジェスチョンなんて部分もあり、この第1部、圧倒的にオモシロかった!

次に第2部 作家が教えてくれる、小説の書き方。
作家が明かす「私の禁じ手」とかいう部分はもう興味津々...


後半に入ると、実際に応募する時のテクについての解説
第3部 プロの作家になるために。
第4部 あなただけに教える文学賞攻略法

ということで私的には、前半がヨカッたです。
後半はカンケイないので。

最後についている、「メッタ斬りコンビの新人賞傾向と対策」
この記事も含め、読み通して痛感したのはアタリマエのことですが、文学ってタイヘンな知的労働世界なのだなと....

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昨日早朝のUEFAカップ。
同点まで持ち込みながら、PKで破れたエスパニョール。
惜しい闘いでした.....
もともと地力では差のある中、大健闘と言えましょう!!

一方、カタルーニャ地方のリーガ2チームのもう一チーム、バルサはコパ・デル・レイ、CLをのがし、あとはリーガ制覇が望みです。
そこに立ちはだかるは、レアルとセビリア。

バルサは、あと4試合勝ち続けるしか有りません。
得失点差で、ついにレアル・マドリッドに首位を受け渡し、2位になってしまったバルサ。
残り試合は、
第35節   vs アトレティコ・マドリッド
第36節   vs  ヘタフェ
第37節   vs エスパニョール  なんとダービー!
第38節   vs  ヒムナスティック

レアルの相手は、
第35節   vs レクレアティボ
第36節   vs  デボルティボ
第37節   vs サラゴサ
第38節   vs  マジョルカ

どちらのチームも、セビリアにこのままUEFA カップとコパ・デル・レイ、そしてリーガ優勝をゆるすわけにはいかないのは間違い有りません。
はてさて....

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通常の恐怖映画の恐怖とは全く違い、なにげない日常の次元から次々とかましされ続け、久々にハマった映画「隠された記憶」。(DVD:「隠された記憶」 じわじわときいてくる恐怖そしてクライマックス。2007-04-21)


勢いにのって?、ミヒャエル・ハネケ監督のこの前作でやはりカンヌのグランプリを穫っている、「ピアニスト」のDVDを鑑賞いたしました!


ハイミスと青年の恋愛ものということで、公開当時も宣伝されていたので油断しちゃったのですが、「これまたトンデモ!!!」

いやこれまたというより、「隠された記憶」より激しい。
演出はさえわたり、実に硬質な空気の中、この「トンデモ」が何連発か? かまされるのですが、この演出力があってはじめて説得力をもつような内容だけに、その狙いの鋭さに感心しきりではあります。最近にはめずらしい「すごい」監督かなと。
こんなヒリヒリ感を感じさせる映画はめったにないですね。

そのハネケ監督、現在ちょうど渋谷のラブホテル街のド真ん中にある映画館で、過去の映画の連続公開の企画がされたりして、今はちょっとブームぎみ?!
私もDVDで過去の映画を追うことを考えていたのですが、過去の映画の評をチラチラ見るだけで、「またか」(というか、そこから始まっているわけですが)という過激づくしの作品陣。

ということで、パスしときました。
ただし、次の新作は見るぞ~!!


最後に。
「隠された記憶」のリメイクをロン・ハワード監督(ダビンチコードで馬脚を表した監督)がやるという話があるそうですが、そんな悪い冗談のような話が実現しないように祈ります!



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図書館で借りGWに読んだうちの一冊ですが、出来が良かったのでご紹介いたします。

著者はクレイグ・マクギル氏, 翻訳が田邊雅之氏。

タイトルの通り、ビジネスサイドからサッカーというスポーツを俯瞰、検証していると言えます。

章でいうと、
第1部 サッカー界の主役は誰だ(選手の収入高騰他)
第2部 ピッチの芝生は黄金色(サッカーは金のなる木;八面六臂のテレビ業界他)
そして
第4部 サッカーを取り戻すためのファンの闘い


途中にはさまる第3部は、「サッカーの敵」や「サッカーが世界を解明する」などでも克明に描かれている人種問題、フーリガン問題についての章。作者がグラスゴー生まれなので、特にセルティック vs レンジャーズまわりの宗教問題について簡潔に描かれています。

最もおもしろかったのは、書き物としては私はこの本で始めて読んだのですが、2006年ワールドカップ開催国にドイツが決定した時の裏話。
実にドロドロした話で、もともと日本の次はアフリカと言われていたなか、どういう経緯でドイツになったか興味深く読ませていただきました。

ということで、発行が2002年1月の日本でのワールドカップ直前ということを差し引いても、サッカーマニアにはお勧めの本と言えましょう!
 
2002年ワールドカップの開催の成功を期待する分章で締めくくられるあたり、なかなかぐっときます。
あと時制のずれからくるおもしろさでいうと、まだこの時点では、マンチェスター・ユナイテッドがまだアメリカ資本には吸収されておらず、BスカイBによる買収を回避できたことによって、ファンの権利が守られたというスタンスの記述があるのですが、ここも時代の変化を感じます。

あまり買収当時と比べると静かになっていますが、「アメリカ型のエンタテイメント化」ひいては「アメリカ型の社会発展」という文脈でとらえ、一種の「文明の衝突」という文脈でも捉えると大きな事件であり、引き続きウオッチしていく必要があるなとあらためて痛感した次第です。


最後にちょっとだけ本から引用。
作者ではなく、サッカージャーナリストの言葉ですが、
「非常に気の重い話ですが、サッカーは、規制を設けないうちに市場の力に屈してしまった他の産業がたどった轍をふむことになると思います」

こうならないように願いつつも、心配の種は尽きないサッカー界ではあります。


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大混戦のドイツ、ブンデス・リーガ。
いよいよ大詰めとなっています。
上位3チームがもつれあうようにして、現時点で以下の状態です(数字は勝ち点数)
シャルケ04        65
シュトゥットガルト       64
ブレーメン         63
バイエルンは既にここから9ポイント置いてかれて、来季はUEFA組にまわっています。

上位3チームの勝ち点差は、3チーム間で2点しかありません。
そして残試合数はあとたったの、2!

直接対決は既に終了しており、各チームの対戦相手は、
            今週末       来週末(最終節)
シャルケ04    B・ドルトムント  A・ビーレフェルト
シュトゥットガルト  ボーフム     エネルヒー・コットブス
ブレーメン     フランクフルト   ヘルタ・ベルリン

各チームとも、最終節はホームでの闘いとなっております!! これはアツい......


どこが有利かと強いて言うならば、そりゃ2連勝すれば自動的に優勝するシャルケ04となります。
来年からは新スポンサーがつくことになっており、金銭面でも優位に立つことになるシャルケ。
ここでぜひとも16年ぶりのリーグ優勝をしたいところですが....

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またまたGWに読んだ本の読後評を。
タイトルは、「この国の未来へ ~持続可能で「豊か」な社会」
著者は、佐和隆光氏。

本物の「豊か」な社会を実現させるための処方箋?!(そんな簡単に出来るのか)を、教育、福祉、グローバル化、エネルギー、地球環境問題など、21世紀の重要問題を取り上げるという野心的な本。
これもタイトルに刺激されて手に取りました。
発売は、今年2月。


感想は...
まとまっている点においては良いとは思うが、総花的すぎて示唆レベルで終わってしまい、突っ込んだ議論にならない。
もともと1つのテーマだけで一冊の本になるような内容をわずか200ページでやっているからして、無理がある。
このため、読んでいる方はさらりと読んでしまいほとんど何も残らないか、ものすごく消化不良に陥るのどちらかと言ってしまっていいだろう。

著者が今ここでこういう形でまとめたかったのは良くわかるが、東京大学ー京都大学経済研究所所長ー立命館大学政策科学研究科教授という日本でもそうとうのキャリアの人物からの提言だと考えると、かなり残念に思ってしまう。


比較するのも何だと思うけれども、例えばこの一年ぐらいで私にかなり刺さった本でいうと、アルビン・トフラー(意外にも)の最新著「富の未来」は後半の2冊目がかなり響く箇所があった。

トフラーも高齢になり、もうすぐ80才。
次世代への想いをこめたことが想像できるこの「富の未来」の2冊目の後半部分は、「富」がどこで新たに発生し動きていくか、という視点から未来を予見させる含蓄に富んだ分章が連続していた。

例えば、ということで引用いたします。

「知識の市場は拡大しているだけでない。同時に変容しているのであり、これも富の体制の基礎的条件のうち深部の要因が変化しているためである。
未加工のデータから抽象化された高度の知識まで、あらゆるものの収集、組織化、普及が社会と市場でいまほど急速に行なわれたことはなかった。経済のどのセクターにもみられる変化の加速に見合っており、それ以上に急速ですらある。時間がナノ病単位までに圧縮されているのである。同時に、知識があらゆる境界を越えて普及しており、この点でも、あらゆる形態の知識が広まる範囲は空間的にみて拡大している。
それ以上に重要な点は知識に関する知識の変化と、知識が組織化される方法の変化であり、長年にわたって確立していた分野の壁はつぎつぎに炎に包まれて崩壊している」

(富の未来 後編 129p)

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「ゴーンマジック」に対する批判がこのところ急速に高まっています。
始まった当初からずっとゴーン氏の施策をウオッチしてきましたが、一貫してやってきたことはリストラにすぎないとずっと思ってきましたが、いよいよ馬脚を表したという感想です。

そもそも、どんな「車」をどう売るのか、というビジョンはほとんど聞こえてこないここ数年でした。

最近で一番ビックリしたのが、同時に5車種を発売したことです。
前線のディーラーの都合を一切無視しての愚挙だったと確信します。
どの車がどれなのかサッパリわからないような発売の仕方に、「ここまでつらくなってきているのか」の想いが大きく拡大した瞬間でした。
そしてその後どこかでも批判されていましたが、本国と日本の業務を掛け持ち、行ったり来たりして経営を行なうなどの両方にとってマイナスとしか思えない末期的経営判断を繰り返してきました。

国内販売数字を継続的にみてきたのですが、ここ1年以上毎月競合他社より大きく割り込むマイナス数字になってきました。
そして結果、最近発表された06年度の世界生産実績で、競合他社に大きく負ける結果となっています。

はっきり言って、ゴーン革命は最初から存在しなかったと思います。
ゴーン登場の1999年以降、「リバイバルプラン」、「日産180」「バリューアップ」と経営計画を提示してきましたが、どの施策も数字に終始したものばかりで、具体的な「車」を売るマーケティングを元にしたビジョンに決定的に欠けています。
7年間ただリストラのみに終始してきたと言われても仕方ない状態です。
(デザインを個性的にしたからといって、それはマーケティングとは言わない)

これまで社内公用語を英語にしたり、かなりめちゃめちゃなことがまかり通ってきた中、痛みを伴う施策を繰り返してきた結果がこれというのは、今残っている社員ももういない社員にとっても浮かばれない状態ですね....


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GWということで何冊が読破中なのですが、そのうちの一冊を。

Apple創世記をまとめるものの、首になりその後PIXARとかかわり,DisneyとつながりつつAppleへの復活を果たし、iPodのプロジェクトで音楽業界を再編成するとともにDisneyを翻弄し取締役になり、さらに今度は携帯電話メーカーまで震撼させる男、スティーブン・ジョブズ。

彼を描いた「 iCon 」を前に読んだ感想を一言でいうと「超強力なネゴシエーター」(スティーブ・ジョブズ iCon(本)感想。  Apple,PIXAR,Disneyファンは必見か。 2006-09-24)

この彼の強烈さをクローズアップしたのが、この本「スティーブ・ジョブズ神の交渉術」(著者は、竹内一正氏。)
なんともスゴいタイトルですねえ!

彼の常識はずれの行動を読み進むうち、「神」というよりは「悪魔」にしか見えなくなってはきますが....
わかっているつもりでも、コンパクトにダークサイドが次々と列挙されていくと、一人のAppleファンとしてどうしても落ち込んでいく自分に気づいてしましました。
「 iCon 」でもほぼ同じ様な内容が表記されてはいたのですが、人な部分だけ抜粋して提示されるとさすがにまいります。


そんな中、別の平行して読んでいる本にもちょうどスティーブン・ジョブズのコメントを載せている記述があり、「神」本にない表現で「なるほど」とナットクさせられた的確な内容がありましたので、ちょっと引用しますと、

「平均的な能力と最高の能力との格差はせいぜい1:2に過ぎないが、コンピュータ関係の創造的な分野では、この格差が1:50にも1:100にもなる」

これはめちゃめちゃな彼の行動の理由について、いい答えになりますね!


この「神」本にも、スティーブンが学生向けにしているオモシロイ表現が最後の章に。

「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」

つい最近に日経新聞で、Appleの今後を予測する記事がありました。
3つのリスクについて言及していますが、スティーブが経営から手を引いた場合のリスクがそのひとつとして上げられています。
ただし、彼はまだ若いですし、誰も止められないことと(笑)、上記の学生に贈った言葉を彼が実践してきたことからするとそんなことはありえないと思います。
彼にとっては、何かを成し遂げることがDriving Forceであり、名誉でも金でもないからです。
たのもしいといえばそうだし、恐いともいえる存在かなと...


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昨日早朝、UEFAチャンピオンズ・リーグの準決勝 2nd legでA.C.ミランが2戦合計5 vs 3として2年前と同じリバプール(イングランド)との決勝という結果になりました。
決勝は今月23日にオリンピックの開催されたギリシャの首都アテネで行なわれます。
(写真はそのスタジアム)

昨日、夜に2年前のリバプール優勝の軌跡というDVDを見返して改めてその時の決勝をチェックしたのですが、すごい試合でした。
今回のマンチェスターU 戦は2点のリードで前半折り返したのですが、その時は、3 vs 0 と圧勝。
もう優勝が決まったかのようなスコアから、後半主将(ココがポイントかも)ジェラードのヘッドから始まって2分後には2点め、そしてPKで同点という後半の展開はとってもスリリング!
早朝にウトウトしながら度肝をぬかれたのを思い出しました。
フツーは昨日のマンU みたいに後半もリズムつかめないまま、どぼどぼ撃沈していくのですが。

そういえば今年は、DVDで「優勝チームの軌跡」が発売されていませんが、これはおそらくバルサ側のコントロールの結果なのでしょうね。
今年のバルサの優勝ビデオ 「FCバルセロナ ~05/06 UEFA CL優勝への軌跡) 」 というのはあるのですが、これがバルサTVの延長上としかいえない内容で、画質イマイチ(レンタルしたけど)に対し、03-04 ポルト、04-05 リバプールとコレクションしてきたシリーズは画質はもちろん良い上に、内容がコンパクトにまとまっていたこともあって残念ではあります。

なので今年はハイネケンの懸賞の商品 All the Goals をゲットし、それで05-06シーズンについてはすませてしまった私なのですが、今からでいいから「バルセロナ優勝の軌跡」を元のフォーマットで発売してくれないものだろうか...

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思いつくままに、5月のヨーロッパを中心とした各国好カードをご紹介いたします。
(南米ももっとやりたいのですが、情報不足....)
日程は当然、変更の可能性が当然ありますが、ご了承下さいまし。
今月は月アタマからクライマックスのCL準決勝そして決勝、そしてUEFA CUPも同様に。
はたまたいよいよ終盤を迎える各国リーグか。


まず、今晩 5/1 (火)に最高の試合が....
!! CL決勝リーグベスト4 第2戦
リバプール、ホームでまたまた逆転して決勝へ?!?!

5/2 (水)もまたまた最高の試合が....
!! CL決勝リーグベスト4 第2戦
A.C.ミラン、ホームでマンチェスターを墓場へ?!?
決勝がイングランド×2は避けたい私はどうしてもミラン派!!

ダメ押しで、5/3(木)はUEFA CUP!!!
ブレーメン、ホームだが前試合が3 vs 0でなはかりキツイ。
オサスナはチャンス!! セビリア下して決勝か?!

5/5 (土)イングランドの試合が。
マンチェスターUは、シティと対決。けっこう熱そう。
チェルシーはなんと翌日の5/6、アーセナルと対決。

5/6(日)
スペインでこれぞな試合が。
レアルマドリッド vs セビリア!!
う~ん、たまらん....


5/9(水)AFCチャンピオンズリーグ。
ペルシク・ケディリ vs 浦和レッズ
川崎フロンターレは、ホームでアレマ・マランと。

そして続いて深夜、イギリスのリーグのピークが。
チャルシー vs マンチェスターU
これぞ天皇山!!!これで今季の優勝チームが決まるかな。

5/13 イングランド最終節。
ここで最終確定....

翌5/16(火)。
北京五輪アジア2次予選 vs 香港

深夜には、UEFAカップ決勝! どうころんでも、スペイン制覇のようですね。
翌5/17(水)。
AFCチャンピオンズリーグをかけた闘い。
浦和レッズ(JPN) vs シドニーFC(AUS) at 埼玉スタジアム!

5/19 ブンデス・リーガ最終節。
スペイン同様の3つどもえ(シャルケ、シュテュッドガルト、ブレーメン)の戦いも、
ここで最終確定....

5/23 (水)  やはりAFCチャンピオンズリーグをかけた闘い。
バンコク大学 vs 川崎フロンターレ at バンコク

そして!!夜には、UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝!!!
どっちにころんでも間違いなく、ヤバい試合。

 
5/27 スペインリーグ セビリア vs サラゴサ う~んオモシロイ


ということで、今月も大変な一か月です......

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